イタリアのワンデーレース、ジロ・デル・べネト。Giro del Veneto(1.Pro)
2010年で途切れていたけど、フィリッポ・ポッツァートが動いて2021年から復活している。
レースは、50年前に世界チャンピオンになったヴィチェンツァ生まれのマリノ・バッソへのオマージュとして始まっている。
過去の優勝者
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2024 コービン・ストロング
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2023 ドリアン・ゴドン
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2022 マッテオ・トレンティン
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2021 クサンドロ・ムーリッセ
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2010 ダニエル・オス
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2009 フィリッポ・ポッツァート
ビチェンツァ~ベローナ 161.2km

コースマップ photo girodelveneto
昨年とはスタートとゴールが逆に。決戦はゴール手前70kmから。15kmのサーキットを5周。逃げ切りを狙うのは~。
- 残り5周
- トリチェッラ・マッシミリアーナ 5km・4%
- 残り4周
- トリチェッラ・マッシミリアーナ 5km・4%
- 残り3周
- トリチェッラ・マッシミリアーナ 5km・4%
- 残り2周
- トリチェッラ・マッシミリアーナ 5km・4%
- 残り1周
- トリチェッラ・マッシミリアーナ 5km・4%
注目のライダーは
- Lotto エリア・ヴィヴィアーニ、ライオネル・タミニオー
- UAE Team Emirates – XRG アイザック・デルトロ、ティム・ウェレンス、アレッサンド・コーヴィ、アントニオ・モルガド、パヴェル・シヴァコフ、パブロ・トーレス、フロリアン・フェルメルシュ
- Alpecin – Deceuninck トビアス・バイアー、スタン・ファントリヒト
- Cofidis アレクサンデル・アランブル、ディラン・トゥーンズ、バンジャマン・トマ
- Groupama – FDJ ロマン・グレゴワール、ギヨーム・マルタン
- Team Jayco AlUla フィリッポ・コンカ、フィリッポ・ザナ
- XDS Astana Team クリスティアン・スカローニ、クレモン・シャンプッサン、二コラ・コンチ、ディエゴ・ウリッシ
- Q36.5 Pro Cycling Team ジャンルーカ・ブランビッラ、ファビオ・クリステン
- Tudor Pro Cycling Team マルク・ヒルシ、マッテオ・トレンティン
- Uno-X Mobility ヨナス・アブラハムセン、ヨハネス・クルセット、オーデネ・ホルター
8人の逃げ
8人が逃げている。エリア・ヴィヴィアーニは現役最後のレース。
- エリア・ヴィヴィアーニ (Lotto)
- Mikel Retegi (Equipo Kern Pharma)
- マッティア・バイス (Team Polti VisitMalta)
- Sakarias Koller Løland (Uno-X Mobility)
- Storm Ingebrigtsen (Uno X Mobility)
- Michele Bicelli (Biesse – Carrera – Premac)
- Kevin Pezzo Rosola (General Store – Essegibi – F.Lli Curia)
- Filippo d’Aiuto (Petrolike)
先頭は4人になっている。
- マッティア・バイス (Team Polti VisitMalta)
- Sakarias Koller Løland (Uno-X Mobility)
- Storm Ingebrigtsen (Uno X Mobility)
- Filippo d’Aiuto (Petrolike)
残り35.5kmで3人に。集団は11秒差と迫っている。
集団が後ろに。3人は捕まった。
ティム・ウェレンスが集団けん引。
残り30km。アイザック・デルトロが発射準備か。
残り2周
残り2周に。
Groupama – FDJが先頭に。
トリチェッラ・マッシミリアーナ 5km・4%
ここまでティム・ウェレンスが引いておりていく。なんと贅沢な。
まずはパヴェル・シヴァコフが攻撃。
早くも絞られるか。
パヴェル・シヴァコフが先頭を引く。間引き作業だ。
ここでは、まだアタックはない。
パヴェル・シヴァコフ先頭で越えた。
残り16km。
残り1周
残り1周に。集団はかなり絞られた。
残り13.2km。登りでアタックか。
Tudor Pro Cycling Teamが先行に。
トリチェッラ・マッシミリアーナ 5km・4%
残り10.8km。パヴェル・シヴァコフのアシストが終わり、アイザック・デルトロが発射!
Groupama – FDJのロマン・グレゴワールがついてこれるか。
ロマン・グレゴワールが離れた。
アイザック・デルトロが飛び始めた。
Groupama – FDJのロマン・グレゴワールがみえなくなりそうだ。
追走は4人。
追走は7人となった。
残り8km。21秒差で逃げれるのか。
これがアイザック・デルトロだ。残り5.1kmで30秒とタイム差を広げる。
残り3.7km。33秒差に。
パヴェル・シヴァコフがチェック。
残り1.2km。もう安泰だ。
アイザック・デルトロがゴールエリアに。
後方の集団は遥かかなた。
これでアイザック・デルトロは16勝。
もうレースの予定がないので、これでアイザック・デルトロのシーズンは終わった。ベノトクラシックに出るかな。
十分すぎる勝利と成長だった。
なんと2位はUAE Team Emirates – XRGのパヴェル・シヴァコフ。あれだけアシストしておき2位とは~。3位はUno-X Mobilityのヨナス・アブラハムセン。
これでUAE Team Emirates – XRGは95勝。100勝というのも出来ないことはないのかも。
リザルト
優勝したUAE Team Emirates – XRGのアイザック・デルトロ(チーム公式サイトより)
チーム全員の努力の賜物だ。でもチームは常に僕のそばにいてくれたし、彼らが1日中働いてくれたので、僕はそれを完走したかったんだ。今日はそれがすべてだった。
最後の登りの最初の方で、パヴェル・シヴァコフがすごく速かったし、最後から2番目の登りでも、アタックするいい瞬間があると思った。でも最終的には、最後の登りまで待ちたかった。
今シーズンに後悔はない。ジロ・デ・イタリアは僕が学んだことだと思う。
「こうしてシーズンを終えることができてよかった。でもこれが僕にとって最後のレースなんだ。めちゃくちゃ良かったよ」。
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