第3ステージのスタート時点で山岳賞ジャージは、Cofidisのシルヴァン・モニケ。
シルヴァン・モニケは、前にできた逃げを単独で追ったけれど追いつかず。逆に山岳ではLidl – Trekのトレインに速さについていけずドロップ。
変わってロガラ峠を制したのはXDS Astana Teamのロレンツォ・フォルトゥナートだった。シルヴァン・モニケに変わって山岳賞ジャージを着用だ。
山岳賞争いに名乗りをあげる
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2021 ジロ・デ・イタリア第14ステージのゾンコランでプロ初勝利をあげたロレンツォ・フォルトゥナート。この時には総合16位で終えている。
2022年のジロは総合15位。2023年は総合21位。2024年は総合12位。こうなるとXDS Astana Teamとしては総合で10位以内に入ってほしいところだろう。
だが、これに今年は山岳賞という目標もあるようだ。
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ロレンツォ・フォルトゥナートのコメント
最後の上りでアタックして山岳ポイントを稼ぐつもりだった。 山頂にはペッリョ・ビルバオと私しか残っていなかった。 55秒のアドバンテージがあったので、ステージ優勝を狙うことにした。
下りはうまくいったけれど、平坦では強い向かい風と広い道に直面し、ほとんどチャンスがないことは明らかだった。 全開で10キロほど走ったところで、間に合わないと判断し、待つことにした。脚の調子を試してみたが、感触は良好だった。
ブルージャージを着ることができてうれしいし、次のイタリアステージをこのジャージを着てスタートできるのは嬉しい。 いずれにせよ、我々の主な目標はステージ優勝争いであることに変わりはない。
第6ステージまで2級山岳はないのでロレンツォ・フォルトゥナートの山岳賞ジャージは守られる。第7ステージの山岳ステージで活躍出来れば、総合でも順位が上がるはず。
XDS Astana Teamはワウト・プールスが山岳賞を狙うのかと思っていたけれど、あくまでプールスはジロ・ツール・ブエルタの全てでステージ優勝をあげることに集中するのかもしれない。
山岳で2枚のカードがあるのはXDS Astana Teamにとって有利。UCIポイントの獲得にもつながる。
コメント
グランツール限定で最終的なポイント賞・山岳賞の上位3名までにUCIポイントが入るのでそれを狙っているのかもしれませんね。
ジロならば、山岳賞トップで180ポイント、これに総合10位となれば180ポイント。結構なUCIポイントが獲得できますね。これは狙わない手はない。