エガン・ベルナルはCROレースへの出場を、とりやめコロンビアに帰国。
CROレースは、それほど有力選手が出るレースではなかったので、密かにベルナルのエースでの走りを期待していたのだけど。
しかし、途中からツール制覇したヨナス・ヴィンゲゴーも出るし、Bahrain Victoriousも良いメンバーを揃えてきた。
それは、良いとしてエガン・ベルナルの手術の内容と経過がわかったので報告。
足にピンがあった?
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エガン・ベルナルは、コロンビアで手術を受けてたが、これは1月のトレーニング中にバスに衝突した時のケガの回復手術だった。
右膝頭の骨折から、数本のピンと1本のスクリューを取り除いている。なんと、ピンやスクリューが入ったままレースで走っていたということだ。
ラ・サバナ大学のクリニックで手術を担当したカルロス・グティエレス医師は、手術は予想通りに進んだと語っている。
手術では、半月板と靭帯が完全に健康であることを確認。膝の関節鏡手術を行い、骨折が完全に固まっていることを確認した、とある。
手術は、1月の駐車中のバスとの外傷性衝撃からのベルナルの進行中の回復の一部。ベルナルは高速の衝撃で多数の骨折をしたけど、医師は特に右脚の膝頭と回転を心配していた。
医師の話によると
「術後に何らかの合併症があったわけではない。短時間で、うまくいった。彼は、時に膝に不快感や痛みを与えていたこの素材がないことで、より良く感じることができるだろう。」
走っていても、膝に痛みがあったのでは無理をしてレースを続ける意味もない。早めに帰国して手術したのは正解だ。
来シーズンに向けて
INEOS Grenadiersのイル・ロンバルディアの出場のロングリストには、まだベルナルの名前があるが、出場することはないだろう。
現在のイル・ロンバルディアのINEOS Grenadiersの予定リストは
- アダム・イェーツ
- エガン・ベルナル
- ダニエル・マルティネス
- ブランドン・スミス
- ミハウ・クフィアトコフスキ
- ルーク・プラップ
- ローレンス・デプルス
- ベン・テュレット
- ベン・ターナー
- ヨナタン・ナルバエス
以上の10人。エガン・ベルナルはコロンビアで数日療養したあとは、来シーズンに向けて着実にレベルアップをはかっていくはず。
膝のピンがなくなったことで、走りも更に良くなるはずだ。期待して良いニュースを待っておこう。
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