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2022ヨーロッパ選手権シクロクロス男子エリート 欧州チャンピオンシップを誰が制した?

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Photo credit: wattallan594 on Visualhunt
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ナミュールで開催されるヨーロッパ選手権シクロクロス。土曜日の男子U23、女子エリートに続いて日曜日には女子U23と男子エリートで欧州チャンピオンが決定する。

 

過去の優勝者は

2021:  ラース・ファンデルハール
2020:  エリ・イーゼルビット
2019:  マチュー・ファンデルプール
2018:  マチュー・ファンデルプール
2017:  マチュー・ファンデルプール
2016:  トーン・アールツ
2015: ラース・ファンデルハール

 

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2022ヨーロッパ選手権シクロクロス

コースマップ photo cyclocrossnamur2022

 

ナミュール城塞の上り坂からスタート。城の頂上には新しい橋と、登りのループが追加されている。人工的なブリッジがある以外は、自然の地形を使って高低差のあるコースを生み出している。

土曜日は雨予報だったけれど、晴れていた。だが、下りの路面はドロドロで選手はかなり足を取られていた。男子エリートはどこまで足をつかずにクリアーしていくだろう。

テクニックの面も注目だ。

 

女子U23

Tiz-cycling ストリーミング スクリーンショット以下同様

優勝候補の一人は、シリン・ファンアンローイ。昨年の欧州女王だ。

 

さらにU23世界女王のパック・ピーテルスール。

 

英国代表のゾーイ・バクステッド。

 

登りからペースが上がるが後方は足をついている。先頭は、マリー・シュライバー。

 

下りで、ゾーイ・バクステッドが追いっきり落車。

 

これで大きく順位を落としてしまう。

 

登りから早くもパック・ピーテルスが先頭に。

 

2周目

パック・ピーテルスは、2周目ですでに12秒のリード。

 

リードは広がるばかり。

 

2番手争いが結構し烈。マリー・シュライバーと2021世界ジュニアMTBクロスカントリー女王のリヌ・バーキエ。

 

3周目

シリン・ファンアンローイが3番手に上がってきた。

 

下りでマクリーン・ハウエルエラが落車。

 

4周目

2位争いは、リヌ・バーキエが抜け出した。ギリギリで落車を回避。

 

2位のリヌ・バーキエと3位のシリン・ファンアンローイの差は8秒。追いつきそうで追いつかない。

 

6周目

すでにリードは55秒にひろがっている。同じ20歳のフェム・ファンエンペルはエリートで走っているけど、彼女に対抗できるのはパック・ピーテルスだろう。

 

4位は1周目に大落車したゾーイ・バクステッド。2022世界ジュニアロード王女。

 

パック・ピーテルスは、ゴールではウイリーでピースサインをする余裕。これでU23シクロ女王に続いて、欧州選手権女子U23も制した。

来年はエリートで走らないと実力が違い過ぎる感じだ。

 

リザルト

パック・ピーテルスのコメント

スタート後はとてもいい感じだったので、すぐに走ろうと決めました。すぐに穴が開いてしまい、それをさらに広げることができた。

コースは非常にドライになり、タイヤの選択は素晴らしかったです。トラブルがなければここはとてもいいコースです。

Rnk Rider Team Competition
points
Time
1
 PIETERSE Puck
Netherlands   0:49:02
2
 BURQUIER Line
France   0:50
3
 VAN ANROOIJ Shirin
Netherlands   1:27
4
 SCHREIBER Marie
Luxembourg   1:46
5
 BACKSTEDT Zoe
Great Britain   1:53
6
 FOUQUENET Amandine
France   2:39
7
 BENTVELD Leonie
Netherlands   2:50
8
 ZEMANOVÁ Kristýna
Czech Republic   3:27
9
 DURAFFOURG Lauriane
France   4:08
10
 ONESTI Olivia
France   4:31
11
 KRAHL Judith
Germany   4:46
12
 ZONTONE Asia
Italy   4:55
13
 COUZENS Millie
Great Britain   5:55
14
 JEŘÁBKOVÁ Barbora
Czech Republic   5:57
15
 BORELLO Carlotta
Italy   6:11
16
 CRABBÉ Kiona
Belgium   6:14
17
 WLODARCZYK Dominika
Poland   6:33
18
 SCHNEEBELI Jacqueline
Switzerland   ,,
19
 MACLEAN-HOWELL Ella
Great Britain   7:03
20
 SEIDEL Clea
Germany   7:38

 

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男子エリート

ラース・ファンデルハールは連覇なるか?

