2022 ダンケルク4日間　第2ステージ　　なんと勝ったのはエリア・ヴィヴィアーニを破ったことのあるライダー!

第2ステージのスタートでは昨日のゴールでの落車の被害により4人がDNS。

• アルノー・デリー(Lotto Soudal)   骨折はないけど脳震盪あり
• アクセル・ジングル(Cofidis)　　舟状骨骨折
• スヴェンエリック・ビストラム(Intermarché – Wanty – Gobert Matériaux)
• HECHT Gage(Human Powered Health)

 

アルノー・デリーと共に落車したダニエル・マクレーは、第2ステージをスタートする。アルノー・デリーは勝てていたはずだど言っており残念な結果となったことに失望している。

Lotto Soudalは、アルノー・デリーで勝利を狙っていた。スプリントでは誰で勝負するのだろうか。

 

第2ステージ   ペロンヌ～モンサンテロワ    170.1 km

 

第2ステージは181.5km。後半には登りがあるように見えるけど丘のようなもの。一度フニッシュラインを通過してからゴールに向かう。

ゴールは完全な平坦ではないので、スプリンターの足は爆発しそうだ。

 

1. スプリントポイント　Auchy-les-Mines
2. スプリントポイント　Raimbeaucourt
3. スプリントポイント　Aniche
4. 山岳ポイント　Bermerain   1.1km・2.5%
   
5. 山岳ポイント　Hon-Hergnies   0.7km・2.9%
   
6. 山岳ポイント　Hameau d’Ostergnies    0.7km・5.7%

 

スタート前

リーダーは、繰り上がりでHuman Powered Healthのアーヴィッド・デクレイン。今日もスプリントで決着となれば集団ゴールはしておきたいところ。

ボーナスタイムを10秒獲得しており、ジャージを守れる確率は高い。ただ、集団コントロールでアシストを失うと最後のスプリントで孤軍奮闘しなければならなくなる。

 

5人の逃げ

最大3分30秒あったタイム差は1分10秒に縮まっている。一番後ろのサムエル・ワトソンは(Equipe continentale Groupama-FDJ)Groupama – FDJの開発チームのライダー。

1. サムエル・ワトソン(Groupama-FDJ)
2. ROBEET Ludovic (Bingoal Pauwels Sauces WB)
3.  アンヘル・フエンテス (Burgos-BH)
4.  COLMAN Alex (Sport Vlaanderen – Baloise)
5.  ŠIŠKEVIČIUS Evaldas (Go Sport – Roubaix Lille Métropole)

 

集団の前に少しライダーが出ている。追走集団となりそうだ。

 

10人が前にでた。先頭はTotalEnergiesのジェフレ・スープ。

 

だめだ。集団と繋がってしまう。

 

新たに、集団の前に10人の追走が出来上がる。先頭までは38秒と迫ってきた。

 

追走の中には、フィリップ・ジルベールも乗っている。チームはアルノー・デリーがリタイヤしたので、ゴールのUCIポイントを他のライダーで狙わないといけない。

 

ジルベールがいた追走は集団につかまりAlpecin-Fenixがアタックするがすぐに捕まる。

 

ジェフレ・スープがまたアタック。普段は、集団をタンタンと引く姿を良くみるけど、動いて良い時にはガンガン行くタイプのようだ。

 

一旦、38秒まで迫られていたけど、集団が落ち着いて再び1分5秒までタイム差が開く。まだ、捕まえるには早いと言った感じか。

 

集団は総合3位のニルス・エークホフのためにTeam DSMが引く。

 

残り1周

ゴール前は、カーブになっている。昨日のような落車がないように願いたい。多分少し登っているので大丈夫だと思うけど。

 

残り19kmで45秒差。集団は横一列で追い始めた。

 

山岳ポイント　Hameau d’Ostergnies    0.7km・5.7%

最後の山岳ポイントに先頭が向かう。

 

先頭は山岳ポイントを通過。

1. COLMAN Alex (Sport Vlaanderen – Baloise)　3ポイント
2. サムエル・ワトソン(Equipe continentale Groupama-FDJ)　2ポイント
3.  アンヘル・フエンテス (Burgos-BH)　1ポイント

 

集団からフィリップ・ジルベールがアタックだ。

 

フィリップ・ジルベールについているのは、ユライ・サガン。

1. フィリップ・ジルベール　Lotto Soudal
2. ユライ・サガン　TotalEnergies

 

ユライ・サガンが交代して前を追う。だが、二人は後続の集団に捕まる。

 

なんと先頭集団はカーブでミスして、真っすぐ進んでしまう。

 

ちゃんと曲がったのは、Groupama – FDJの開発チームにいるサムエル・・ワトソンだけだ。

 

サムエル・ワトソンは独走に。

 

残り9km。バイクが近いぞ。

 

集団からバンジャマン・トマがアタック!

 

バンジャマン・トマが追いついた。

 バンジャマン・トマ　Cofidisサムエル・ワトソン　Groupama – FDJ

 

ただ、タイム差は5秒しかない。集団は後ろだ。

 

先頭交代するけど～。

 

二人は、残り4.0kmで捕まってしまう。

 

残り3.3kmでGroupama – FDJが先頭。

 

大集団でゴールに向かいそうだ。

 

残り1km。ここからゴールまでは登っている。

 

先頭はTeam Arkéa Samsicのユーゴ・オフステテールだ。

 

カーブを曲がって、後ろから追いこんでくる。ユーゴ・オフステテールは最後までもたない。

 

前にでたのは、Intermarché – Wanty – Gobert Matériauxのヘルベン・タイッセンと総合2位のジェイソン・テッソンだ。

 

二人はゴールでハンドルを投げた～!

 

 

勝ったのは、St Michel – Auber93のジェイソン・テッソンだ～!

なんと、コンチネンタルのライダーが勝ってしまうなんて～。これで総合も逆転でジェイソン・テッソンがリーダーに。

ジェイソン・テッソンはアマチュアだけど、昨年はエリア・ヴィヴィアーニをツール・ポワトゥー・シャラント第2ステージで破っている。

24歳のフランス人。2020年にはRallycyclingのテスト生だったけど、契約は得られず。来年は、またプロチームから声がかかるのでは。

プロ選手を2回も破るのだから本物だ。

 

リザルト

第2ステージ　リザルト

総合

ポイント賞

山岳賞

新人賞