CANYONは、チタンのスペシャリストである IperionX とのパートナーシップを提携した。
これにより、CANYONからチタン製のバイクが将来登場する可能性がありそうだ。
IperionXとのパートナーシップ提携
IperionX is proud to partner with @canyon_bikes to create a more #sustainable titanium #supplychain for the #bicycle industry. By utilizing our 100% recycled and low-carbon titanium, Canyon can drive innovation in material production while meeting their environmental goals. pic.twitter.com/zLSJO23SXh
— IperionX (@iperionx) March 28, 2023
IperionXのツイートでは以下のように投稿。
「IperionXは、パートナーとしてCanyon_bikesと提携。
Canyonは、自転車業界において、より持続可能なチタンサプライチェーンを構築することを目的としている。Canyonは、当社の100%リサイクルされた低炭素チタンを利用することで、環境目標を達成しながら、素材生産のイノベーションを推進することができます。」
CANYONによると、両社は3Dプリントなどの付加製造によって、リサイクルされたチタン金属粉末から作られた部品の開発に取り組んでいるという。
このプロジェクトは、「自転車のフレームを含め、CANYONの自転車部品のプロトタイプを作成する」ことを意図しており、これは、フレーム全体がカードに記載されているわけではなく、ラグやドロップアウトなどのフレームのサブアセンブリが含まれている可能性があると解釈できる。
完全なチタンフレームがすぐに出来るという訳ではなさそうだ。まずは、チタン製の3Dプリントできるパーツから作成される可能性は高い。
多くの金属は、必要な品質で100%リサイクルすることが難しく、バージン材に混ぜたり、ダウンサイクルにしたりしている。
チタンについては、IperionXだけがクローズドループでチタンを100%リサイクルする技術を持っており、技術力は高い。
フレームの素材として、チタンは、その強度、重量 (スチールの約半分)、および耐腐食性のため、望ましいものであり、腐食防止剤としての塗料を必要としない。
2025年6月までCANYONコンポーネントのプロトタイプ作成に合意しているので、どんな製品が出てくるのか注目しておきたい。
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