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2023 ショレ=ペイ・ド・ラ・ロワール フランスのワンデーレースを勝ち取ったのは?

海外情報
Photo credit: @ S@ndrine on Visualhunt.com
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フランスのペイ・ド・ラ・ロワール地域で行われる1クラスのワンデーレース。Cholet – Pays de la Loire(1.1)

初開催から、名前が4回変わっている。

  • 1978年から1987年 グラン・プリ・ド・モレオン=ムラン(Grand Prix de Mauléon-Moulins)
  • 1988年及び1989年 グラン・プリ・ド・ショレ=モレオン=ムラン(Grand Prix de Cholet-Mauléon-Moulins)
  • 1990年から2007年 グラン・プリ・ド・ショレ=ペイ・ド・ロワーヌ(Grand Prix de Cholet – Pays de Loire)
  • 2008年からショレ=ペイ・ド・ラ・ロワール(Cholet – Pays de la Loire)の名称になっている。

 

過去の優勝者は

  • 2022    マルク・サロー
  • 2021 エリア・ヴィヴィアーニ
  • 2019 マルク・サロー
  • 2018 トマ・ブタ
  • 2016 ルディ・バルビエ
  • 2015  FÉDRIGO Pierrick 引退
  • 2014 トム・ファンアスブロック
  • 2013 ダニアン・ゴドン
  • 2012   アルノー・デマール
  • 2011 トーマス・ボエックラー 引退
  • 2010  DUQUE Leonardo Fabio 引退

 

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ショレ~ショレ 205km

コースプロフィール photo choletpaysdelaloire

 

スタート地点とゴール地点は離れているけど、同じショレの町にゴール。

大きく、150kmほど回ってきてから、8kmのローカルラップを6周してゴールする。小刻みなアップダウンが多いが、登りの長さはいずれも長くない。

勝負はゴールスプリントとなりそうだ。

 

  1. 山岳 Code de Beaucou 1.9km・3.1%
  2. 山岳 Code de Veilmur  0.6km・5%
  3. 山岳 Code du Seguiniere  0.7km・2.6%
  4. 山岳 Code de la Cerisier Noir   1km・4.1%
  5. 山岳 Code de Cheneusene  0.8km・5.1%
  6. 山岳 Code de Rocheplaud  2.7km・2.4%
  7. 山岳 Montee du Rue Surcouf  0.2km・7.5%
  8. 山岳 Montee du Rue Surcouf  0.2km・7.5%

 

注目されるライダーは

  •  AG2R Citroën Team 
  •  Cofidis アクセル・ジングル、アントニー・ペレス
  •  Groupama – FDJ ルイス・アスキー
  •  Team Arkéa Samsic ナセル・ブアニ
  •  TotalEnergies ジェイソン・テッソン、ロレンゾ・マンザン
  •  Burgos-BH アンヘル・マドラソ
  •  Euskaltel – Euskadi ゴッツォン・マルティン

 

スタート

cycling today ストリーミング スクリーンショット以下同様

気温は11℃。

 

5人の逃げ

コンチネルタルチームの5人が逃げている。

  1. Jacob SCOTT (Bolton Equities-Black Spoke Pro Cycling)
  2. Enzo BOULET (CIC U Nantes Atlantique)
  3. Edo GOLDSTEIN, Gavin HADFIELD (Ecoflo Chronos)
  4. HADFIELD Gavin(Team Ecoflo Chronos)
  5. Nikolaj MENGEL (BHS-PL Beton Bornholm)

 

集団はTudor Pro Cycling TeamとTeam Arkéa Samsicが引いている。残り73.2kmでタイム差1分55秒。

 

残り60.8kmでAG2R Citroën Teamの二コラ・プラドムがアタック。

 

だが、すぐに集団が捕まえる。

 

残り58.1kmで47秒差。そろそろサーキットに入る。

 

先頭はサーキットに入ってきた。登りで少し離れるが、すぐに元に戻る。

 

