ロードバイクの情報を発信しています!

2022 ティレーノ〜アドリアティコ第2ステージ 最長ステージを制したスプリンターは?

海外情報
Photo credit: aevarg on Visualhunt.com
この記事は約14分で読めます。

2日目は、最長距離の219km。

スプリンターの競演となる予定。このステージを逃すと、完全にスプリントとなるのは最終第7ステージまで待たないといけない。

是非とも、スプリンターチームはエーススプリンターに勝たせたいステージだ。

 

スポンサーリンク

第2ステージ  カマイオーレ–ソヴィチッレ   219 km

コースプロフィール photo tirrenoadriatico

 

ティレニア海のカマイオーレから、内陸部に向かって進む。前半100kmは平坦。山岳もあるけど、ゴールまで距離があるのでスプリンターが戻ってくるコースだ。

最後は、スプリンターの戦いとなるはず。

 

  1. 山岳 ラピネタ 5.6km・5.0%
  2. スプリントポイント  キウズディーノ   3.1km・5.0%

 

注目されるスプリンターは

  •  UAE Team Emirates パスカル・アッカーマン
  •  AG2R Citroën Team 
  • Alpecin-Fenix ティム・メルリエ
  • Astana Qazaqstan Team
  • Bahrain Victorious ヒィル・バウハウス
  •  BORA – hansgrohe ヨルディ・メイウス
  •  Cofidis シモーネ・コンソンニ
  •  EF Education-EasyPost マグナス・コルトニールセン
  •  Groupama – FDJ アルノー・デマール
  •  INEOS Grenadiers エリア・ヴィヴィアーニ
  •  Intermarché – Wanty – Gobert Matériaux アレクサンダー・クリストフ
  •  Israel – Premier Tech ジャコモ・ニッツォーロ
  •  Jumbo-Visma オラフ・クーイ
  •  Lotto Soudal カレブ・ユアン
  •  Movistar Team
  •  Quick-Step Alpha Vinyl Team マーク・カヴェンディシュ
  •  Team Arkéa Samsic ナセル・ブアニ
  •  Team BikeExchange – Jayco マイケル・マシューズ
  •  Team DSM ニキアス・アルント
  •  TotalEnergies サガン
  •  Trek – Segafredo エドワード・トゥーンス

 

スタート前

cycling Today ストリーミング スクリーンショット以下同様

優勝候補ナンバーはカレブ・ユアン。昨日の個人タイムトライヤルでは最下位。完全に足を溜めている。

 

昨年9勝をあげたAlpecin-Fenixのティム・メルリエ。まだ勝利がない。今日の結果はいかに。

 

マーク・カヴェンディシュも注目。隣の世界チャンピオン、ジュリアン・アラフィリップも今日はスプリントトレインの一員だ。

チーム内ライバルのファビオ・ヤコブセンがバリ~ニースで勝利しているのでカヴは勝たないと。

 

サガンは調子を上げてくることが出来るだろうか?

 

今日はタデイ・ポガチャルの動きはないだろう。それにしてもストラーデビアンケから中1日の休みだけで走っている。回復能力も人並み外れてますからね。

 

リーダージャージは、フィリッポ・ガンナ。レムコ・エヴェネプールが新人賞ジャージ。タデイ・ポガチャルは、ポイント賞3位だけど着用。

ウクライナ出身のマーク・パデュン(EF Education-EasyPost)が最前列に並んでいる。レースはスタート前に平和を祈って1分間の黙とう。

 

さあ、スタートだ。

 

逃げは5人

200kmオーバーのレースで逃げに乗ったのは5人。イタリアチームばかりだ。

  1. ジョナタン・カニャベラル(Bardiani-CSF-Faizanè)
  2. ダヴィテ・ガップロ (Bardiani-CSF-Faizanè)
  3. ウンベルト・マレンゴ (Drone Hopper-Androni Giocattoli)
  4. ダヴィデ・バイス (Eolo-Kometa)
  5. フランチェスコ・ガヴァッツィ (Eolo-Kometa)

 

5人は最大7分30秒のタイム差があったが、少し縮まって4分14秒となった。まだ、105kmもある。

 

ジュリアン・アラフィリップはトイレ休憩だったのか、集団に復帰中。

 

残り73.4kmでタイム差は3分8秒に縮まった。

 

INEOS Grenadiersのリチャル・カラパスは、よほど寒いのかネックウォーマーをしている。

 

グレッグ・ファンアーヴェルマートは、カメラに気づいて手を上げる。集団復帰中だ。

 

先頭集団では動きが。二人が前に出る。

 

二人は後ろの動きを見て。

  1. ジョナタン・カニャベラル(Bardiani-CSF-Faizanè)
  2. ダヴィデ・バイス (Eolo-Kometa)

 

ダヴィデ・バイス (Eolo-Kometa)が牽制からアタック!

