2024 CROレース第5ステージ　またも短縮されたステージを制したのは?

第4ステージでは、Team dsm-firmenich PostNLのトビアス・ルンド・アンドレセンが石畳の上り坂を制した。

本人も足の感覚がなくなったというほど出し切っての勝利。平坦スプリントだけでなく、登りの厳しいスプリントでも活躍できる力を見せてくれた。

Team dsm-firmenich PostNLの新たな勝てるスプリンターだ。

 

第5ステージ   オザリ～カーロヴァック　167km

 

さすがに、このステージでは波乱はおきないだろう。長いステージだけど、最後はスプリントとなりそう。

 

1. 3級山岳　Zavlaka (9 km・2.5%)
2. スプリントポイント　Josipdol
3. スプリントポイント　Generalski Stol
4. 3級山岳　Carevo Selo (1 km・7.5%)
5. スプリントポイント　Duga Resa

 

変更後　オザリ～ロヴァック　100.5km

 

クロアチアでの大雨のために、道路が冠水。そのため組織はコース短縮を余儀なくされた。今回のCROレースで短縮は2回目だ。

 

1. 3級山岳　Zavlaka (9 km・2.5%)
2. スプリントポイント　Josipdol
3. スプリントポイント　Generalski Stol
4. 3級山岳　Carevo Selo (1 km・7.5%)
5. スプリントポイント　Duga Resa

 

スタート

スタート。

 

3人の逃げ

3人が逃げている。

1. チャールズ・ペイジ   TDT – Unibet Cycling Team
2. Jordan Habets(Metec – SOLARWATT p/b Mantel)
3. Tomasz Budziński(Mazowsze Serce Polski)

 

3級山岳　Zavlaka (9 km・2.5%)

ポイント獲得順位は

1. Jordan Habets(Metec – SOLARWATT p/b Mantel)　3ポイント
2. チャールズ・ペイジ   TDT – Unibet Cycling Team　2ポイント
3. Tomasz Budziński(Mazowsze Serce Polski)　1ポイント

 

集団はTeam dsm-firmenich PostNLが引いている。これはUAE Team Emiratesは大助かり。

 

残り75.1km。

 

残り72.7kmでタイム差は58秒。

 

あららっ、もう逃げは捕まりそう。

 

残り66.9kmで逃げは捕まってしまった。

 

スプリントポイント　Josipdol

スプリントポイントの争い。

1. フアン・モラノ　UAE Team Emirates　5ポイント・3秒
2. トビアス・ルンド・アンドレセン　Team dsm-firmenich PostNL　3ポイント・2秒
3. ミルコ・マエストリ　VF Group – Bardiani CSF – Faizanè　1ポイント・1秒

 

単独のアタックが。

 

TDT – Unibet Cycling Teamのイェル・ヨハニンクがジョイン。

1. ティム・マースマン　(Metec – SOLARWATT p/b Mantel)　
2. イェル・ヨハニンク TDT – Unibet Cycling Team　

 

残り61.3km。また雨に。

 

残り57.5km。全くタイム差が開かないので二人は足を止めてしまう。

 

残り56.9kmで二人は捕まってしまう。

 

スプリントポイントに向けてTeam dsm-firmenich PostNLがペースを上げる。

 

スプリントポイント　Generalski Stol

フアン・モラノが追い込んだが、ここはトビアス・ルンド・アンドレセンが先着。

1. トビアス・ルンド・アンドレセン　Team dsm-firmenich PostNL　5ポイント・3秒
2. フアン・モラノ　UAE Team Emirates　3ポイント・2秒
3. パベル・ビトナー　Team dsm-firmenich PostNL　1ポイント・1秒

 

TDT – Unibet Cycling Teamのイェル・ヨハニンクがまたも単独アタック。

 

残り30.1km。タイム差は37秒。

 

3級山岳　Carevo Selo (1 km・7.5%)

逃げていたTDT – Unibet Cycling Teamのイェル・ヨハニンクが捕まる。

 

