1月14日は各国で全国選手権が開催。オランダの女子エリートを見てからベルギー選手権男子を見ることに。
オランダ女子は、パック・ピーテルスとルシンダ・ブランドの戦い。ルシンダ・ブランドは鼻を骨折しているのに、パック・ピーテルスのもたつきから独走。最後は50秒の差をつけて、3度目の王者に返り咲いている。
女子はオランダが強いけど、男子はベルギー。本場ベルギーの開催地はムレベーケ。
女子エリートは15回目の優勝をサンヌ・カントが飾っている。3度の世界王者は、最後のベルギー選手権となった。
2024年の男子ベルギー王者は誰となるのか。
歴代優勝者
2023: マイケル・ファントーレンハウト
2022: ワウト・ファンアールト
2021: ワウト・ファンアールト
2020: ローレンス・スウィーク
2019: トーン・アールツ
2018: ワウト・ファンアールト
2017: ワウト・ファンアールト
2016: ワウト・ファンアールト
2015: クラース・ヴァントルノウト
2014: スヴェン・ナイス
2013: クラース・ヴァントルノウト
2023ベルギー選手権
ベルギー選手権は1910年から開催されており、最も歴史のある大会。昨年からコースが変更。
2.9kmと長くなっている。
スタート
マイケル・ファントーレンハウトは、ベルギー王者だったけれど、欧州チャンピオンジャージを着ていたので、ベルギーのチャンピオンジャージで走ったところは見たことがない。連覇となるか。
スタート前。手前はティボー・ネイス。
ファーストコーナーは、ニルス・ファンデプッテ。
ニルス・ファンデプッテが先頭。
エリ・イーゼルビットが前を伺う。
エリ・イーゼルビットが前に出た。
3番手はローレンス・スウィーク。ジャンニ・フェルメルシュが5番手。
エリ・イーゼルビットはサンドボックスを乗りこなしてリードを築く。
階段から、ウィッシュボーンに。
ニルス・ファンデプッテが前に出た。
残り6周
ゴール前で、後続も追いつく。
階段前で、ティボー・ネイスがぐっと前に上がってきた。
ティボー・ネイスが2番手に。
ティボー・ネイスがトップに。ジョラン・ワイセアが2番手。
遅れていたマイケル・ファントーレンハウトも前に上がっている。
ジョラン・ワイセアがトップに。
ジョラン・ワイセア、ティボー・ネイス、マイケル・ファントーレンハウトが少し前に抜け出した。
残り5周
9秒差をつけて3人が通過。
マイケル・ファントーレンハウトが引き離しにかかっている。
あ~、ティボー・ネイスが遅れてしまった。
マイケル・ファントーレンハウトが少しだけリード。タイヤを大写ししていたのでパンクなのかとおもったけど、問題なさそう。
エリ・イーゼルビットが追いついてきた。少し前に、脱水症状になって体調が戻って居ないのか。
残り4周
後続も追いつくか。先頭はエリ・イーゼルビット。
後続も追いついて繋がった。
ジョラン・ワイセアとエリ・イーゼルビットが抜け出したか。
エリ・イーゼルビットがスパートだ。
また、4人に戻った。
4人ともにバイク交換。路面は結構ドロもある。
残り3周
4人の戦いとなるか。先頭から、エリ・イーゼルビット、ジョラン・ワイセア、マイケル・ファントーレンハウト、ティボー・ネイス。
エリ・イーゼルビットが抜け出しをはかる。
マイケル・ファントーレンハウトが少し遅れている。
エリ・イーゼルビットが猛烈にスパート!
