クリス・フルームが、モナコでトレーニング終了して自宅の近くまできた時に、その事故は起こった。
まず、フルームはモナコの美しいライドをtiktokにアップロード。それが以下の綺麗な海岸の見えるライド風景だ。文字通り日曜日のとても美しいライドだ。
@chrisfroome Sunny Sunday ride from Monaco #cycling #monaco #easylikesundaymorning ♬ Sunny Day – Ted Fresco
問題は、その後のtiktokで報告されている。
自宅の500m手前で
@chrisfroome Ride ended badly with a shredded elbow from getting doored 🤕 #crash #cycling #advice ♬ original sound – Chris Froome
クリス・フルームは、自宅前500mでおこった車との接触事故について腕の包帯を見せながら語っている。
昨日は素敵な日曜ライドに出かけたんだ。家に帰る直前、玄関から500mほど手前で車に接触されたんだ。私が走っていると、誰かが私の目の前でドアを開けたんだ。
文字通り目の前1mだったから、ブレーキをかける暇もなかった。ドアにぶつかって、飛び越えてしまったんだ。
車から降りる人に、ひとつだけアドバイスがある。それはダッチリーチと呼ばれるものだ。
ドアに近い方の手でドアを開けるのではなく、反対の手を使うことで、自然と体の向きを変え、そうすることで、交通が来るかどうか、最も重要なことは、自転車が来るかどうかを確認することができる。
ダッチリーチを使えば、非常に便利だし、我々サイクリストの痛みも少ないし、君たちにとってはとても簡単なことだよ。
ダッチリーチとは
フルームは、良くあるdooring(ドアリング)の事故にあっている。後ろを確認しないで車のドアを開けて、そこに自転車が突っ込む事故だ。
自転車大国オランダでは、2016年からドアリングを防ぐ方法として、誰でも簡単にできて効果抜群のドアの開け方が考案された。それがダッチリーチ(Dutch Reach)だ。
ダッチリーチのやり方は簡単で、以下の動画で良くわかる。フルームが説明している通り。
欧州で全てのドライバーに浸透しているかというと疑問だけど、少し気を付ければ簡単に防げる事故でもある。
幸い、フルームは腕をケガしたくらいだけど、少しでも打ちどころが悪かったら大けがを負っているはずだ。
フルームの今シーズンのレースはもうないだろうけど、大きな事故にならなくて良かったと思う。車のドアを開ける時にも注意したいと思う。
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