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2023 ストラーデビアンケ  トスカーナの白い道を制したライダーは?

海外情報
Photo credit: ell brown on VisualHunt
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トスカーナの白い道、ストラーデビアンケ。Strade Bianche(1.UWT)

イタリア中部のトスカーナ州に設定された全長184kmのコースには11カ所、合計63kmの未舗装区間(セクター)が登場する。

2017年からはワールドツアーに格上げされ、最も人気のあるレースとなってきている。

ステラーデビアンケはイタリア語で白い道という意味だが、雨もなくこの日も誇りまみれの乾いた道となりそうだ。

 

過去の優勝者は

  • 2022    タデイ・ポガチャル
  • 2021     マチュー・ファンデルプール
  • 2020  ワウト・ファンアールト
  • 2019  ジュリアン・アラフィリップ
  • 2018  ティシュ・ベノート
  • 2017  ミハウ・クフィアトコフスキ
  • 2016  ファビアン・カンチェラーラ
  • 2015  ゼネク・スティバル
  • 2014  ミハウ・クフィアトコフスキ
  • 2013  モレーノ・モゼール
  • 2012  ファビアン・カンチェラーラ

 

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シエナ~シエナ 184km

コースマップ photo strade-bianche.it

 

イタリアのトスカーナのコースは184kmの長さで昨年と同じ。

スタートとフィニッシュは、トスカーナの中心部にあるシエナ。石畳レースとして知られるパリ〜ルーベのように平坦基調ではなく、獲得標高差は3,000mを超える。

最後は丘の上に位置するシエナ旧市街に続く急勾配(最大16%)の石畳坂を駆け上がり、同市内のカンポ広場にフィニッシュする。

グラベルロードの多くは普段から生活道路として使用されているため、滑らかに整地されている。

それでも落車やパンクが続出するのがこのレースの特徴であり、2020年のジュリアン・アラフィリップは6度のパンクに見舞われている。

いかにトラブルなくゴールにたどり着くかも勝負の分かれ目だ。

 

コースマップ photo strade-bianche.it

 

63 kmは未舗装の砂利道で、11の象徴的なグラベルセクターが待ち受ける。

  1. Sector 1 – Vidritta   2.100m * 残り166,4 km
  2. Sector 2 – Bagnaia 5.800m ***  残り159 km
  3. Sector 3 – Radi 4.400m ** 残り147,1 km
  4. Sector 4 – La Piana 5.500m * 残り129,2 km
  5. Sector 5 – Lucignano D’Asso 11.900m *** 残り103,2 km
  6. Sector 6 – Pieve a Salti 8.000m **** 残り87,8 km
  7. Sector 7 – San Martino in Grania 9.500m *** 残り72,3 km
  8. Sector 8 – Monte Sante Marie 11.500m ***** 残り60 km
  9. Sector 9 – Monteaperti   800m * 残り24 km
  10. Sector 10 – Colle Pinzuto 2.400m **** 残り19,4 km
  11. Sector 11 – Le Tolfe  1.100m *** 残り13 km

 

サンタカテリーナの登り  photo strade-bianche.i

 

ゴールであるシエナのカンポ広場に入る前にも、最大勾配16%のサンタカテリーナ通りの石畳の登り坂が現れる。だが、ここまでで集団はなくなり少人数に絞られているはず。

ここをトップで越えれば、ほぼ勝利を得ることが出来る。

 

注目されるライダーは

  • Alpecin-Deceuninck マチュー・ファンデルプール
  • Quick-Step Alpha Vinyl Team ジュリアン・アラフィリップ
  • AG2R Citroën Team グレッグ・ファンアーヴェルマート、ブノワ・コヌフロワ
  • Astana Qazaqstan Team  アレクセイ・ルチェンコ
  • Bahrain – Victorious ペリョ・ビルバオ、マテイ・モホリッチ
  • BORA – hansgrohe セルジオ・イギータ、アレクサンドル・ウラソフ、レナード・ケムナ
  • EF Education-EasyPost アルベルト・ベッティオル
  • Groupama – FDJ ティボー・ピノ、ヴァランタン・マデュアス
  • INEOS Grenadiers トム・ピドコック、カルロス・ロドリゲス、ミハウ・クフィアトコフスキ
  • Israel – Premier Tech サイモン・クラーク
  • Jumbo-Visma ティシュ・ベノート
  • Lotto Soudal アンドレアス・クローン
  • Movistar Team アレクサンデル・アランブル
  • Team Arkéa Samsic ワレン・バルギル
  • Team BikeExchange – Jayco ゼネク・スティバル
  • Trek – Segafredo クイン・シモンズ、エドワード・トゥーンス
  • Q36.5 Pro Cycling Team ジャンルーカ・ブランビッラ
  • UAE Team Emirates ディエゴ・ウリッシ、アレッサンドロ・コーヴィ、ブランドン・マクナリティ、ジョージ・ベネット、ダヴィデ・フォルモロ
  • TotalEnergies サガン