ティボー・ネイスが離された。
エリ・イーゼルビットは、後ろを振り返って更に踏み込む。
残り2周
エリ・イーゼルビットが10秒引き離して通過。残り2周だ。
エリ・イーゼルビットがベルギー王者に向かって爆走する。
ティボー・ネイスは単独の4位に。表彰台は難しい。
5番手は、ニルス・ファンデプッテ。6番手はイエンス・アダムス。
残り1周
ジョラン・ワイセアと、マイケル・ファントーレンハウトは28秒離されて通過。マイケル・ファントーレンハウトは、前に出ないので決まりだ。
エリ・イーゼルビットのペースは衰えない。体調不良は解消されている。
ティボー・ネイスは、ニルス・ファンデプッテに追いつかれそう。
ジョラン・ワイセアが単独に2位に。マイケル・ファントーレンハウトの連覇はなくなった。まあ、チームメイトが取るのだから問題ない。
エリ・イーゼルビットは、26歳でついにベルギー王者に輝いた。これは納得のいく勝利だろう。
2位のジョラン・ワイセアはハンドルを叩いて喜びを爆発させる。強豪ぞろいのベルギー勢の中での2位は大金星だ。シクロクロスは、Crelan – Corendonで走っており、ロードはAlpecin-Deceuninck Developer Teamで走っている。
2022世界選手権U23の覇者はエリートでも実力を上げている。
昨年の王者は3位に沈んだ。だが、ジャージはしっかりとPauwels Sauzen – Bingoalの中で引き継がれた。
リザルト
優勝したエリ・イーゼルビットのコメント
今シーズンはまだゴールがあるが、楽しむことができる。ハーフクロス以来、ずっと放心状態だった。ラインを選択することと集中することだった。それも石のように寒かった。
私はすでに何度も飼い慣らされているので、一度だけ悪魔(寒さとBK)を飼いならすことができてうれしい。レース序盤は少し体が温まりすぎてリズムが取れなかった。少し寒くなってきたら大丈夫だった。
まずマイケルが強力な攻撃を仕掛け、次に自分のラインを選択して全員にプレッシャーをかけた。コース上で彼らはポジションを選べなくなっていると感じた。そのとき私は、誰もがそれを乗り越えたと思った。それが私にとって前に進む瞬間だった。
マイケル・ファントーレンハウトに感謝します。私たちはお互いにたくさんのサポートをしており、お互いをより高いレベルに引き上げる。ここ数週間の私と同じように、彼にとっても簡単なことではなかった。
幸運なことに、それは適切なタイミングで現れる。今シーズンはまだ目標はあるが、楽しめる。明日、オーテゲムにある私のホームクロスは自宅から5分のところにあり、理想的だ。
2位のジョラン・ワイセアのコメント
とても強く感じました、ファイアットビルのようなスーパーな一日だった。
これは2022年の世界選手権U23のことですね。しばらくの間、ベルギーのプロタイトルを獲得するチャンスがあるように思えましたが。
しばらくは優勝争いができると思っていたんだけど、エリ・イーゼルビットに抜かれて、すぐに彼の方が強いと気づいたんだ。彼は、もしかしたら余裕をもって走り回っていたかもしれない。
コースについては?
泥だらけのコンディションが僕に合っていたんだ。雨が降ったときは特にそうだった。すべてが僕と一緒だった。忘れられない日になったよ。
3位はマイケル・ファントーレンハウト
Rnk | Rider | Team | Time |
---|---|---|---|
1 |
ISERBYT Eli
|
Pauwels Sauzen – Bingoal | 1:02:28 |
2 |
WYSEURE Joran
|
Crelan – Corendon | 0:24 |
3 |
VANTHOURENHOUT Michael
|
Pauwels Sauzen – Bingoal | 0:36 |
4 |
VANDEPUTTE Niels
|
Alpecin – Deceuninck | 1:00 |
5 |
ADAMS Jens
|
Athletes for Hope | 1:05 |
6 |
NYS Thibau
|
Baloise Trek Lions | 1:30 |
7 |
VANDEBOSCH Toon
|
Crelan – Corendon | 1:54 |
8 |
SWEECK Laurens
|
Crelan – Corendon | 2:07 |
9 |
HERMANS Quinten
|
Alpecin – Deceuninck | 2:13 |
10 |
LOOCKX Lander
|
2:46 | |
11 |
AERTS Thijs
|
Charles Liégeois Roastery CX | 3:15 |
12 |
MEEUSEN Tom
|
Athletes for Hope | 3:31 |
13 |
WUYTS Mathijs
|
4:26 | |
14 |
VERVOORT Wout
|
4:42 | |
15 |
VERHEYEN Thomas
|
5:02 | |
16 |
BAESTAENS Vincent
|
Spits CX Team | 5:23 |
17 |
VAN DEN BROECK Arno
|
5:42 | |
18 |
UYTDEWILLIGEN Ingmar
|
6:08 | |
19 |
ALDERWEIRELD Robin
|
6:32 | |
20 |
DE VET Sander
|
6:57 | |
21 |
ROMBOUTS Seppe
|
7:25 | |
22 |
HORNY Clement
|
7:35 | |
23 |
VRACHTEN Arne
|
7:56 | |
24 |
MERVEILLIE Jari
|
– | |
25 |
DEVOS Han
|
– | |
26 |
VAN STAEYEN Maarten
|
– | |
27 |
DE MEYER Senne
|
– | |
28 |
LEAERTS Yelle
|
– | |
29 |
CLAUWAERT Maarten
|
– | |
30 |
DE BOCK Yoni
|
– |
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