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2022 ブエルタ・ア・エスパーニャ第16ステージ プリモッシュ・ログリッチのケガの様子と落車の原因について

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Image by Gerd Altmann from Pixabay
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ブエルタ第16ステージの登りスプリントでプリモッシュ・ログリッチは、残り2.6kmからアタック!

そこから一度も先頭を譲ることなくゴール前まで引き続けた。これほどまで強い走りを見せるライターはいない。

だが、ゴール手前で激しく転倒。なんとかゴールを越えたけれど、血だらけで放心状態のプリモッシュ・ログリッチの様子はただ事ではなかった。

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出走決定は朝に

 

Jumbo-Vismaの報告では、骨折はない。ケガを綺麗に洗浄して様子を見ないといけないと。出走するかは、翌朝になってから決定するとのこと。

写真は載せられないが、右膝、右肘、胸も打撲しており、血だらけな状態。ゴールに向かう姿をみてもまともに走れるとは思えない感じだった。

 

スポーツディレクターのコメントは

今日は何かやってみようという計画があったんだ。今日はステージだけでなく、GCでタイムを取り戻すことも目標にした。

今日はそれがすべてうまくいった。プリモシュは少人数で先頭を走っていた。その後どうなったかもわからない。チームカーにテレビがあったのだが、クラッシュを見逃した。

最初は第1グループでゴールしただけだと思っていたのだが、最後の直線で転倒したと聞いている。良い計画は最後の数百メートルで崩れてしまう。

今は正確な怪我の状態を見なければならない。傷ついたのは確かだが、今はその傷をすべてきれいにすることが重要だ。そうすれば、今の状態がどれだけひどいかわかるはずだ。

 

落車の原因

 

当初、白線にあるガムのようなものが溶けた箇所でプリモッシュ・ログリッチが滑ったのではないかとの憶測が流れた。

だが、映像をスローで解析したところ、違うことが判明。

結局、Bahrain Victoriousのフレッド・ライトのホイールに接触したことが報道されている。

 

 

フレッド・ライトのコメントは

レーシングインシデントだと思うんです。プリモシュが失速している間に回り込んだ。もちろん、これは意図的なものではありません。無事であることを祈ります。

数年前の決勝の映像を見て、スプリンターズチームがペースをコントロールするのではと思っていた。

でも、プリモシュは何かに挑戦しようとすると、ほとんど止められなくなるんです。プリモシュは平坦な場所でもしっかりとした走りを見せてくれた。

本当に感動した。その時思ったのは、「やった!」ということです。しかし、最後の1kmは永遠に続き、プリモシュは平地でも本当に強かった。

スプリントでログリッチに少しブロックされたけど、いずれにしても勝てなかった。とにかくマッズ・ピーダスンに勝てるような脚は持っていなかった。また4位か…それは確かに悪くない。

 

プリモッシュ・ログリッチの転倒は本当に残念。出走できるのかはわからないが、出来なかった場合、ツールに続いてのリタイヤとなってしまう。

昨年からずっと不運が続いており、ベストな状態が保てないのはもどかしくてならない。

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