タデイ・ポガチャルが、2025 ツール・ド・フランスでモン・ヴァントゥの二度目の登坂を制した際に乗っていたバイク、COLNAGO Y1RSがオークションに出品されていた。
これが落札されたのだけど、なんとまあ$190,500だから約3,000万円で落札されている。
Y1Rs Stripped Black
Tadej Pogacar’s Colnago Y1Rs bike that he rode this year on Mont Ventoux was sold for $200,000 at auction. 🤑 At first, you would say this is an absolutely ridiculous price but if it makes you sprint like this, it’s definitely worth it! pic.twitter.com/X5lSOE1xjz
— Mihai Simion (@faustocoppi60) December 5, 2025
当初、sothebysはこのバイクの落札価格を15,000〜20,000ドル(約230万〜310万円)と見積もっており公式サイトに書かれていた。
しかし、オークション最終日に事態は急変。
90,000ドル付近で推移していた入札額は、終了間際のスプリント勝負さながらの入札ラッシュにより急騰。最終的に190,500ドル(約2,960万円)という、破格の値段となった。
これは、高級スーパーカー並みの価格なのでは。
比較として、同じオークションに出品されたチームメイト、ジョアン・アルメイダのバイクの落札額が21,590ドル(約335万円)であったことを考えると、ポガチャルの付加価値がいかに桁外れであるかが分かる。
A Colnago Y1Rs usada por Tadej Pogačar na etapa do Mont Ventoux no Tour 2025 já recebeu lance de US$ 70 mil na Sotheby’s. A bicicleta soma 66 lances e o leilão termina amanhã. Corre que dá tempo!https://t.co/J8q1qgBQJV
#bikemagazinebr pic.twitter.com/8D5XQ0L5F1
— Bikemagazinebr (@bikemagazinebr) December 4, 2025
何度も書いているけど、Y1Rs Stripped Blackの最大の特徴は、軽量化への執念。通常施される塗装を極限まで削ぎ落とし、カーボンの地肌が透けて見えるRaw Carbon仕上げを採用。
これにより、フレーム重量を数g単位で削減。漆黒のフレームには、世界王者の証である虹色のアクセントが施されている。
このバイクは、彼が4度目の総合優勝を果たした2025年ツール・ド・フランスの山岳ステージや、ルワンダで開催された世界選手権でも使用されたとされる、まさに勝つためのバイクだ。
しかし、定価の10倍以上の価格がつくとは~。将来は博物館行きかな。





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