Campagnolo Hyperon Ultraは2023年の3月に復活されて発売。チューブラーバージョンならば、1,160gと超軽量だったが、かなり高価。
今回は、同じディティールで価格を抑えたCampagnolo Hyperonカーボンホイールが登場した。重量が100g重いだけだ。どこが違うのだろうか?
Campagnolo Hyperon
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リム自体は、HULC (Handmade Ultra-Light Carbon) レイアップで作られ、高度に研磨された金型にUV安定樹脂が使用されている。
リム内部幅は21mmで、内部フック付き 2-Way-Fitチューブレスビード (外部リム幅 27mm) を備えている。つまりリムの形状は一緒。
2-Way Fitとは
標準のクリンチャーとインナーチューブまたはチューブレスタイヤと一緒に使用することが出来るホイール。
Campagnolo Hyperon Ultraとの違い

Image credit: Campagnolo
Hyperon Ultraとの違いは上記の通り、ニップル、ハブ、スポークとなる。ニップルは内部から、通常の外部に見える形となっている。
通常のスポークレンチで調整できるので、もし仮にスポークが折れても無理やり調整して帰ってくることは可能となりそうだ。

Image credit: Campagnolo
ハブはカーボンではなくて、ブラックカラーのアルミニウムハブ。セラミックベアリングではなくスチールベアリングで回転する。
9-13spとの互換性を実現する最新の N3W フリーハブ ボディも引き続き搭載している。ただ、新しいホイールには、Ultraの過度に機械加工された赤い N3W Lite ではなく、標準の N3Wフリーハブが搭載されている。

Image credit: Campagnolo
結果、新しいCampagnolo Hyperonホイールの公称重量は1,340gとなり、Ultraの1,240gから100g軽くなっている。
見逃せないのは、チューブレステープが不要なため、ホイールセットあたり少なくとも15~20g 節約できることだ。
価格は2,590ユーロ(約40万円)。
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