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レムコ・エヴェネプールを直接移籍で獲得しようとする大金持ちとは?

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UnsplashNathana Rebouçasが撮影した写真
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2022ブエルタ・ア・エスパーニャを総合優勝し、2022世界選手権も22歳の若さで獲得したレムコ・エヴェネプール。

その将来に広がる可能性はとても大きく、ツール・ド・フランスで優勝することも夢ではないことを示してくれた。

その即戦力となるレムコを獲得しようと動いているチームがある。そのチームとは?

 

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移籍を狙う

 

レムコ・エヴェネプールは2021年にチームと契約延長を結んでいて2026年までは契約済みだ。

 

レムコを獲得するには、契約破棄して獲得となる。そうなると、相当な金銭的補償が必要となる訳だけど。

それでも、獲得しようとしているのは、INEOS Grenadiersだ。オーナーである、ジム・ラトクリフはすぐにグランツールで優勝出来るような選手を望んでいる。

リチャル・カラパス、アダム・イェーツを放出するのだから、それに代わる選手を探しているとしてもおかしくはない。

もしくは、すでに話が通っているのか?

これについてQuick-Step Alpha Vinyl TeamのGMパトリック・ルフェーブルは、

「単純な話だ。デイブ・ブレイルスフォードは、あまりメールをしないんだ。彼は『おめでとう、なんというチャンピオンだ、いつか彼を売りたいなら連絡してくれ』と言った。それ以上でも以下でもない。

ネットで、誰かが冗談を言っているのかどうか、わからない。スマイルマークもなければ、絵文字もない。他の同僚は祝福してくれたが、デイブが彼を欲しがるなら、おそらく多額の資金が必要だろう。」

と意味深な言葉で締めくくっている。金銭的な折り合いがつけば移籍も考えるという意味なのだろうか?

 

レムコの父親は

パトリック・ルフェーブルは、世界選手権で息子を祝う

 

レムコは、マネージメント会社のサービスを利用しない数少ないライダーの一人。通常は代理人が契約の話などしてくれるのだけど、レムコの場合には父親のパトリック・ルフェーブルがそれを行う。

パトリック・ルフェーブルとINEOS Grenadiersは良好な関係を持っており、3年前にはモナコにあるINEOS Grenadiersの本部にも行っている。モナコにはジム・ラトクリフも住んでいる。

パトリック・ルフェーブルは、INEOS Grenadiersとの関係について次のようなコメントをしている。

 

ミーティングはなかったが、電話会談はあった。彼らとは連絡を取り合っていて、デイブ・ブレイルスフォードと、ロット・エリングワースも良く知っている。

私たちは何年も前から知り合いだ。ブエルタ最終戦の勝利やリエージュ〜バストーニュ〜リエージュの後にお祝いの電話をくれるのは普通のことだ。

 

将来、イネオスに移籍するという話はなかったのですか?

3年前にそういう話があった。続いて、2023年の契約はどうなっているのか、という具体的な質問が出た。

そんなの知らないよ、と言ったんだ。レムコはQuick-Step Alpha Vinyl Teamと5年契約を結んでいる。私が口を出すことではない。ブエルタとワールドカップを祝いたいし、今後どうなるかは、見てのお楽しみだ。

 

INEOS Grenadiersは、テイメン・アレンスマン以外は、総合ライダーも移籍補強はしていない。

もしかして、レムコの電撃移籍というのがあるのだろうか。もし、そうならば、来シーズンに向けて積極的に補強していない理由が成立するのだけど。

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