 

スタート前

Tiz-cycling ストリーミング スクリーンショット以下同様

マチュー・ファンデルプールは、「木曜日の偵察?コースはよく知っているが、いつもよりグラベルやダストが少ない。一部のストリップも再構築されているため、少し簡単になっている。必要な場所にいることを願っているが、トレーニングはレースとは別のものだ。やりたいことができて、気持ちがいい。背中は気にならない。」

 

INEOS Grenadiersのトム・ピドコックは、「これは私の好きなコースかもしれない。」

 

ジュリアン・アラフィリップは、「今日は、リエージュ〜バストーニュ〜リエージュを含む重要なレースでいっぱいの長い期間の始まりだ。私は非常にやる気がある。今日、チーム内にはいくつかの資産がある。マウリ・ファンセベナントは非常に強く、アンドレア・バジオーリも良い状態だ。」

 

3人の逃げ

3人が逃げている。

  1. スヴェンエリック・ビストラム Intermarché – Circus – Wanty
  2. イバン・ロメオ Movistar Team
  3. アレッサンドロ・デマルキ Israel – Premier Tech

 

EOLO-Kometaのエリック・フェッターが3人に追いつかない状態。多分、集団にそろそろ捕まる。

 

あ~、やっぱりエリック・フェッターは集団に捕まる。これで逃げは先頭の3人だけとなった。

 

集団はGroupama – FDJが引いている。タイム差は4分25秒。

 

マテイ・モホリッチが止まった。良く見えないけど、これはドロッパーシートポストなのかな。

 

Trek-Segafredoが集団先頭に。昨年7位のクイン・シモンズで狙うのかな。

 

トム・ピドコックは、集団最後尾。まだ戦闘開始は先だ。

 

先頭で逃げるスヴェンエリック・ビストラムは、2014年のU23世界王者。2020年ノルウェー王者。UAE Team Emiratesから移籍して2年目となる。

 

Sector 7 – San Martino in Grania 9.500m *** 残り72,3 km

バイクがかなり前を走っているのでホコリもそれほどない。少しずつタイム差は削られている。

 

少しずつ攻撃がかかる。まずはSoudal – Quick Step。

 

INEOS Grenadiersのカルロス・ロドリゲスが落車。結構色々な場所で落車が起こっている。

  • ヴァランタン・マデュアス Groupama – FDJ
  • アッティラ・ヴァルテル Jumbo-Visma

 

UAE Team Emiratesのダヴィデ・フォルモロがパンクで、シェード・バクステッドにバイクを借りている。

 

ダヴィデ・フォルモロは、ペースが上がる前に集団に追いつきたい。

 

Alpecin-Deceuninckが集団先頭に。まずは、ミヒャエル・ゴグルが引く。

 

INEOS Grenadiersのブランドン・リベラが後輪パンク。

 

先頭は3人は、タイム差3分3秒。まだ、集団は本気で追っていない。

 

マチュー・ファンデルプールは、集団前方付近。今年は路面状況が良いので、大集団のままだ。これは決戦は、最後のほうになりそうな感じだ。

 

Sector 8 – Monte Sante Marie 11.500m ***** 残り60 km

先頭から、イバン・ロメオが遅れた。

 

集団からアルベルト・ベッティオルがアタック。

 

誰が反応するか。

 

アンドレア・バジオーリがきた。後ろは、トム・ピドコックだ。

 

サガンが集団から遅れる。

 

先頭にトム・ピドコックが追いつく。

 

ピドコックは下りでスパート。

 

ピドコックは、下りで二人を突き放した。

 

二人は完全に置いていかれた。

 

トム・ピドコックは、昨年のタデイ・ポガチャルと同じように残り50kmからのアタックとなった。

 

アルベルト・ベッティオルの後ろに集団が迫る。

 

トム・ピドコックは、猛烈なペースで先頭に迫る。もう15秒差だ。

 

残り42.5kmで先頭に追いついた。

 

マチュー・ファンデルプールがアタック!

