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2024 クラシック・グラン・ブザンソン・ドゥー  フランスの登りゴールのワンデーを制したのは?

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Photo credit: sybarite48 on Visualhunt.com
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フランスのドゥー県ブザンソンからスタートするワンデーレース、クラシック・グラン・ブザンソン・ドゥー。Classic Grand Besançon Doubs(1.1)

今年で4回目の開催となる。記念すべき第1回の優勝者は、Intermarché – Wanty – Gobert Matériauxのビニヤム・ギルマイ。2021年8月6日にDelkoから移籍して初めての勝利だった。

 

過去優勝者は

  • 2023   ヴィクトル・ラフェ
  • 2022 ヘスス・エラダ
  • 2021 ビニヤム・ギルマイ

 

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ブザンソン~モンフォコン 171.3km

コースプロフィール photo classicgrandbesancondoubs

 

ドゥー県ブザンソンからスタートして、周辺を大きく周回して同じドゥー県モンフォコンでゴールする。

途中の登りは5km程度だけど、最後のゴールが厳しい。ゴール手前3.8kmからのモンフォコンの登りは、平均勾配は9.1%。足のあるライダーしか生き残れないコースだ。

 

  1. 山岳ポイント Côte de Marchaux   2.1 km・6.6%
  2. スプリントポイント  KM25
  3. スプリントポイント  Emagny
  4. スプリントポイント Plage d’Osselle
  5. 山岳ポイント Côte d’Epeugney  4.6km・3.4%
  6. 山岳ポイント  Cote De La Malate   3.3km・9.5%
  7. スプリントポイント Golf de Besançon

 

注目のライダーは

  • Cofidis ギョーム・マルタン、ヘスス・エラダ
  • Arkéa – B&B Hotels ユエン・コスティウ
  • Decathlon AG2R La Mondiale Team フェリックス・ガル
  • Groupama – FDJ ダヴィ・ゴデュ、レニー・マルティネス
  • Israel – Premier Tech マイケル・ウッズ、ニック・シュルツ
  • Lotto Dstny トーマス・デヘント、シルヴァン・モニケ、エドゥアルド・セプルベダ
  • TotalEnergies マチュー・ブルゴドー
  • Uno-X Mobility フレドリック・ドゥバースネス

 

6人の逃げ

Tiz-cycling ストリーミング スクリーンショット以下同様

6人が逃げている。

  1. ザビエル・ミケル・アズバレン (Euskaltel-Euskadi)
  2. アラン・ジュソーム (TotalEnergies)
  3. オーデネ・ホルター (Uno-X Pro Mobility)
  4. テオ・ドラクロワ(St-Michel-Mavic-Auber 93)
  5. Jérémy LEVEAU (Van Rysel-Roubaix)
  6. Maël GUÉGAN (CIC U Nantes Atlantique)

 

残り89.8kmで6分51秒差。Philippe Wagner-BazinとDecathlon AG2R La Mondialが集団けん引。

 

山岳ポイント Côte d’Epeugney  4.6km・3.4%

先頭は登りに。

 

残り58.3kmで4分52秒差に。

 

山岳ポイント  Cote De La Malate   3.3km・9.5%

先頭は最大勾配17%の登りに。

 

先頭がばらけていく。

 

集団はArkéa – B&B Hotelsが引き出す。

 

先頭は3人に。

  1. アラン・ジュソーム (TotalEnergies)
  2. オーデネ・ホルター (Uno-X Pro Mobility)
  3. テオ・ドラクロワ (St-Michel-Mavic-Auber 93)

 

残り48.2kmで3分39秒差に。

 

山岳ポイントをクリアー。

  1. テオ・ドラクロワ (St-Michel-Mavic-Auber 93) 5ポイント
  2. オーデネ・ホルター (Uno-X Pro Mobility) 3ポイント
  3. アラン・ジュソーム (TotalEnergies) 1ポイント

 

集団は、Arkéa – B&B Hotelsが引くパターンで変わらない。

 

集団からIsrael – Premier Techのマルコ・フリゴが抜け出す。

 

3分以上あるけど、追いつくのだろうか。

 

集団からLotto Dstnyのトーマス・デヘントがアタック。

 

 

トーマス・デヘントは届くか。

 

二人は集団から、それほど離れていない。

 

マルコ・フリゴは応援がこないので、追走をやめてしまった。

 

残り28.1km。Decathlon AG2R La Mondiale TeamとGroupama – FDJがひいて、タイム差は2分43秒に。

 

残り21.1kmで1分53秒。これはギリギリで捕まえる感じか。

 

トーマス・デヘントは、見せ場がなかった。

 

残り15.5kmで1分23秒差に。

 

ようやく、CofidisとLotto Dstnyも集団けん引に加わる。

 

 

あっと先頭が崩れる。

 

Uno-X Mobilityのオーデネ・ホルターがシッティングアタックで抜け出した。

 

残り11.2kmで53秒差。

 

残り8kmで1分15秒差に。これは~。

 

残り3.4kmで1分1秒差。

 

残り3.3km。オーデネ・ホルターは逃げ切るか。平地ならばよいけど登りだ。

 

少し足が重くなってきたか。

 

集団からGroupama – FDJのレニー・マルティネスがアタック!