集団からは、TotalEnergiesのジェレミー・カポがアタックをかけるが決まらない。

 

もう、先頭の後ろに集団が見えてきた。

 

先頭は二人になっている。

  1. Jacob SCOTT (Bolton Equities-Black Spoke Pro Cycling)
  2. Nikolaj MENGEL (BHS-PL Beton Bornholm)

 

残り6周

後方に集団が見えている状態で二人がゴールラインを通過。

 

続いて、追走とメイン集団が通過する。

 

一人はあきらめた。

 

単独となって結構頑張っている。

  1.  Nikolaj MENGEL (BHS-PL Beton Bornholm)

 

集団が後ろに迫る。

 

残り5周

ギリギリで単独で通過。

 

残り39.8kmで捕まってしまった。

 

残り36.1km。集団はHuman Powered Healthが引く展開。

 

登りでは引きのばされるが、またすぐに集団に戻る。

 

残り3周

集団のまま残り3周に。

 

残り18.1kmで集団に動きが。

 

残り2周

ギャップが少ないので逃げ切れそうもない。

 

先頭は5人に。

  1. アクセル・ジングル Cofidis
  2. アンソニー・ぺレス Cofidis
  3. ルイス・アスキー Groupama – FDJ
  4. ローレンス・ピティ Groupama – FDJ
  5. ゴッツォン・マルティン Euskaltel – Euskadi

 

残り13.2km。タイム差は10秒程度か。

 

後方から、TotalEnergiesのマチュー・プルドゴーが追いついてきた。

 

先頭にいるメンバーはスプリントで決着はしたくない。 

 

集団はTeam Arkéa Samsicが引いている。

 

残り1周

タイム差が出ないが、10秒くらいか。

 

残り5.3km。もっと引けよと言っている。

 

最後の登りだ。

 

集団では落車。

 

先頭が追いつかれて繋がった。

 

先頭が集団に飲み込まれる。

 

だが、Cofidisのアクセル・ジングルは逃げ続ける。

 

残り2.6km。昨日も優勝したアクセル・ジングルが攻撃を続ける。

 

今度は、変わってTotalEnergiesのマチュー・プルドゴーが引きづく。

 

残り1.5km。TotalEnergiesの攻撃が続く。

 

先頭は15人くらいが、集団を引き離している。

 

3人が少し前に抜けた。

 

TotalEnergiesのアレクシー・ヴィエルモが先頭でゴールに向かう。

 

だが、これをGroupama – FDJのローレンス・ピティが抜いた。

 

ローレンス・ピティはフェンス際を進んでいる。

 

ローレンス・ピティの後ろから、TotalEnergiesのロレンゾ・マンザンとCofidisのアントニー・ペレスが追い込む。

 

だが、ローレンス・ピティのスピードは衰えない。

 

最後に、もう一度腰をあげてスプリントで藻掻く。

 

ローレンス・ピティがゴールを切った!

 

ローレンス・ピティは、プロ初勝利だ。昨日のクラシック・ロワール・アトランティックでも2位になっているが、今度は文句なしだ。

今年開発チームから昇格しており、20歳のニュージーランド人。Groupama – FDJは、楽しみなライダーが育ってきている。

 

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リザルト

ローレンス・ピティのコメント(チーム公式サイトより)

残り3周を切ったところで、サーキットにある2つの短いバンプの連続の中で、ようやく大きな戦いが始まった。終盤に攻勢をかけるつもりだったが、その通りになった。

ルイス・アスキーのことはコンチ時代からよく知っているし、何人かのライダーと一緒に攻めれば、最後まで行ける可能性があることもわかっていた。だから、そうしたんだ。Cofidisの選手たちとはうまくいって、2周ほどギャップを保つことができたが、その後、何人かがブリッジアップしてきて、状況は少し変わった。

最初は10人がリードしていたが、その後、強い選手が前に残った。5人になったが、リードはそれほど大きくなかった。最後の8kmのループに入ったとき、集団が私たちの背後に迫っていたので、私たちは選択を迫られた。

