2024 世界選手権U23男子個人タイムトライヤル 次代を担うライダーは誰だ?

9月23日の月曜日には男子ジュリア個人タイムトライヤルとU23男子個人タイムトライヤルが行われる。

U23では、すでにワールドツアーで走っているプロも多い。

 

過去の優勝者

• 2023   ロレンゾ・ミレジ
  
• 2022   ソーレン・ヴァーレンショルト
  
• 2021　ヨハン・プリースパイタースン
• 2019   ミッケル・ビョーグ
• 2018　ミッケル・ビョーグ
• 2017　ミッケル・ビョーグ
• 2016　 マルコ・マティス
• 2015　マッズ・ウィルシュミット
• 2014　 キャンベル・フレークモア
  
• 2013　ダミアン・ホーゾン

 

ゴッサウ～チューリッヒ 　29.9 km

 

前半に最大勾配8.5%にも達する登りもある。後半は湖に沿って走る平坦なので、パワー勝負となる。エリート女子と同じコースを走る。

 

 

1. 第1計測　10.5km
2. 第2計測　20.5km

 

ジュニア個人タイムトライヤル

U23の前にジュニア個人タイムトライヤルが行われ優勝したのは、フランスのポール・セイシャスだった。

17歳だが2025年からはDecathlon AG2R La Mondiale Teamに昇格する。現在は、Decathlon AG2R La Mondiale U19 Teamで走っている。

2位はベルギーのジャスパー・シューフで、2025年からSoudal – Quick-Step Devo Teamで走る。3位もベルギーのマティス・ヴァン・ケルクホフで2025年からTeam Visma | Lease a Bike Developmenで走る。

 

デイヴィッド・リコ　メキシコ

雨が降っておりカーブは危険。手首を痛めたようでしばらく座っていた。

 

アイザック・デルトロ　メキシコ

UAE Team Emiratesで走っているアイザック・デルトロ。すでにプロで3勝。

第1計測15分22秒で暫定トップ。これが後ろのライダーの目標値となりそう。

 

アイザック・デルトロは前走者を抜いていく。

 

第2計測27分35秒でトップ。ゴールは38分6秒。av47.076km/h。

 

これで後続を待つことに。

 

アントニオ・モルガド　ポルトガル

アントニオ・モルガドもUAE Team Emirates。1年目で3勝とアイザック・デルトロと同じ勝ち数。

 

アントニオ・モルガドの第1計測15分49秒で暫定4位。

 

第2計測28分32秒でアイザック・デルトロに続いて暫定2位。

 

アントニオ・モルガドは39分7秒で暫定2位。

 

ニコラス・ヴィノクロフ　カザフスタン

Astana Qazaqstan Teamで走るニコラス・ヴィノクロフ。第2計測暫定4位通過。ゴールは39分46秒。

 

アダム・ラファティ　アイルランド

18歳のアダム・ラファティが第1計測で15分10秒。アイザック・デルトロを抜いて暫定トップに。

 

アダム・ラファティがアイザック・デルトロを抜いた。6秒更新で暫定トップに。

 

ヤン・クリステン　スイス

UAE Team Emiratesのヤン・クリステンがスタート。ヤン・クリステンも今シーズン3勝。UAE Team Emiratesの若手3人で9勝もしたことになる。なんてチーム。

 

ヤン・クリステンは第1計測に続いて、第2計測でもトップタイムをたたき出した。

 

ヤン・クリステンが大幅にタイム更新。37分23秒で暫定トップに。

 

イバン・ロメオ　スペイン

Movistar Teamで走っているイバン・ロメオがスタート。

 

第1計測15分8秒で暫定2位通過。

 

イバン・ロメオがヤン・クリステンを1秒上回って第2計測で暫定トップに。

 

イバン・ロメオは、36分42秒でゴール。

 

ヤン・クリステンを40秒も上回って暫定トップに。

 

アンドリュー・オーガスト　米国

 INEOS Grenadiersで走るアンドリュー・オーガストがスタートしている。

 

第1計測を5位通過。ゴールタイムは38分26秒。

 

ダレン・ラファティ　ポルトガル

EF Education-EasyPostで走るダレン・ラファティが第1計測4位通過。ゴールタイムは、37分44秒。

 

マルケル・ベロキ　スペイン

EF Education-EasyPostで走るマルケル・ベロキがスタート。ゴールタイムは39分55秒。

 

ラスマス・ソイベリ・ペデルセン　デンマーク

2025年からDecathlon AG2R La Mondiale Team入り。2024デンマーク選手権TT王者だ。ゴールは38分25秒。

 

ヤコブ・セーデルクヴィスト　スウェーデン

2024 スウェーデン選手権TT王者。Lidl – Trek Future Racingで走っている。ゴールタイムは、37分14秒で暫定2位。メダルは確実だ。あとはアレック・セガートだけ。

 

アレック・セガート　ベルギー

昨年2位。今年こそ王者となるか。Lotto Dstnyで走るアレック・セガート。プロで2勝している。

 

アレック・セガートは第2計測26分42秒でイバン・ロメオを5秒リード。

 

あららっ。アレック・セガートは最後にペースが落ちている。

 

なんとアレック・セガートは表彰台にも届かず。4位に終わってしまった。

 

この瞬間イバン・ロメオの優勝が決まった。本人は信じられないといった表情。

 

リザルト

優勝したイバン・ロメオ

ある人たちにとっては驚きかもしれないが、僕にとっては……人生で最高の日だ。私はこのために懸命に働いた。このことは周りの人たちしか知らない。

私は10日前から父と一緒にここに滞在している。彼は1週間の休みを取ってくれて、ここにいて、すべてを手伝ってくれている。なんと言っていいかわからない。言葉もない。人生で一番幸せな日だよ。

登りも下りも好きなんだけど、わからないんだよね。序盤に雨が降って、コースは少し濡れていた。

実は、彼らはまだ私のタイムを下回ると思っていたんだ。自分のペース配分計画では、ラスト10キロで加速するつもりだった。

アレック・セガートが最後に入ってくることはわかっていた。それでも彼に負けると思っていたけれど、最後の部分は素晴らしかった。

最後の10キロはいろいろなことを考えたけど、家族や友人、周りの人たちのために、ただ突き進むしかなかった。人生で一番幸せな日だよ。

 

2位　ヤコブ・セーデルクヴィスト

 

3位　ヤン・クリステン

このタイムトライアルをとても楽しみにしていた。このタイムトライアルをとても楽しみにしていたんだ。スタートからとてもいい感じだったんだけど、お腹の調子が悪くて呼吸がうまくできなかったんだ。

それが何なのかはわからない。レース中に吐こうとしたんだ。また普通に呼吸できるようにと思って。でも何かが引っかかった。

その後は、できるだけ早くフィニッシュするために、できるだけ苦しんだ。でも自分のパフォーマンスには満足している。それが現実だ。