2025年に導入され、マリアローザ争いに大きな影響を与えたRed Bull KMが、2026年のジロ・デ・イタリアでも引き続き採用されることが公式に発表された。
Red Bullが提供するこの特別なスプリントポイントは、第10ステージの個人タイムトライアルを除く全20ステージに設定され、レース終盤の緊張感をさらに高めることになる。
フィニッシュ手前の戦略的な配置変更と、勝負を左右する最大6秒のボーナスタイム
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— Cyclism’Actu (@cyclismactu) April 20, 2026
Red Bull KMは、Red Bullのアーチが設置された特別区間だ。上位3名のトップから3位までにボーナスタイムが付与される。
- 1位 : 6秒
- 2位 : 4秒
- 3位 : 2秒
これは大きい。19ステージにRed Bull区間が設けられるので、全部1位だと114秒、2分近いタイム差が得られることになる。
今大会では、フィニッシュラインでのボーナスタイムを除けば、総合成績のための秒数を獲得できる唯一の中間機会となっている。
例えば第4ステージでは残り11.6km、第7ステージでは残り11.9kmなど、勝負所の極めて戦略的な位置に設定されている。
これにより、総合優勝を狙うエースたちはレース終盤で自ら動き出し、わずかなタイム差を巡って激しい戦いを繰り広げることが予想される。
このRed Bull KMがいかに重要であるかは、昨年のレース結果が証明している。
2025年大会において、UAE Team Emirates – XRGのアイザック・デルトロはこのポイントを通じて合計14秒ものボーナスタイムを獲得し、新人賞獲得と総合2位という成績に大きく貢献している。
ただ、最終的にはTeam Visma | Lease a Bikeのサイモン・イェーツに大逆転を許してしまい、ボーナスタイムで獲得した合計46秒も意味をなさなかったけれど。
主催者は、より終盤に近づける配置変更について「各ステージの最も重要な局面での戦いをさらに激化させる戦略的な決定である」と語っている。
レース最終盤のRed Bull KMへ向けた激しい位置取りとアタック合戦により、今年のジロ・デ・イタリアは昨年以上に爆発的で予測不可能な展開となるだろう。
Red Bull KMの設置位置は、下記の公式サイトで確認を。




コメント
ビンゲゴーの一人勝ちにならなければいいのですが‥