2024 UAEツアー第5ステージ　スプリンター対決の結果は写真判定に!

第4ステージも、第1ステージに続いて、Soudal – Quick Stepのティム・メルリエが勝利。

これで、スプリンター対決で2戦2勝だ。ただ、ポイント賞ジャージは、Team Corratec – Vini Fantiniのマイク・スチュワートに奪われたまま。

ゴールでのポイントを加算しないといけない。

 

第5ステージ  アル・アカ～ウンム・アル・カイワイン　182km

 

スタートのアル アカは、7つのアラブ首長国連邦の 1 つであるフジャイラの東海岸に位置し、観光客に非常に人気がある場所。

ゴールも道幅が広く、スプリントでの決着となる。

 

1. スプリントポイント　Al Saadi Roundabout
2. スプリントポイント　Al Lebsa

 

スタート前

第5ステージのスタート時の各賞ジャージ着用者は

• 総合　ジェイ・ヴァイン　UAE Team Emirates
• ポイント賞　マーク・スチュワート　Team Corratec – Vini Fantini
• 中間スプリント賞　ハーム・ファンフック　Lotto Dstny
• 新人賞　イラン・ファンワイルダー　Soudal – Quick Step

 

オフィシャルスタートから、ハーム・ファンフックがファーストアタック!

 

これに、Lidl – Trekのジャコポ・モスカが反応。

 

3人の逃げ

さらに、後ろからLotto Dstnyのレナート・ヴァン・エトヴェルトがジョイン。3人の逃げが完成。

1. ハーム・ファンフック　Lotto Dstny
2. レナート・ヴァン・エトヴェルト　Lotto Dstny
3. ジャコポ・モスカ　Lidl – Trek

 

Team Corratec – Vini Fantiniのマルコ・モルガドが追走に。ただ、追いつきそうもない。結局追いつかなかった。

 

第3ステージで、3位となったレナート・ヴァン・エトヴェルトは、何を狙っているのか。ボーナスタイムかな。今シーズンは、チャレンジマヨルカ　トロフェオ セラ・トラムンタナで勝利している。

 

Team Visma | Lease a Bikeのオラフ・コーイは、今度こそ勝利となるのか。

 

Tudor Pro Cycling Teamのアーヴィッド・デクレインは、追い込むけれども2位どまり。ティム・メルリエにかなうことがあるのだろうか。

 

先頭で走るジャコポ・モスカは、2017ツアー・オブ・ハイナン総合優勝などアジアで3勝をあげている。左肘の包帯は昨日の落車の影響だろう。

 

Soudal – Quick Stepのイラン・ファンワイルダーは、新人賞ジャージ。21秒差の総合4位。レムコのアシストのイメージが強いが、今年はどのグランドツアーに乗るのだろうか。

 

Movistar Teamのエイネルアウグスト・ルビオは、パンク。

 

Astana Qazaqstan Teamのマーク・カヴェンディシュは、まだスプリントに参加できていない。果たして今日は?

 

丘の頂上付近。残り137.4kmで5分49秒差。

 

スプリントポイント　Al Saadi Roundabout

ここは、レナート・ヴァン・エトヴェルトがジャコポ・モスカに声をかけて先着。ボーナスタイムが欲しかったようだ。

1. レナート・ヴァン・エトヴェルト　Lotto Dstny　8ポイント・3秒
2. ハーム・ファンフック　Lotto Dstny　5ポイント・2秒
3. ジャコポ・モスカ　Lidl – Trek　3ポイント・1秒
4. セバスチャン・コルツェ・チャンジ　Tudor Pro Cycling Team　1ポイント

 

ジェイ・ヴァインのリーダージャージは今日は安泰。

 

あ～、なんとLotto Dstnyのトーマス・デヘントが落車。

 

前輪のタイヤインサートが飛び出している。多分、Vittoria Air-Linerインサートだろう。シーラントで結構ホイールが悲惨なことに。

 

単独での落車となってしまったけれど、ホイールが当たったのだろうか。トーマス・デヘントは、なんとか走り出す。

 

残り87.2kmでトーマス・デヘントが無事に集団復帰。

 

急に集団のペースが上がる。

 

ジェイ・ヴァインも先頭交代に入る。

 

残り83.3km。まだベースアップは止まらない。タイム差は、一気に縮まってきた。

 