山岳賞のアクセル・ファン・デル・トゥークが飛び出す。

 

無事に1位通過。

1. アクセル・ファン・デル・トゥーク　Metec – SOLARWATT p/b Mantel　3ポイント
2. ワレン・バルギル　Team dsm-firmenich PostNL　2ポイント
3. フランク・ファン・デン・ブルック　Team dsm-firmenich PostNL　1ポイント

 

残り19.5km。Team dsm-firmenich PostNLの集団けん引は続く。

 

残り15km。スプリントに向かうのか。

 

Team Jayco AlUlaも前に上がってくる。今回ブラットリー・ウイギンズの息子が出場している。

 

スプリントポイント　Duga Resa

ポイント獲得順位は

1. トビアス・ルンド・アンドレセン　Team dsm-firmenich PostNL　5ポイント・3秒
2. フレッド・ライト　Bahrain Victorious　3ポイント・2秒
3. アンダース・フォルダガー　Team Jayco AlUla　1ポイント・1秒

 

残り6.9km。

 

残り4.9km。Team Polti Kometaが先頭。

 

残り3.9km。ブランドン・マクナリティも前に出てくる。

 

残り3.4km。Uno-X Mobilityが先頭に。

 

残り2.5km。Uno-X Mobilityはアレクサンダー・クリストフで狙っている。

 

残り1.7km。Uno-X Mobilityの支配は続く。

 

残り1.1km。アレクサンダー・クリストフのリードアウトは2人。ゴールまで持つのか。

 

残り1kmを切った。

 

まだ支配している。

 

残り400mで一人外れる。

 

トルド・グドメスタッドがアレクサンダー・クリストフを引いている。後ろはIsrael – Premier Techのオデッド・コグート。

 

まだリードアウト。

 

アレクサンダー・クリストフが発射!

 

アレクサンダー・クリストフが先頭に。

 

Israel – Premier Techのオデッド・コグートが追い込んでくる。

 

2人の争いだ。

 

後方からTeam dsm-firmenich PostNLのトビアス・ルンド・アンドレセンもくるが。

 

アレクサンダー・クリストフがわずかにリード。

 

ハンドルを投げた!

 

 

勝ったのはアレクサンダー・クリストフだ!

 

 

強い。完璧なリードアウトを見事に生かした。アレクサンダー・クリストフは、これでCROレース2勝目。キャリア96勝目を刻んだ。

 

Uno-X Mobilityは最後は完璧なレース展開を見せた。

 

UAE Team Emiratesのブランドン・マクナリティは総合首位をキープ。トビアス・ルンド・アンドレセンにボーナスタイムを獲得され14秒差に縮められた。

明日の最終戦で総合リーダージャージをかけてのぞむ。

 

リザルト

ステージ優勝したUno-X Mobilityのアレクサンダー・クリストフ

今日は調子が良くなかった。  風邪をひいていて、少し体調が悪かったんだ。チームに体調が良くないと伝えたから、今日はあまり仕事をしたくなかった。

結局、序盤のブレーキングを戻すために1人を前に出した。 先頭グループでクラッシュがあったのはラッキーだった。 そのおかげで彼らを捕まえるのが簡単になったんだ。

フィナーレはかなりストレスフルだった。 鋭く曲がる狭い道もあった。 何とか良いポジションをキープし、チームをうまくまとめた。

最後の数キロは4人で走った。  INEOS Grenadiersのようなチームと比べると、少し火力が足りないことは分かっていた。 彼らはステージ中にリードを奪うことはなかったし、強いライダーがたくさんいたからね。

 

2位　Israel – Premier Techのオデッド・コグート

2位は悪くないよ。 もちろん、もっと上を目指している。 みんなは本当に素晴らしい仕事をしてくれた。僕を守り、カバーし、スプリントのために脚を温存させてくれた。

ポジティブに考えているし、次こそは優勝したいね。

 

第7ステージ　リザルト

総合

ポイント賞

山岳賞

新人賞