Team Visma | Lease a Bikeは、不運に満ちた2024 ジロ・デ・イタリアのドキュメンタリーをネット上に公開した。
YouTubeにアップされた52分の動画は、『Never Lose Hope(希望を失わない)』というタイトルで、今年最初の3週間のラウンドの舞台裏で、チームがどのように高みと多くの低みに対処したかを示している。
NEVER LOSE HOPE
2024 ジロ・デ・イタリアに出場したメンバーは、最終的には4人しか残らなかった。
171.クリストフ・ラポルト 第8ステージ DNS 落車による影響
172.エドアルド・アッフィニ
173.ロベルト・ヘーシンク 第2ステージ DNS 落車により骨折
174.オラフ・コーイ 第10ステージ DNS 発熱
175.ヤン・トラトニク
176.シアン・エイテブルックス 第11ステージ DNS 体調悪化
177.アッティラ・ヴァルテル
178.ティム・ファンダイク
2023 ジロ・デ・イタリアでは、プリモッシュ・ログリッチが大逆転で、ゲラント・トーマスを破って総合優勝し、Team Visma | Lease a Bikeのグランドツアー完全制覇のスタートとなったジロだった。
2024 ジロ・デ・イタリアでは、オラフ・コーイが第9ステージで勝利。シアン・エイテブルックスが第10ステージまで総合5位。新人賞ジャージを8日間着用しており成功を収めるかと思われた。
だが、これらの瞬間は多くの落車によって影を潜めてしまった。
たとえば、ロベルト・ヘーシンクとクリストフ・ラポルトは転倒のため早々に帰らなければならなかったし、オラフ・コーイとシアン・エイテブルックスは体調不良のためリタイヤした。
このチームのジロを特徴づけているのは、稀に見る完璧なステージを終えた後、冗談交じりにシアン・エイテブルックスが語った言葉だ。
「今日はチームとともにユニークなパフォーマンスを見せた。誰も転倒しなかった。」
シアン・エイテブルックスは、ドキュメンタリーの中で、呼吸が苦しいとも語っている。
そして、残されたヤン・トラトニク、ティム・ファンダイク、エドアルド・アッフィニ、アッティラ・ヴァルテルは、翌日からアタックを繰り返し、勝利を追い求め続けた。
少し痛々しいジロとなったけれど、ツール・ド・フランスでは、どんなドキュメンタリーの公開となるだろうか。チームの奮起に期待したい。
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