 

ダヴィデ・バイス (Eolo-Kometa)が単独で32秒を稼ぎだす。

 

山岳 ラピネタ 5.6km・5.0%

ダヴィデ・バイス (Eolo-Kometa)が山岳ポイントを単独で越えていく。山岳ポイントはここしかないので、山岳賞ジャージ決定だ。

  1. ダヴィデ・バイス (Eolo-Kometa) 5ポイント
  2. フランチェスコ・ガヴァッツィ (Eolo-Kometa) 3ポイント
  3. ダヴィテ・ガップロ (Bardiani-CSF-Faizanè) 2ポイント
  4. ウンベルト・マレンゴ (Drone Hopper-Androni Giocattoli) 1ポイント

 

後続では、ウンベルト・マレンゴ (Drone Hopper-Androni Giocattoli)がパンクで遅れ、追走集団もバラバラに。

 

逃げていたダヴィテ・ガップロ (Bardiani-CSF-Faizanè)も集団に捕まる。

 

残り34.9kmでタイム差は1分58秒に。

 

先頭はEolo-Kometaの二人に。フランチェスコ・ガヴァッツィは、キャリア13勝のベテラン。ブエルタで2011年にステージ優勝もしている37歳。

  1. ダヴィデ・バイス (Eolo-Kometa)
  2. フランチェスコ・ガヴァッツィ (Eolo-Kometa)

 

スプリントポイント  キウズディーノ   3.1km・5.0%

なんと登りでマーク・カヴェンディシュが遅れる。

 

サポートカーも追い越していき、アシストが誰もいない。これは厳しい。

 

スプリントポイントの頂上手前でタデイ・ポガチャルがアタック!

3位通過でボーナスタイムを1秒もぎ取る。

  1. ダヴィデ・バイス (Eolo-Kometa) 5ポイント・3秒 
  2. フランチェスコ・ガヴァッツィ (Eolo-Kometa) 3ポイント・2秒
  3. タデイ・ポガチャル(UAE Team Emirates) 2ポイント・1秒
  4. テイオ・ゲイガンハート(INEOS Grenadiers) 1ポイント

 

先頭二人は16秒のタイム差。

 

マルク・ソレルが集団からアタック!

 

先頭二人の後ろに追走の二人が迫る。

 

マルク・ソレルは二人に追いつく。

 

マルク・ソレルは二人をすぐに追い抜いていく。

 

マルク・ソレルは単独となった。

 

マーク・カヴェンディシュは、集団後方に戻ってきた。これはスプリントに参加出来そうだ。

 

マルク・ソレルは35秒のリードを築く。だが、下りは集団が有利だ。どこまで逃げれるか?

 

集団はGroupama – FDJを先頭に追い込んでくる。

 

マルク・ソレルが頂上手前からアタックをかけて逃げ切るというパターンはよくある。だけど、今回は道幅が広い。

テクニカルな下りでないので、追う集団のほうが断然有利だ。

 

集団の人数は多い。スプリントに向けて爆走と言った感じ。

 

残り5.3kmまできた。まだ19秒のリードを保っている。凄いパワーだ。

 

集団も残り5kmのゲートを越える。

 

残り3.9km。マルク・ソレルは後ろを振り向いてまだ逃げる。

 

マルク・ソレルは残り3kmで捕まった。リーダージャージのカンナが先頭だ。

 

残り1.7kmでIsrael – Premier Techが先頭。

 

まだ、引いている。ジャコモ・ニッツォーロで勝利を狙っている。

 

さあ、ゴール前にきた。

 

カスパー・アスグリーンが最後の引きを見せる。Quick-Step Alpha Vinyl Teamは、ダヴィデ・バッレリーニで勝負だ。

 

サガンが前にでる!

 

左からティム・メルリエが上がってきた。

 

 

ティム・メルリエがサガンを抜く。

 

ティム・メルリエは後ろを振り返る余裕が。

 


ティム・メルリエが勝利だ~!

この最長距離のスプリントを制したのは、最後の山岳もクリアーしたティム・メルリエ。最強と思われたカレブ・ユアンとマーク・カヴェンディシュはスプリントに参加出来ていない。

昨年大活躍したティム・メルリエがようやく今シーズンの初勝利となった。

2位には、Jumbo-Vismaのオラフ・クーイが追い込んでいる。

 

こちらはハイライト動画

 

スポンサーリンク

リザルト

第2ステージ リザルト

ティム・メルリエのコメント

これはとても気持ちがいい。私のフォームはしばらくの間良いものでしたが、それは結果に反映されなかった。

ここイタリアで最初の勝利を収めることができてうれしい。最初に私は登りを生き延びなければならなかった。それが最初の目標だった。

マルク・ソレルとのタイム差がわからなかったので、混沌としていた。ついに追いつき、ギャップを埋めた。

チームを信頼し、フィニッシュでそれを終えなければならなかった。明日また勝つために乗れることを願っている。最初の勝利は、いずれにせよ、チームの目標だった。今、私たちはもっと行ける。

