2022年シーズンは、オンループ・ヘットニュースブラッドからロードシーズンを開始し、いきなり優勝していたワウト・ファンアールト。
だが、今年オンループ・ヘットニュースブラッド、クールネ〜ブリュッセル〜クールにワウト・ファンアールトの姿はなかった。
さらに、ワウト・ファンアールトはストラーデ・ビアンケも出場しないという。ワウトに何が起こっているのか。
ワウト・ファンアールトの出場レースは
🗣️ A message from @WoutvanAert, who’s preparing his road season at the Teide.
Change of plan: his first race to come is Tirreno-Adriatico!🇮🇹 pic.twitter.com/jzgUekuMe4
— Team Jumbo-Visma cycling (@JumboVismaRoad) February 27, 2023
ワウト・ファンアールトは、ストラーデビアンケ欠場をチームツイッターで報告。
皆さんにお知らせがある。ストラーデビアンケを走りたかったけど、今シーズンのスタートはティレーノ・アドリアテッコになる。
残念ながら、テネリフェ島でのトレーニングキャンプが始まった数日間、体調がすぐれなかった。
幸いなことに、それほど悪くはなく、すぐに気分が良くなった。しかし、それは私のトレーニングに影響を与えた。シクロクロス世界選手権に続いて休憩を取った後、シーズンに向けての準備で再び数日を失った。
ティレーノで可能な限り最高の状態に到達できるように、高度にとどまる方がよいと判断した。
ストラーデビアンケで最高のパフォーマンスを発揮することは不可能だと考えている。勝つためにレースをしたいが、今のところそれは不可能だ。
もう少し時間が必要だけど、時には計画を変更する必要がある。ストラーデ・ビアンケでベストを尽くすことは不可能だと思うが、春のフランダースクラシックを元気よく楽しみたい。沿道のファンに会うのも楽しみだ。
ワウト・ファンアールトのレーススケジュール
これにより、ワウト・ファンアールトのレーススケジュールは変更となっている。
- 3月6日 ティレーノ・アドリアテッコ
- 3月18日 ミラノ~サンレモ
- 3月24日 E3 サクソクラシック
- 3月26日 ヘント〜ウェヴェルヘム
- 4月2日 ロンド・ファン・フラーンデレン
- 4月9日 パリ~ルーベ
- 6月11日 ツール・ド・スイス
- 7月1日 ツール・ド・フランス
- 8月23日 ベネルクスツアー
Jumbo-Vismaは、ストラーデビアンケをワウト・ファンアールト抜きで戦わないといけない。
現在Jumbo-Vismaの暫定メンバーは
- アッティラ・ヴァルテル
- ティシュ・ベノート
- ミラン・ファーダー
- ハイス・レームライズ
- ヤン・トラトニク
2018年ストラーデビアンケ優勝のティシュ・ベノートが中心となっている。ディラン・ファンバーレは、ティレーノ・アドリアテッコに出場予定。
クリストフ・ラポルトは、3月5日パリ~ニース出場なので、これも不参加だろう。
残り2名が誰になるかわからないけど、ジュリアン・アラフィリップ、マチュー・ファンデルプールにJumbo-Vismaが対抗できるのか見ものだ。
コメント