 

ボトルを貰って前を目指すが、これは捕まる。

 

先頭は3人で回す。

 

集団も人数が絞られてきた。

 

3人が集団から抜け出している。

  1. アンドアス・クローン Lotto-Dstny
  2. ペッリョ・ビルバオ Bahrain Victorious
  3. ヴァランタン・マデュアス Groupama – FDJ

 

下りで、アルベルト・ベッティオルが落車。動けない。

 

INEOS Grenadiersのマグナス・シェフィールドも一緒だ。

 

マチュー・ファンデルプールが遅れた。

 

前に、5人いる。引いてくれるメンバーがいない。

 

先頭3人が上手く逃げている。

 

追走も3人。これが追いつくか。

 

先頭は、ピドコックがメインで引くが後続に追いつかせない。

 

マチュー・ファンデルプールの第3グループには、ひかないメンバーが二人いるので追いつかない。これはマチューは、終わったようだ。

  1. マキシム・ファンジルス Lotto-Dstny
  2. フィリッポ・ザナ Team Jayco AlUla
  3. マチュー・ファンデルプール Alpecin-Deceuninck
  4. アンドレア・バジオーリ Soudal – Quick Step
  5. ベン・トゥレット INEOS Grenadiers

 

先頭からスヴェンエリック・ビストラムが切れた。

 

先頭から切れたスヴェンエリック・ビストラムが追走に捕まる。

 

ピドコックは、後続に追いつかれると足を使っているので不利となる。少人数で追いつかれたいところ。

 

マチュー・ファンデルプールのグループは、メイン集団に吸収される。

 

追走は11人に膨れ上がった。

 

Sector 9 – Monteaperti   800m * 残り24 km

ピドコックがアタック!

 

後続はメンバーが良いので二人いるチームが引くべきか。

 

もう、ピドコックは最後まで全開でいかないといけない。

 

マテイ・モホリッチが少し仕掛けるが止めてしまう。ペッリョ・ビルバオと二人いるのでおいつかないといけない。

 

さあ、追走からアタックだ。

 

ティシュ・ベノートが行く。

 

後ろから、ヴァランタン・マデュアスとルイ・コスタが追ってくる。

 

追走が3人となった。

 

ピドコックの下りがキレキレだ。

 

Sector 10 – Colle Pinzuto 2.400m **** 残り19,4 km

後ろから、アッティラ・ヴァルテルが追いついてきた。ただ、アッティラ・ヴァルテルは、抑えておかないといけなかったのでは。

 

追走がさらに増えた。6人だ。

  1. マテイ・モホリッチ Bahrain Victorious
  2. クイン・シモンズ Trek-Segafredo
  3. アッティラ・ヴァルテル Jumbo-Visma
  4. ティシュ・ベノート Jumbo-Visma
  5. ヴァランタン・マデュアス Groupama – FDJ
  6. ルイ・コスタ Intermarché – Circus – Wanty

 

残り15.1km。18秒では追いつかれてしまう。

 

追走も上手くは回っていない。

 

Sector 11 – Le Tolfe  1.100m *** 残り13 km

最後のセクターだ。早く追いつかないと逃げ切りもある。

 

マテイ・モホリッチがアタック。

 

だが、これをかわしてアッティラ・ヴァルテルがアタックだ。

 

ピドコックはアッティラ・ヴァルテルと戦わないといけなくなるかもしれない。

 

アッティラ・ヴァルテルは追いつかれた。

 

ティシュ・ベノートは後ろで足を溜めるだろう。もう8秒差しかない。

 

マテイ・モホリッチがアタック。

 

カメラが切り替わるとティシュ・ベノートがアタックしている。

 

逆にマテイ・モホリッチは遅れた。

 

アッティラ・ヴァルテルも切れた。

 

追走は3人だ。

 

ピドコックは追いつかせない。10秒まで開いた。

 

追走が、牽制している間にマテイ・モホリッチが追いついた。

 

さらに、アッティラ・ヴァルテルも追いつく。

 

後続はアッティラ・ヴァルテルがアタック。こんなことをしていると逃げられてしまう。

 

これは追いつかない。23秒まで開いた。

 

残り4.1km。これはいきそうだ。23秒とタイム差をキープ。

 