 

 

ライバルはエリ・イーゼルビット。

 

最初の登りからエリ・イーゼルビットが先頭に。

 

エリ・イーゼルビットが先頭。2番手はケヴィン・クーン。ラース・ファンデルハールと続く。

 

2番手にラース・ファンデルハールが上がる。

 

すぐに、ラース・ファンデルハールがエリ・イーゼルビットを抜いた。

 

エリ・イーゼルビットが登りでもたついている時に、チェーンも外れた。ラース・ファンデルハールがリードを築く。

 

2周目

マイケル・ファントーレンハウトが7秒で2位通過。

 

9秒差でマイケル・ファントーレンハウトが追っている。

 

下りでラース・ファンデルハールが落車。

 

マイケル・ファントーレンハウトが追いついて前に。

 

登りで二人が競り合う。

 

雨が降ってきているので、滑りやすい。

 

ラース・ファンデルハールがバイク交換。

 

ラース・ファンデルハールがバイク交換で少し遅れる。

 

3周目

またも落車発生。ダーン・ソエテは2度目の落車。

 

マイケル・ファントーレンハウトが落車。これは痛い。

 

ラース・ファンデルハールが前に。

 

マイケル・ファントーレンハウトが登りで遅れる。

 

4周目

ラース・ファンデルハールがリードを築く。

 

3番手に、ローレンス・スウェークが上がっているだけど、なんとか下りで落車しないように我慢している。エリ・イーゼルビットはリタイヤした。

 

ラース・ファンデルハールがバイク交換していると、マイケル・ファントーレンハウトが抜いていく。8秒差を追いついてきた。

 

マイケル・ファントーレンハウトが登りでリードを広げ始めた。

 

登りでラース・ファンデルハールが追いついてきた。

 

しかし、ラース・ファンデルハールが下りで落車してしまう。

 

すぐに走り始めたが、これは厳しくなったか。

 

マイケル・ファントーレンハウトは17秒のリードを奪った。

 

リードが縮まって来なければ逃げ切りだ。

 

7周目

ライアン・カンプが落車。

 

ライアン・カンプは、立ち上がったのだけど、またも落車。ここの下りでは何人も落車している。

 

ディフェンディグチャンピオンのラース・ファンデルハールは、2秒縮めて15秒差。

 

あ~、またもラース・ファンデルハールが落車。これは勝負あったか。

 

9周目

ラース・ファンデルハールに対して、40秒のリード。マイケル・ファントーレンハウトは勝利に向かって進む。

 

タイム差は40秒変わらない。流石に3回も落車して、パンクもしては厳しい。

 

マイケル・ファントーレンハウトは、2位のラース・ファンデルハールを突き放してゴール。ゴールでは喜びを爆発させて、何度もガッツボーズしたあとにバイクを掲げてバンザイだ。

これで、1年間欧州チャンピオンジャージを着て走ることになる。マイケル・ファントーレンハウトは、今シーズンの3勝目だ。

 

リザルト

マイケル・ファントーレンハウトのコメント

この数週間は、少し物足りなかった。コッペンベルグでは少し調子が良かったが、超好調のラースに勝てたのは本当に良かった。

最高のスタートを切ったのは、事前に2強と言われていたエリ・イーゼルビットとラース・ファンデルハールでしたね。

このコースでは決してパニックにならず、自分のコースを走るだけでいいんだ。最後に強いライダーが前に出てきたときに、それを見た。私とラースはレースを彩った。今日は一番強かったと思う。

昨年は、ナミュールのワールドカップでも優勝することができましたね。

それは私がやりたいことなんだ。それでもうまくいかなければならない、本当に良い一日を過ごさなければならない。私は今日それを持っていた。

ナミュールのコースは午前中は乾いていたが、エリート男子クロスのスタート直前に雨が降り出しましたね。これについては?

実は、あまり嬉しくなかった。グリフォから始めたかったので、全部変えるのはカオスでしたね。でも、そうですね、すべてがスムーズになったのは、多少なりとも私のアドバンテージになった。それが私には合っている。

最終ラップに入った時点で勝負は決したかに見えましたが、どの時点で勝利を確信したのですか?

フィニッシュの直前でトップに立ったとき、優勝を確信したんだ。危険であることに変わりはない。自分のキャリアの中でも最高の日だったと思っている。

Rnk Rider Team Competition
points
Time
1
 VANTHOURENHOUT Michael
Belgium   1:06:47
2
 VAN DER HAAR Lars
Netherlands   0:40
3
 SWEECK Laurens
Belgium   2:17
4
 NIEUWENHUIS Joris
Netherlands   2:48
5
 KUHN Kevin
Switzerland   2:51
6
 ORTS Felipe
Spain   2:54
7
 BOROŠ Michael
Czech Republic   3:03
8
 VANDEBOSCH Toon
Belgium   3:13
9
 HENDRIKX Mees
Netherlands   3:16
10
 RÜEGG Timon
Switzerland   3:22
11
 VANDEPUTTE Niels
Belgium   3:27
12
 BERTOLINI Gioele
Italy   3:33
13
 KAMP Ryan
Netherlands   3:41
14
 ROUILLER Loris
Switzerland   4:02
15
 MEISEN Marcel
Germany   4:29
16
 MENUT David
France   4:46
17
 MOTTIEZ Gilles
Switzerland   5:03
18
 DUBAU Joshua
France  
19
 JACOBS Johan
Switzerland  
20
 GLENDE Mats Tubaas
Norway  
21
 BARNES Toby
Great Britain  
22
 RISBERG David
Sweden  
23
 HAMM Florian
Germany  
24
 ERIKSSON David
Sweden  
25
 JANSSON Henrik
Sweden  
26
 FEDERSPIEL Daniel
Austria  

 

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