ベルギーのウルトラエンデュランスアスリート、マチュー・ボンヌ(Matthieu Bonne)が、1 週間の走行距離でギネス世界記録を更新した。
これは2022年11月にリー・ティミス(LEIGH TIMMIS)が作った3,589.464kmを抜いている。
7日間走行の世界記録更新
この投稿をInstagramで見る
マチュー・ボンヌは、米国のアリゾナ州フェニックスとその周辺で3,619 kmを走破している。彼はすべてのライディングをペースを落として行っている。
初日は、時速30.7km/hの平均速度で 570kmを走破。18時間41分走っている。3時間眠ってすぐに2日目を走りだす。
アリゾナの砂漠だけど、2日目は雨と風。それでも2日目に534km。19時間20分。
3日目には嵐となり数時間休憩。その後、走り447km。17時間4分。
4日目。513km。18時間28分。
5日目。501km。18時間12分。
6日目。510km。18時間30分。
7日目。543km。20時間25分。
1日の平均睡眠時間は2時間30分。よくもまあ、こんな状態で走れるものだ。マチュー・ボンヌがパンクしたのは、6日目だけ。
サポートチームが交換に要した時間は5分間のみ。
7日目も、ほぼ寝ることなく夜中まで走行。新しい世界記録の3,619 kmを記録している。Stravaの記録を見ると、全てのコースは平坦ではなく常に登りがあり、平均1,600mくらいの獲得標高がある。
マチュー・ボンヌは極端な挑戦に果敢にチャレンジしている。ベルギーの特殊部隊の訓練を受けるテレビ番組に出演したこともある。
彼はアイアンマンを完走し、アイガーとマッターホルンの山々を登り、2020年にはベルギーの外周 (1,224 km) を 53時間3分で走っている。
なんとも、凄い人だ。
コメント