トーマス・デヘントは、最後尾で耐えている。

 

タイム差は、1分25秒まで縮まった。先頭3人にとっては迷惑な話だ。

 

トーマス・デヘントは、ついていけない。

 

残り78km。41秒差まで迫った所で、集団がペースダウン。

 

トーマス・デヘントは、無事に集団に追い付いた。

 

スプリントポイント　Al Lebsa

ここはまたもレナート・ヴァン・エトヴェルトが1位通過。

 

集団は、Soudal – Quick Stepのヨルディ・ワルロップが獲得。

1. レナート・ヴァン・エトヴェルト　Lotto Dstny　8ポイント・3秒
2. ハーム・ファンフック　Lotto Dstny　5ポイント・2秒
3. ジャコポ・モスカ　Lidl – Trek　3ポイント・1秒
4. ヨルディ・ワルロップ　Tudor Pro Cycling Team　1ポイント

 

先頭からLotto Dstnyの二人は離脱。目標達成だ。レナート・ヴァン・エトヴェルトは6秒のボーナスタイムゲットで、総合順位をあげた。

 

二人は集団に戻っていく。

 

ジャコポ・モスカは、残り51.2kmで1分15秒差。

 

残り43.1kmで38秒差。300mくらいしか離れていない。

 

ジャコポ・モスカは、残り41.3kmで捕まる。ちょっと早い。

 

残り12.4km。各チームがトレインを組んでいる。

 

残り11.5km。50km/hオーバーで集団はゴールに突き進む。

 

残り8.3km。ペースは衰えない。

 

残り7.2km。集団最後尾は、Lotto Dstnyのトーマス・デヘント。

 

残り5.7km。

 

残り4.2km。

 

残り2.9km。60km/h近いスピードで進む。先頭は、Movistar Teamのレミ・カヴァニャだ。

 

残り2.3km。まだ、レミ・カヴァニャが引いている。走り出したら止まらない男だ。

 

残り1.7km。Astana Qazaqstan Teamのグレブ・シリツァが先頭。

 

残り1.5kmでBahrain Victoriousが先頭に。ヒィル・バウハウスで狙う。

 

最後のカーブを曲がる。

 

広い道路でバンチスプリントだ。

 

左からAstana Qazaqstan Teamのミケル・モルコフがマーク・カヴェンディシュをつれて上がってくる。

 

ミケル・モルコフから、マーク・カヴェンディシュが発射された。隣は、Alpecin-Deceuninckのカーデン・グローブスだ。

 

奥から、Team Visma | Lease a Bikeのオラフ・コーイが上がってくる。

 

マーク・カヴェンディシュが先頭だ!

 

左から、オラフ・コーイ、マーク・カヴェンディシュ、カーデン・グローブス、サム・ウェルスフォード、ティム・メルリエと並ぶ。

 

マーク・カヴェンディシュは、早がけでゴールが遠く、もう足を止めてしまった。

 

オラフ・コーイと、サム・ウェルスフォード、ティム・メルリエが並んでいる。

 

3人がゴールでハンドルを投げた!

 

 

勝ったのは、誰だ?

 

 

ティム・メルリエが勝ったのか?

 

これでもわからない。

 

オラフ・コーイが勝った!   本当に少しの差だ。実は、ティム・メルリエは、タイヤがパンクしていたそうだ。それでも、ここまで走るのは凄い。

 

ついに、オラフ・コーイがUAEツアーでの勝利をあげた。スペインのワンデーレース、クラシカ・デ・アルメニアでの勝利に続き今シーズンの2勝目。

 

オラフ・コーイは、22歳の若さで、キャリア30勝目を達成だ。

 

リザルト

オラフ・コーイのコメント

昨日の3位に続き、今日のUAEツアーでも表彰台の頂点に立ちましたね。

もちろんとてもうれしい。優勝したのかどうかわからなかったから、少し待たされたよ。ラスト1kmで少し遅れたような気がした。でも、マーク・カヴェンディッシュのホイールに追いつくことができたし、幸運にも彼は僕のために抜け出すスペースを残してくれたんだ。

調子は上がってきてますか?

最初の2回のスプリントの後、調子が上がってきたと感じた。でも、勝つためにはすべてがうまくいかなければならない。昨年のパリ〜ニース同様、良い勝利だ。

 

第5ステージ　リザルト

総合

ポイント賞

新人賞