2023 グランプリ クリキエリオン ベルギーのワンデーレースを制したのは?

グランプリ　クリキエリオンは、ベルギーのワンデーレース。Grand Prix Criquielion(1.1)

レースは、同年に引退を発表し、レースの最初の勝者でもあったクロード・クリキエリオンに敬意を表して、1991年に最初に開催されている。

2023年から1クラスのレースとなった。

過去の優勝者は

• 2022 COTÉ Pier-André
• 2019 MARIT Arne
• 2018 ライオネル・タミニオニー
• 2017 WELTEN Bram
• 2016 ティモシー・デュポン
• 2015 イエール・ワライス
• 2014 PEETERS Kevin
• 2013 VALLÉE Boris
• 2012 DAVID Tom
• 2011 DE TROYER Tim

アト～レシーヌ　201km

コースプロフィール photo ententecyclisteacrenoise

コースはアトをスタートして24kmの周回コースを5周。その後、2周の周回コースを回って、小さな登りを2箇所こなしてゴールとなる。

1. 山岳　Cote du Mont 　2.2km・2.5%
2. 山岳　Cote des Plachettes  1km・5.8%
3. 山岳　Cote du Mont 　2.2km・2.5%
4. 山岳　Cote des Plachettes  1km・5.8%

注目のライダーは

スタート

YouTube動画スクリーンショット以下同様

ベルギーはかなり寒そう。

さあ、ニュートラルスタート。

4人が逃げている。

残り83.6kmでは3人に。

残り43.3kmで24秒差。

残り40km。先頭とは20秒のタイム差。

残り31.6km。タイム差20秒と変わらず。

先頭は2人。集団は、Lotto-DstnyとTeam DSMが引いている。

残り21.2kmで先頭二人が捕まった。

残り14.9km。あとは、スプリントに向けての位置取りだけだ。

残り1周

残り1周。Team DSMが先頭で引いている。

残り3.7kmでSoudal – Quick Stepが攻撃を。

ゴール前で、Soudal – Quick Stepのヨルディ・ワロップが前に。

ヨルディ・ワロップが先頭だ。

ゴールは登っており、下からライダーが上がってくる。

左から、Team DSMのサム・ウェルスフォード、Lotto-Dstnyのミラン・メンテンが上がってくる。

サム・ウェルスフォードが抜け出した。

サム・ウェルスフォードが、ゴール手前から上体を起こしてゴールラインを駆け抜けた!

2位のミラン・メンテンがハンドルを叩いて悔しがるが、完全にサム・ウェルスフォードが速かった。サム・ウェルスフォードは、ブエルタ・ア・サンファン第6・7ステージの連勝に続いて今シーズンの3勝目をあげている。

さすがは、世界のトップトラック選手だ。

戦績を見てみるとサム・ウェルスフォードは27歳。2022年からTeam DSMに在籍しており、トラックのスぺシャリスト。

• 2016年、2017年、2019年の世界選手権チームパーシュートの優勝メンバー
• 2019年　スクラッチ世界王者
• 2016リオデジャネイロオリンピックでチームパーシュート銀メダル
• 2021東京オリンピックでチームパーシュート銅メダル

トラックで、つちかったスプリントの駆け引きは、ロードのスプリントでも生かされている。

リザルト

サム・ウェルスフォードのコメント

今日の追跡では多くの責任を負い、フィナーレのすべての動きをカバーし、みんなが私を完璧に届けてくれた。今日はそれに値するものだった。