プロトンの最年長アレハンドロ・バルベルデは2022ブエルタ・ア・エスパーニャの最終ステージで、単独でプロトンの前を走りスペインの大観衆に最後の走る姿を見せている。
だが、アレハンドロ・バルベルデは、これが引退レースではない。
Movistar Teamは、さらにアレハンドロ・バルベルデがレースに出場することを発表した。
最後のレースは?
.@alejanvalverde disputará sus últimas pruebas como ciclista profesional en Italia durante las próximas 2 semanas.
🗓️ Calendario provisional:
1️⃣ Coppa Agostoni (jueves 29)
2️⃣ Giro dell’Emilia (sábado 1)
3️⃣ Tre Valli Varesine (martes 4)
🍂 @Il_Lombardia (sábado 8)#LaÚltimaBala pic.twitter.com/dw7rznhHGN— Movistar Team (@Movistar_Team) September 26, 2022
アレハンドロ・バルベルデは間違いなく、キャリア最後のレースで輝きたいと思っているはずだ。
Movistar Teamから発表された4レースは以下の通り。最後まで42歳の最年長を走らせる。
- 9月29日 コッパ・アゴストーニ
- 10月1日 ジロ・デ・エミリア
- 10月4日 トレ・ヴァッリ・ヴァレジーネ
- 10月8日 イル・ロンバルディア
最後にもう一度楽しむ、そして彼に感謝する瞬間だと、彼のチームであるMovistar TeamはSNSで総括している。
アレハンドロ・バルベルデは自分のキャリアに十二分に満足していると、スペインのスポーツ紙『AS』のインタビューで明かしている。
アレハンドロ・バルベルデは、2018ワールドカップ優勝、リエージュ〜バストーニュ〜リエージュ4回、フレッシュ・ワロンヌ5回、2009ブエルタ・ア・エスパーニャ制覇、ツール4ステージ、ブエルタ12ステージなど、多くの勝利を収めている。
現実的な話なら、何も足りないことはない。常に大きなチャレンジがあるが、始めたころの予想をはるかに超える成果を上げることができた。そして、本当に楽しかった。
2018年に優勝したワールドカップ、あれはとても特別なものだった。
このサイクリングは、努力と犠牲を払うだけの価値がある。家族、子供、友人と一緒に、楽しんだ。来年、モビスターで何をするかは、まだわからない。まだ、チームと腰を据えて検討しなければならない。
残る4レースで、キャリア133勝に更に勝利を積み重ねるのか。アレハンドロ・バルベルデの最後の走りに注目したい。
なお、イル・ロンバルディアでは、もう一人のレジェンド、ヴィンチェンツォ・ニバリも引退レースとなる予定だ。
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