香港で開催されたUCIトラックネーションズカップの男子ケイリン予選において、大規模な落車事故。
その後、自転車を担いでフィニッシュラインを駆け抜けるという珍しい出来事が発生した。
自らの足で走って2着に入ったのは、中立選手として出場しているニキータ・キリルツェフ。ルールに則った彼の機転と行動が、大きな話題を呼んでいる。
クリート靴で時速18kmの激走
この投稿をInstagramで見る
男子ケイリンの予選ヒート中、7人の出場選手のうち6人が巻き込まれる激しいクラッシュが発生。
フランスのトム・デラッシュが唯一落車を免れて1着でフィニッシュし、予選通過枠は残り1つとなった。
この混乱の中、ロシア出身のニキータ・キリルツェフは、自身の自転車のトップチューブを掴むと、トラックの最終コーナーからホームストレートにかけての200mを自転車を担いだまま走り出した。
まあ、動画を見てもわかるように速い。
サイクリング用のクリート靴を履いた状態であったにもかかわらず、彼は1kmを3分20秒のペースで駆け抜け、自ら自転車に乗り直してレースを再開したアメリカのジェネウェイ・タンに約2秒の差をつけて、自らの足で2着でフィニッシュラインを越えた。
この一見すると反則にも思える行動だが、UCIの規則第1.2.109条には「選手は自転車を携行している限り、徒歩でフィニッシュラインを越えることができる」と明記されており、完全にルールに則った正当な結果として認められている。
彼の咄嗟の判断とルールの把握により、キリルツェフは続く敗者復活戦へ進出し、最終的にこの種目で総合8位に入っている。
なお、男子ケイリンの優勝はオランダのハリー・ラブレイセンが飾った。
2016年のツール・ド・フランス第12ステージでクリス・フルームがモン・ヴァントゥを走って登った出来事を思い出しますね。
And then there was 2016 🏃♂️🤪🤣 😵🙅♂️ #MontVentoux #BastilleDay @LeTour pic.twitter.com/zkbOF1B9j4
— Chris Froome (@chrisfroome) July 14, 2023



コメント