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2023 UCIグラベル世界選手権 マチュー・ファンデルプールは世界王者となったのか?

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Photo credit: barnyz on Visualhunt
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第3回目となるUCIグラベル世界選手権。

今年は、フランダース・ブラバント州のハレのポッソズ広場からスタートとなる。女子は37歳の大ベテラン、マリアンヌ・フォスがロッテ・コペッキーを破って勝利している。

 

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男子エリート ハレ~ルーヴェン 182km 

コースプロフィール photo uci

エリート男子はルーヴェンとウード・ヘフェルレー間の182kmを走る。

 

注目のライダーは

  • オランダ マチュー・ファンデルプール
  • ベルギー ティム・メルリエ、フロリアン・フェルメルシュ、ジャンニ・フェルメルシュ、クイントン・ヘルマンス、ティシュ・ベノート、グレッグ・ファンアーヴェルマート
  • スロベニア マテイ・モホリッチ
  • イギリス コナー・スウィフト
  • メキシコ アイザック・デルトロ
  • スイス ヤン・クリステン
  • アメリカ ルーク・ランペルティ

 

Tiz-cycling ストリーミング スクリーンショット以下同様

マチュー・ファンデルプールのコメント

グラベルレースで初めてレインボージャージを手に入れたいという衝動はどれほど大きいでしょうか?

それ自体が目標だ。必ずしも別の分野で世界チャンピオンになる必要はないが、それが本当にメジャーな分野になりつつあることがわかる。

参加者の多い分野でもある。楽しいレースになるだろう。計画はトラブルを避けることだ。それが最も重要なことになる。

クレーコートでは不運から絶対に逃れなければならない。さもなければ、それはレースの終わりを意味する可能性がある。私は自分を優勝候補の一人に数えているが、勝てるライダーは他にもいる。

でも、今日はそれに近づくことを願っている。

このコースについて他に何が言えますか?

とても美しいと思うる。ブリュッセルを巡る環状道路は特に美しい。ローカルサーキットには美しいセクションだけでなく、中心部に行くための通路も含まれているが、それは当然のことだ。

女子レースを見てみると、変化をもたらすことは可能だと言えるだろう。難しいルートだ。粘土の場合はいつものように、ドアは後ろから開く。

 

スタート

エリート男子のスタート。

 

オランダ勢が最初から飛ばす。

 

マチュー・ファンデルプールは、残り120kmから単独で飛び出す場面も。

 

残り85.4km。マチュー・ファンデルプールが逃げていたが捕まっている。

 

マチュー・ファンデルプールは前にいる。すでに16人に絞られている。

 

一旦落ち着いている。

 

コナー・スウィフトが後方から上がってこようとしている。先頭はオランダのリック・オッテマ。

 

ディフェンディングチャンピオンのマテイ・モホリッチは最後尾。

 

先頭にはティム・メルリエ、フロリアン・フェルメルシュもいる。

 

ベルギー勢が先頭を引く。

 

最後尾はベルギーのジャンニ・フェルメルシュ。第1回グラベル王者だ。

 

残り65.4km。ベルギーが引くパターンに変わりなし。

 

残り60.5kmでマチュー・ファンデルプールがアタック!

 

コナー・スウィフトが後ろについた。

 

マテイ・モホリッチは追えない。

 

2人が引き離す。

 

後方からジャスパー・ストゥイヴェンが追ってきている。

 

まだ、マテイ・モホリッチからマチュー・ファンデルプールは見えている。

 

マチュー・ファンデルプールは追いつかれる。ベルギーのクイントン・ヘルマンスもいる。

 

残り55.3km。追走とは33秒差。

 

残り50.5km。後続とは50秒差に。

 

7人は綺麗に回している。

 

残り1周

後続は見えない。

 