これは、アッティラ・ヴァルテルが引かないといけないのでは。

 

残り800m。

 

残り700m。ピドコックは、勝利への道を上る。

 

残り500m。ピドコックは、素晴らしい逃げを決めたことになる。

 

残り250m。大歓声を浴びてゴールに向かう。

 

凄い。終わってみれば、昨年のタデイ・ポガチャルと同じように残り50kmからのアタックとなった。当然、前の先頭集団に助けて貰ってはいるけれど、わずかなタイム差を見事に守り切った。

シクロクロスならば、10秒の差は大きいけれど、ロードレースでは違う。ここまで迫られても、追いつかれなかったのは本当に凄い。

シクロクロス世界選手権をスキップして、クラシックに集中した結果がすぐに出たのも朗報だ。さらに、勝利を重ねるのは間違いないだろう。

 

2位はGroupama – FDJのヴァランタン・マデュアス。ティシュ・ベノートは3位となった。ティシュ・ベノートの胸中はどうなんだろうか。ヴァランタン・マデュアスが追いついてきた時には、腕をあげて怒りをあらわしていた。

どのような指示がチームからあったのか知りたいところだ。Jumbo-Vismaは、二人も先頭にいて勝てなかったのだから。

 

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リザルト

トム・ピドコックのコメント

正直なところ、まずはこのことを心に刻まなければならない。こんな長い単独走を始めるつもりはなかったんだ。モンテ・サンテ・マリーはレースで決定的なポイントになることは分かっていた。下りでなんとか差をつけ、そのまま逃げ切った。

正直なところ、今週はすでにいい感じだった。そのときから、何かいいことが起こりそうだと感じていた。それが成功したのは、本当に信じられないことだ。言葉では言い表せないほどだ。

追っ手はまだ近づいてきていて、一瞬、失敗したかな、と思った。

ただ、一日中ハイペースで走っていたので、その間に差を縮めるのは難しい。今シーズンは、ライダーがレースですでにバイクの恩恵を受けていることがわかったが、今日はそうではなかった。でも、期待していたんだけどね。

Rnk Rider Team UCI Time
1
 PIDCOCK Thomas
INEOS Grenadiers 400 4:31:41
2
 MADOUAS Valentin
Groupama – FDJ 320 0:20
3
 BENOOT Tiesj
Jumbo-Visma 260 0:22
4
 COSTA Rui
Intermarché – Circus – Wanty 220 0:23
5
 VALTER Attila
Jumbo-Visma 180 ,,
6
 MOHORIČ Matej
Bahrain – Victorious 140 0:34
7
 BILBAO Pello
Bahrain – Victorious 120 1:04
8
 GRÉGOIRE Romain
Groupama – FDJ 100 1:18
9
 FORMOLO Davide
UAE Team Emirates 80 1:23
10
 KRON Andreas
Lotto Dstny 68 1:35
11
 LUTSENKO Alexey
Astana Qazaqstan Team 56 1:44
12
 SIMMONS Quinn
Trek – Segafredo 48 1:46
13
 WELLENS Tim
UAE Team Emirates 40 ,,
14
 ULISSI Diego
UAE Team Emirates 32 ,,
15
 VAN DER POEL Mathieu
Alpecin-Deceuninck 28 ,,
16
 ARANBURU Alex
Movistar Team 24 ,,
17
 SKUJIŅŠ Toms
Trek – Segafredo 24 ,,
18
 KWIATKOWSKI Michał
INEOS Grenadiers 24 ,,
19
 PINOT Thibaut
Groupama – FDJ 24 ,,
20
 BARGUIL Warren
Team Arkéa Samsic 24 ,,
21
 ZANA Filippo
Team Jayco AlUla 16 ,,
22
 VERMEERSCH Gianni
Alpecin-Deceuninck 16 ,,
23
 VAN GILS Maxim
Lotto Dstny 16 ,,
24
 KONRAD Patrick
BORA – hansgrohe 16 ,,
25
 DE PLUS Laurens
INEOS Grenadiers 16 ,,
26
 VLASOV Aleksandr
BORA – hansgrohe 16 ,,
27
 SHAW James
EF Education-EasyPost 16 ,,
28
 CLARKE Simon
Israel – Premier Tech 16 1:58
29
 KÄMNA Lennard
BORA – hansgrohe 16 ,,
30
 BAGIOLI Andrea
Soudal – Quick Step 16 ,,
こちらはハイライト動画

 

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