嬉しくないニュースが入ってきている。
Jumbo-Vismaのティシュ・ベノートが、トレーニング中の下り坂で落車。現在、病院に入院している状態だ。
命に別状なし
8月6日土曜日に、ティシュ・ベノートは、ワウト・ファンアールトと共に、ベルギーでトレーニングを行っている。
220kmの移動の後、イタリアのリヴィーニョで高地トレーニングを行い、シーズン後半戦に備えることに。
チームメイトや他の仲間のライダーはおらず、妻のフィエンと娘のロースだけが一緒にいる。
家族で高所トレーニング合宿。しかし、ベノートは下り坂で転倒。それが車によるものかどうかは、まだわからない。
この事故で数カ所の骨折を負ったが、重要な臓器には影響がなく、ベノートの命に別条はないとのことだ。
首を痛めたということだが、手術などの必要はないとの情報も。
ケガの正確な内容については、昨日まで伏せられていた。今、一番心配なのは、いつ本国へ送還されるかということになる。
ティシュ・ベノートは、今シーズンを早くも終えることになった。
もともと彼のプログラムには、ハンブルクのベーマー・クラシック、ツアー・オブ・ドイツ、カナダのレースが含まれていた。
また、オーストラリアで開催される世界選手権では、ワウト・ファンアールトのアシストとして参加する予定だった。
しかし、トレーニング中の事故により、そのチャンスは失われてしまった。
ティシュ・ベノートは、今年Team DSMからJumbo-Vismaに移籍。ドワルス・ドール・フラーンデレン2位。アムステルゴールドレース3位と活躍している。
ツールでは、ヨナス・ヴィンゲゴーのイエロージャージ獲得、ワウト・ファンアールトのグリーンジャージ獲得に重要な役割を果たした。
直前では、クラシカ・サンセバスチャンでも3位に入っていた。チームがティシュ・ベノートなしで後半戦を戦うのは厳しい。
詳しい情報が入れば追記したい。
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