ルイスと話をして、彼の体調を確認した。だから、最後の上りで、プロトンが戻ってこないように、全力を尽くした。ルイスは信じられないような仕事をして、私に勝つチャンスを与えるために特攻リレーをしたんだ。

完璧だった。彼のスティントは、僕を吹き飛ばさないように気をつけながら、かなり長く、力強く走った。そのおかげで、集団は後続にわずかなマージンを保つことができた。今日はこれ以上のチームメイトはいないよ。

勝つためには、ただ走るしかなかった。そして、みんなはそうしてくれた。

決勝はとても速いし、みんな疲れているからギャップが生まれるだろうと思っていた。ライダーを逃がすことで勝利が遠のくのは避けたかった。自分が強いことは分かっていたので、その動きについていくしかなかった。

勝つために努力しなければならないこともある。それが自分のやり方であり、成功したのだ。

決勝では、誰が後ろにいるかはわからなかった。ただ、自分にはわずかなアドバンテージがあり、その瞬間に全力を尽くさなければならないと思っていた。

最後の1kmほど、痛みを感じながら進んだことはないだろう。ただ、頭を下げて全力を尽くし、何とか持ちこたえたいと願っていた。ただ、ラインから100メートルのところで大きなスクリーンを見て、これは無理だと思った。

もっとスピードのある選手が戻ってくるのが見えたからだ。自分はただ、ペダルを踏んで立ち上がり、ラインに向かってすべてを出し切るしかなかった。トップでフィニッシュラインを通過したときは、すぐには信じられなかった。念のため、バイクを投げ捨てたりもした。

 

Rnk Rider Team UCI Time
1
 PITHIE Laurence
Groupama – FDJ 125 4:46:16
2
 PEREZ Anthony
Cofidis 85 ,,
3
 MANZIN Lorrenzo
TotalEnergies 70 ,,
4
 CARDIS Romain
St Michel – Mavic – Auber93 60 ,,
5
 DE VYLDER Lindsay
Team Flanders – Baloise 50 ,,
6
 ZIJLAARD Maikel
Tudor Pro Cycling Team 40 ,,
7
 ZINGLE Axel
Cofidis 35 ,,
8
 PEÑALVER Manuel
Burgos-BH 30 ,,
9
 GAUTHERAT Pierre
AG2R Citroën Team 25 ,,
10
 BARTHE Cyril
Burgos-BH 20 ,,
11
 MARTÍN Gotzon
Euskaltel – Euskadi 15 ,,
12
 GATE Aaron
Bolton Equities Black Spoke 10 ,,
13
 BURGAUDEAU Mathieu
TotalEnergies 5 ,,
14
 PENHOËT Paul
Groupama – FDJ 5 0:05
15
 LAPEIRA Paul
AG2R Citroën Team 5 ,,
16
 VUILLERMOZ Alexis
TotalEnergies 3 ,,
17
 BARBIER Pierre
CIC U Nantes Atlantique 3 ,,
18
 BOUHANNI Nacer
Team Arkéa Samsic 3 ,,
19
 TESSON Jason
TotalEnergies 3 ,,
20
 BARBIER Rudy
St Michel – Mavic – Auber93 3 ,,
21
 MARIS Elias
Team Flanders – Baloise 3 ,,
22
 JENSEN Frederik Irgens
BHS – PL Beton Bornholm 3 ,,
23
 CARVALHO Andre
Cofidis 3 ,,
24
 WELTEN Bram
Groupama – FDJ 3 ,,
25
 PEDERSEN Rasmus Søjberg
CIC U Nantes Atlantique 3 ,,
26
 BERASATEGI Xabier
Euskaltel – Euskadi   ,,
27
 DUPONT Timothy
Tarteletto – Isorex   ,,
28
 VAN HEMELEN Vincent
Team Flanders – Baloise   ,,
29
 GRYGOWSKI Hubert
CIC U Nantes Atlantique   ,,
30
 FINÉ Eddy
Cofidis   ,,

 

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