先頭集団のメンバーは

  1. ジャンニ・フェルメルシュ ベルギー
  2. ジャスパー・ストゥイヴェン ベルギー
  3. クイントン・ヘルマンス ベルギー
  4. フロリアン・フェルメルシュ ベルギー
  5. マテイ・モホリッチ スロベニア
  6. マチュー・ファンデルプール オランダ
  7. コナー・スウィフト イギリス

 

フロリアン・フェルメルシュのアタックに、マチューが反応。

 

後ろは反応しない。

 

残り40.1km。フロリアン・フェルメルシュのアタックをマチューが利用した。

 

これはベルギー勢は静観か。それならば決まってしまう。

 

これはゴール手前まで協力するだろう。

 

残り36.8km。二人は15秒差のリードに。

 

ベルギーは、フロリアン・フェルメルシュに託すのだろうか。前を引かない。マテイ・モホリッチとコナー・スウィフトが引く。

 

追走は割れている。クイントン・ヘルマンスはマテイ・モホリッチと一緒にいる。

 

追走は元に戻った。

 

残り30.7km。27秒差に開く。1分まで開いたら、このコースでは決まりだ。

 

あららっ、ここで差がつくか。

 

いや、まだ一緒だ。39秒差となる。

 

コナー・スウィフトとマテイ・モホリッチが先頭交代。もう追走には表彰台しか残されていない。

 

残り25.9kmで52秒差に。

 

マテイ・モホリッチがアタックするが決まらない。

 

残り22kmで1分10秒差に。

 

残り15.8km。追走は1分30秒差。

 

残り13.6km。

 

あっ、マチューが。

 

マチュー・ファンデルプールがアタック!

 

フロリアン・フェルメルシュは追えない。

 

あっという間にマチューの背中が小さくなる。

 

残り12.2km。12秒差に。

 

残り2.3km。

 

マチューが単独で戻ってきた。

 

さあビクトリーロードだ。

 

余裕のタイム差のゴールだ。

 

マチュー・ファンデルプールが、シクロクロス、ロードに続いてグラベルでも世界王者となった。

 

今回は文句なしの勝ち方だ。

 

マチュー・ファンデルプールがゴールラインで止まる。

 

バイクを掲げた。王者だけが許されるポーズだ。シクロクロス、ロード、グラベル。あとはマウンテンバイクの世界王者が残るだけとなった。

 

 

2位はフロリアン・フェルメルシュ。2021年にはパリ~ルーベも2位となっており、グラベルには強いライダーだ。今シーズンは大けがからの復帰となったが最後に力を戻している所を見せてくれた。

 

表彰台のスプリントはクイントン・ヘルマンスが獲得。銀メダルと銅メダル獲得ならばベルギーも成功だ。

 

リザルト

世界王者となったマチュー・ファンデルプール

別の種目でもレインボージャージをコレクションに加えることができ、とてもうれしい。 もちろん、このような形でシーズンを締めくくることができて本当にうれしい。

レース中、非常にアクティブでしたね。

できるだけハードなコースにしたかった。ローカルラップで大きな集団と一緒になると、自分にとって難しい状況になるとわかっていたからだ。 だからみんなを限界に向かわせようとしたんだ。

フロリアン・フェルメルシュがアタックして残り2人になったとき、僕たちはうまく機能した。 超タフなレースだったけど、楽しめたよ。

書類上ではスプリントでは強いはずですが、持ち込みませんでしたね。

わからないよ。 足も痛かった。 特にグラベルバイクではね。 だからコースの一番トリッキーなところでもう1回トライしたんだ。 結局1人で前に出た。 こんな風に祝福されるのはいつだって嬉しいものさ。

ロードの方がもっと上かもしれないけど、これにはとても満足している。 これはまだ持っていなかったんだ。 それをひとつ刻むことができてうれしい。

グラベルの人気は絶大になってきているし、僕自身もよくやっているからね。

2025年にレインボージャージを着てグラベルレースをしますか?例えば、アンバウンド・グラベルのような大きなグラベルレースが開催されるアメリカに行くのだろうか?

