Lotto Soudalは、2022年末でワールドツアーから降格する恐れがある。
まあ、ほぼ決定的なんだけど。しかし、ベルギー国営宝くじLottoの CEOである ジャニー・ハーク(Jannie Haek)によると、それほど気にしていないようだ。
現在の状況は
最新では、18位のCofidisとLotto Soudalでは、893ポイントも離れており降格するのは間違いないと思われる。
イル・ロンバルディアで、優勝して残りのレースも全部勝つというのは不可能だ。
だが、この点についてジャニー・ハークは以下のように語る。
これはあまり深刻に受け止めるべきではない。劣化?それは奇妙で誇張された発言だと思う。
サッカーのように2部に転落するわけではないんだ。そうですね、ワールドツアーに残るのが望ましいが、プロチームのトップに立つのは災難でしょうか?
いいえ。実はこれが一番贅沢なポジションなんです。すべてのレースに招待され、参加するかどうか自分で決めることができる。それがなぜか強みにもなっている。
先週、ジョン・ルランゲがLotto SoudalのGMを辞めることが明らかになりました。2023年からLotto-Dstnyとなるチームは、どのように新シーズンをスタートさせるのですか?
先鋒が誰なのか、どこで勝負するのか、もう一度分析しなければならない。私たちのレベルのチームは、もはやどこでもフルに戦いに臨むことができるわけではない。明確な選択を迫られることになる。
例えば、アンドレアス・クローンには多くのことを期待できるし、トーマス・デヘントやヴィクトール・カンペナールツなどの古いガードにはまだ多くの野心が見られる。
私たちは実際にはそれほど悪くはないんだ。
では、チームの目指すべきイメージとは?
Lotto-Dstnyは、ベルギーの自転車競技の基盤であり続けたい。ベルギーで素晴らしいレースを続けるために、これからも才能を発掘していきたいと思う。
サイクリングファンはそれを評価しているわけですから、共感してくれるチームというイメージも保ちたいですね。そのエコシステムに投資し続けることが重要でしょう。
つまりLotto Soudalはあまり降格することに対して危機感は抱いていないようだ。来年降格しても、ワールドツアーには招待されるし、招待されても拒否することも出来る。
しかも、予算も少なくて済むのでチーム運営には良いことばかりだ。来シーズン以降もプロツアーランキングで1位を取ればポールポジションは取れるので問題ないということだ。
逆に困っていのはIsrael – Premier Techでしょうね。2022年のランキングはTotalEnergiesは17位。Israel – Premier Techは19位。ワールドツアーに招待もなくなってしまう可能性は高いかと。
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