 

Rnk Rider Team UCI Time
1
 MERLIER Tim
Alpecin-Fenix 6 5:25:23
2
 KOOIJ Olav
Jumbo-Visma 4 ,,
3
 GROVES Kaden
Team BikeExchange – Jayco 2 ,,
4
 SAGAN Peter
TotalEnergies 1 ,,
5
 CONSONNI Simone
Cofidis 1 ,,
6
 BAUHAUS Phil
Bahrain – Victorious   ,,
7
 BALLERINI Davide
Quick-Step Alpha Vinyl Team   ,,
8
 NIZZOLO Giacomo
Israel – Premier Tech   ,,
9
 GUARNIERI Jacopo
Groupama – FDJ   ,,
10
 VENDRAME Andrea
AG2R Citroën Team   ,,
11
 ACKERMANN Pascal
UAE Team Emirates   ,,
12
 SIMON Julien
TotalEnergies   ,,
13
 ASGREEN Kasper
Quick-Step Alpha Vinyl Team   ,,
14
 PASQUALON Andrea
Intermarché – Wanty – Gobert Matériaux   ,,
15
 EWAN Caleb
Lotto Soudal   ,,
16
 MOSCHETTI Matteo
Trek – Segafredo   ,,
17
 DÉMARE Arnaud
Groupama – FDJ   ,,
18
 BOUHANNI Nacer
Team Arkéa Samsic   ,,
19
 THEUNS Edward
Trek – Segafredo   ,,
20
 KRISTOFF Alexander
Intermarché – Wanty – Gobert Matériaux   ,,

総合

Rnk Prev ▼▲ Rider Team UCI Time
1 1
 GANNA Filippo
INEOS Grenadiers 10 5:40:40
2 2
 EVENEPOEL Remco
Quick-Step Alpha Vinyl Team   0:11
3 3
 POGAČAR Tadej
UAE Team Emirates   0:17
4 4
 ASGREEN Kasper
Quick-Step Alpha Vinyl Team   0:24
5 5
 DOWSETT Alex
Israel – Premier Tech   0:25
6 6
 ARENSMAN Thymen
Team DSM   0:28
7 7
 LUDVIGSSON Tobias
Groupama – FDJ   0:32
8 8
 VAN EMDEN Jos
Jumbo-Visma   0:33
9 10 ▲1
 SOBRERO Matteo
Team BikeExchange – Jayco   0:39
10 11 ▲1
 CRADDOCK Lawson
Team BikeExchange – Jayco   ,,

ポイント賞

Rnk Prev ▼▲ Rider Team Points
1 1
 GANNA Filippo
INEOS Grenadiers 12
2  
 MERLIER Tim
Alpecin-Fenix 12
3 2 ▼1
 EVENEPOEL Remco
Quick-Step Alpha Vinyl Team 10
4 3 ▼1
 POGAČAR Tadej
UAE Team Emirates 10
5  
 KOOIJ Olav
Jumbo-Visma 10
6  
 GROVES Kaden
Team BikeExchange – Jayco 8
7 4 ▼3
 ASGREEN Kasper
Quick-Step Alpha Vinyl Team 7
8  
 SAGAN Peter
TotalEnergies 7
9 5 ▼4
 DOWSETT Alex
Israel – Premier Tech 6
10  
 CONSONNI Simone
Cofidis 6

山岳賞

Rnk Rider Team Points
1
 BAIS Davide
EOLO-Kometa 5
2
 GAVAZZI Francesco
EOLO-Kometa 3
3
 GABBURO Davide
Bardiani-CSF-Faizanè 2
4
 MARENGO Umberto
Drone Hopper – Androni Giocattoli 1

新人賞

Rnk Prev ▼▲ Rider Team Time
1 1
 EVENEPOEL Remco
Quick-Step Alpha Vinyl Team 5:40:51
2 2
 POGAČAR Tadej
UAE Team Emirates 0:06
3 3
 ARENSMAN Thymen
Team DSM 0:17
4 5 ▲1
 SOBRERO Matteo
Team BikeExchange – Jayco 0:28
5 6 ▲1
 GUERNALEC Thibault
Team Arkéa Samsic 0:34
6 10 ▲4
 GROVES Kaden
Team BikeExchange – Jayco 0:51
7 7
 FERRON Valentin
TotalEnergies 0:52
8 9 ▲1
 SIMMONS Quinn
Trek – Segafredo 0:54
9 11 ▲2
 RIOU Alan
Team Arkéa Samsic 0:57
10 12 ▲2
 OLDANI Stefano
Alpecin-Fenix ,,

コメント

タイトルとURLをコピーしました