それはまだわからない。 まずはこれを楽しみたい。

 

 

2位 フロリアン・フェルメルシュ

スタートからタフなレースだった。 ペースはとても速く、ローカルラップに到着したときには、残っている選手はほとんどいなかった。

7人になったとき、最初に飛び出さなければならないことはわかっていた。 理想を言えば、マチューか誰か他の選手と一緒に走ることだった。 その通りになった。

あの瞬間は、誰が一番強いかということだった。 もちろん、常に期待してはいたけれど、彼の方が僕より上だということはすぐにわかったよ。 彼のイニングは長く、速かった。 そのとき、おそらく2位を争うことになるだろうと思った。

母国での銀メダルは、困難な1年を過ごしたあとのうれしい弾みとなりましたね。 シーズン序盤の大怪我により、短いものでしたが、今回の結果については?

この2位は信じられないほど満足のいくものだ。 想像を絶するよ。

 

3位 クイントン・ヘルマンス

計画ではチーム一丸となって走るつもりだった。 でも、残り120キロくらいでマチューがアタックしてきたとき、すでにタフなレースになりそうだと感じたね。

最終ラップは7、8人でスタートした。 みんな強いライダーだったから、このままでは厳しいと思ったね。 それからマチューがもう1回アタックして、1位や2位を狙うのが難しくなった。 それでも3位でゴールできてうれしいよ。

表彰台に上がれると思っていたのだろうか?

そうだね。 調子がいいのは分かっていた。 先週のロード世界選手権でも、脚はとても良かった。 でも、今日ここで表彰台に上がれるとは……スタート地点には本当に強い選手がいたし、スプリントになったとき、そのスプリントで勝てるかどうかは絶対にわからなかった。

他の選手たちも速かった。 でも最後は少し勝負に出ることができたし、もう少し長い時間、ホイールの中にいることができた。 そして最後の一発を決めたんだ。

ルーヴェンでのワールドカップは成功でしたか?

とても美しかったが、とてもタフだった。 グラベルでは本当に一人一人が自分のために戦う。 チーム戦術はほとんどない。 でも、とてもいいイベントだった。特にここベルギーは観客が多くてね。

冬のシクロクロスは走らないの?

この冬はスキップするかもしれない。 この夏はレースが多くて忙しかった。 それも重荷になっている。 しばらく体を回復させて、それから様子を見る。

 

Rnk Rider Team Pnt Time
1
 VAN DER POEL Mathieu
    4:41:23
2
 VERMEERSCH Florian
    1:03
3
 HERMANS Quinten
    3:47
4
 STUYVEN Jasper
    ,,
5
 VERMEERSCH Gianni
    3:48
6
 SWIFT Connor
    ,,
7
 MOHORIC Matej
    ,,
8
 MERLIER Tim
    4:15
9
 KIELICH Timo
    ,,
10
 AERTS Toon
    ,,
11
 MEURISSE Xandro
    ,,
12
 LINDBERG Jonas
    ,,
13
 GOVEKAR Matevz
    6:06
14
 OTTEMA Rick
    6:14
15
 PANHUYZEN Kevin
    6:20
16
 NAESEN Lawrence
    6:42
17
 BLOEM Joren
    12:03
18
 BENOOT Tiesj
    ,,
19
 KOCH Jonas
    12:04
20
 VAN TRICHT Floris
    ,,
21
 VAKOC Petr
    ,,
22
 KLUGE Roger
    ,,
23
 SCHÖNBERGER Sebastian
    ,,
24
 SOETE Daan
    ,,
25
 NEFF Luis
    ,,
26
 HOOGERLAND Johnny
    12:05
27
 KLARIS Magnus Bak
    12:08
28
 FEDERSPIEL Daniel
    12:09
29
 VERWILT Mauro
    ,,
30
 STEHLI Félix
    12:21

 

 

 

 

 

 

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