 

切れ味鋭く抜け出した。

 

後方からダヴィ・ゴデュがくるか。

 

あっという間にレニー・マルティネスがオーデネ・ホルターに追い付く。

 

集団はどうするか。

 

レニー・マルティネスがオーデネ・ホルターを後ろにつける。

 

オーデネ・ホルターが切れた。

 

これはレニー・マルティネスの独走だ。

 

残り1.4km。19秒差に。

 

オーデネ・ホルターが捕まるか。

 

オーデネ・ホルターは抜かれていく。

 

集団から抜け出せるか。

 

残り800mで19秒差。後ろからダヴィ・ゴデュがきている。

 

Burgos-BHのヴィクトル・ランゲロッティが、ダヴィ・ゴデュを抜いて上がってくる。凄いペースだ。

 

あららっ、あっという間にレニー・マルティネスの位置までやってきた。

 

ヴィクトル・ランゲロッティがレニー・マルティネスを抜いていく。ダヴィ・ゴデュは、はるか後方だ。

 

ヴィクトル・ランゲロッティがレニー・マルティネスを置き去りにするのか。これは番狂わせか。残り250mを切った。

 

だが、ヴィクトル・ランゲロッティが、ずっと引くパターンとなってしまう。

 

レニー・マルティネスがカーブから大外を通って一気にスパート。

 

ヴィクトル・ランゲロッティを置き去りにして、レニー・マルティネスがゴールに向かう。

 

レニー・マルティネスが勝利の凱旋だ。

 

昨年の大会でも、タイム差なしで2位だったが、今度は完全なる勝利だ。レニー・マルティネスは、シーズン初戦のクラシック ヴァールで最後まで踏み込んで勝利。

 

グラン・カミノ総合2位。トロフェオ・ライグエーリアも勝利。

 

ストラーデビアンケでも8位。20歳の若者は破竹の勢いだ。すでに、来シーズンは他チームと大型契約を結んでいると言われている。どのチームも喉から手が出るほど欲しい選手だ。

 

 

3位はGroupama – FDJのダヴィ・ゴデュ。エースの座はレニー・マルティネスが奪うかもしれない。

 

リザルト

レニー・マルティネスのコメント(チーム公式サイトより)

去年より少し早めにアタックしたんだ。とても急なカーブで、理想的だと思ったんだ。すぐに差がついたのにはちょっと驚いたけど、躊躇はしなかった。一番難しいところで努力して、あとは男と男の戦いだった。彼らが戻ってきたということは、同じぐらい強かったということだ。

ラ・マラテの頂上で1位、モンフォウコンの最初の坂で2位、そしてフィニッシュで3位を目標にしたんだ。クラックしないように、できる限りなんとかしなければならなかった。

リードは20秒ほどに広がったが、フランムルージュでは、わずかなフラットスポットのおかげで追走選手たちが彼に迫った。最終的に15秒差で8%超のラスト1kmに突入した。

でも、あるライダーが入ってくるのが見えて、ちょっとびっくりして怖くなったんだ。彼は私を抜いてアタックしてきた。私はホイールにつかまって、乳酸分泌を最大にした。勝つことしか考えていなかった。

歯を食いしばってハンドルを握り続け、残り150メートルで決定的な加速をすることができたのは、この根性があったからだ。

去年と違って、ライン手前のカーブで引き離せたのは僕だった。最高のリベンジだよ。最後は最大限の努力だった。持てる力をすべて出し切ったし、それが勝利に結びついたことを本当に嬉しく思う。

今季3度目、2024年のチームにとっては6度目となる優勝は、とても特別なものだった。昨年、ラ・コンティでトレーニングを積んだ場所なので、本当にうれしい。ここで優勝できるなんて信じられないし、今日はチームに勝利をもたらすことができてとても嬉しい。

 

Rnk Rider Team UCI Time
1
 MARTINEZ Lenny
Groupama – FDJ 125 4:09:57
2
 LANGELLOTTI Victor
Burgos – BH 85 0:04
3
 GAUDU David
Groupama – FDJ 70 0:11
4
 VANHOUCKE Harm
Lotto Dstny 60 0:20
5
 GALL Felix
Decathlon AG2R La Mondiale Team 50 0:26
6
 CEPEDA Jefferson Alveiro
Caja Rural – Seguros RGA 40 0:29
7
 COSTIOU Ewen
Arkéa – B&B Hotels 35 0:31
8
 BERTHET Clément
Decathlon AG2R La Mondiale Team 30 ,,
9
 MONIQUET Sylvain
Lotto Dstny 25 ,,
10
 JEGAT Jordan
TotalEnergies 20 ,,
11
 SCHULTZ Nick
Israel – Premier Tech 15 0:42
12
 HOLTER Ådne 
Uno-X Mobility 10 0:44
13
 HERRADA Jesús
Cofidis 5 1:05
14
 WOODS Michael
Israel – Premier Tech 5 1:08
15
 CHAMPOUSSIN Clément
Arkéa – B&B Hotels 5 ,,
16
 DÍAZ José Manuel
Burgos – BH 3 ,,
17
 RODRÍGUEZ Cristián
Arkéa – B&B Hotels 3 ,,
18
 FAGUNDEZ Eric Antonio
Burgos – BH 3 ,,
19
 DELBOVE Joris
St Michel – Mavic – Auber93 3 ,,
20
 MARTIN Guillaume
Cofidis 3 ,,
21
 IRIBAR Unai
Equipo Kern Pharma 3 ,,
22
 BREUILLARD Nicolas
St Michel – Mavic – Auber93 3 ,,
23
 BRAZ AFONSO Clément
CIC U Nantes Atlantique 3 ,,
24
 ANDERSEN Idar
Uno-X Mobility 3 1:15
25
 GUERIN Alexis
Philippe Wagner/Bazin 3 1:18
26
 BOL Jetse
Burgos – BH   1:20
27
 SEPÚLVEDA Eduardo
Lotto Dstny   ,,
28
 VUILLERMOZ Alexis
TotalEnergies   1:22
29
 ARRIOLA-BENGOA Julen
Caja Rural – Seguros RGA   ,,
30
 BERASATEGI Xabier
Euskaltel – Euskadi   ,,

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