イタリアのランチャーノで開催されるプロレース。GP インドゥストリア・アルティジャナートGP Industria & Artigianato (1.Pro)
過去の優勝者
- 2024 マルク・ヒルシ
- 2023 ベン・ヒーリー
- 2022 ディエゴ・ウリッシ
- 2021 マウリ・ファンセヴェナント
- 2019 マキシミリアン・シャフマン
- 2018 マテイ・モホリッチ
- 2017 アダム・イェーツ
- 2016 サイモン・クラーク
- 2014 アダム・イェーツ
ランチャーノ~ランチャーノ 199.8km

コースプロフィール Image credit: larouetourangelle
スタートとゴールは、トスカーナの小さな町ラルチャーノ。
後半は丘陵コース29kmで3周回。サン・バロントへの登りが待っている。
- 山岳ポイント フォルネッロ 2.7km・6.4%
- 山岳ポイント フォルネッロ 2.7km・6.4%
- 山岳ポイント サン・バロント (8.4 km・3.5%)
- 山岳ポイント サン・バロント (8.4 km・3.5%)
- 山岳ポイント サン・バロント (8.4 km・3.5%)
スタート
快晴の中スタート。
残り44.4kmで5人が逃げている。
集団は20秒差。
先頭が捕まり新たな逃げが。Team Jayco AlUlaのポール・ダブルだ。
さらにEF Education-EasyPostのサムエーレ・バティステッラが追走に。
残り27.5kmではサムエーレ・バティステッラ単独に。
残り1周
サムエーレ・バティステッラが単独で通過。
サムエーレ・バティステッラは追いつかれる。
残り22.6kmでサムエーレ・バティステッラは集団に捕まる。
EF Education-EasyPostはリチャル・カラパスにベン・ヒーリーもいる。
UAE Team Emirates – XRGのエースはアイザック・デルトロ。
集団には優勝候補が揃っている。
Tudor Pro Cycling Teamからはマルク・ヒルシ。
ここでTotalEnergiesのヨリス・デルボベがアタック。
2人が追走に。
- クリスティアン・スカローニ XDS Astana Team
- ダビデ・ピガンゾーリ Team Polti VisitMalta
山岳ポイント サン・バロント (8.4 km・3.5%)
最後の登りに。ここが決戦の場となるか。
TotalEnergiesのヨリス・デルボベに追い付いた。
UAE Team Emirates – XRGのヤン・クリステンがアタック。
頂上まで6.3km。
後方からきたのはUAE Team Emirates – XRGのアイザック・デルトロだ。
追走は6人。
- Hirschi Marc (Tudor Pro Cycling Team)
- Storer Michael (Tudor Pro Cycling Team)
- Engelhardt Felix (Team Jayco AlUla)
- Barré Louis (Intermarché – Wanty)
- Kulset Johannes (Uno-X Mobility)
- Delettre Alexandre (Team TotalEnergies)
アイザック・デルトロがおいつき先頭は3人に。
残り6.1km。アイザック・デルトロがすっ飛ばす。
残り4.3km。タイム差が22秒に開く。
残り2kmで14秒。
残り1.1kmで10秒差。
残り400mでTeam Polti VisitMaltaのダビデ・ピガンゾーリがアタック!
しかし、ダビデ・ピガンゾーリはつかまりアイザック・デルトロがカウンターアタック!
クリスティアン・スカローニが反応。
アイザック・デルトロが踏み込む。
アイザック・デルトロが大きく腕を振りましてゴール!
アイザック・デルトロが見事に3人のスプリントを制した。
アイザック・デルトロは今シーズンの10勝目。今後のレースの予定はないけれど、まだ勝利できそうだ。イル・ロンバルディアにも出るだろうか。
リザルト
優勝したUAE Team Emirates – XRGのアイザック・デルトロ(チーム公式サイトより)
フィニッシュに向けては、他の2人が強いことはわかっていたので、2人を監視していた。後続との差は10秒ほどしかなかったから、プレッシャーをかけ続け、協力し合わなければならなかった。最終的にはうまくいったし、とても満足している。
ここイタリアのレースは好きだし、ファンは本当に協力的でサイクリングに情熱を持っている。ここでのレースはいつもハッピーだよ。
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