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2022 UAEツアー第6ステージ スプリンターステージが大波乱のゴールに!

海外情報
Photo credit: DonnyMacaroon on VisualHunt
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UAEツアー6日目もスプリンターステージ。

第5ステージでは、ジャスパー・フィリップセンが2勝目をあげた。ライバルと思われたマーク・カヴェンディシュだけど、ラスト1kmでメカトラがありスプリント参加できず。

これは悔しい結果だったはず。今日のスプリント勝利は誰の手に?

 

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第6ステージ  Expo 2020ドバイ~Expo 2020ドバイ 180km 

コースマップ photo theuaetour

 

ドバイとその周辺で行われるステージ。ドバイ万博の会場からスタートする。

ルートはドバイスポーツシティ、メイダン競馬場を経由して、市内のエミレーツタワーズに行く。

その後、ライダーはジュメイラ通りを経由してパームジュメイラのヤシの木の形をした島に乗り、そこでループを作る。

ジュメイラ諸島を経由して、レースはExpo 2020ドバイコンプレックスに戻りゴールとなる。

まあ、私は絶対に行くことはない(いけない)ので、ライダーがみる観光地をじっくりと見ておこう。

 

第6ステージ photo theuaetour

 

コースはドバイ市内なのでオールフラット。スプリントポイントは2箇所。今日は砂漠も走らないし、ファン攻撃もありそうもない。

逃げをいつ捕まえてスブリントに向かうかだけですね。

 

  1. スプリントポイント Silicon Oasis
  2. スプリントポイント   The Atlantis

 

スタート前

YouTube動画 ストリーミング スクリーンショット以下同様

注目はジャスパー・フィリップセンのハットトリックなるかだろう。これで3勝目とってしまうと、ツールでもエーススプリンターとなるかも。

 

マーク・カヴェンデッシュがケガで昨日のスプリントに参加出来なかったと聞いて一安心。今日は、トレインに乗ってスプリント勝負できるかな。

 

ダニー・ファンポッペルにリードアウトして貰っているのに勝てないサム・ベネット。まだ、息が合っていないのだろうか?

 

ドバイの女性は顔を出しているけど、すぐに隠してしまった。残念。

 

スタートはドバイエキスポの中も通る。

 

6人の逃げ

リアルスタートからすぐに飛び出し。

 

もう誰も追わない。こんなにすんなり逃げれたらいうことないだろう。いつもの毎回逃げているメンバーに、AG2Rが一人。

  1. 14  ポール・ラペイラ  AG2R Citroën Team
  2. 51 ジョナタン・カニャベラル Bardiani-CSF-Faizanè
  3. 55 アレッサンドロ・トネッリ Bardiani-CSF-Faizanè
  4. 81 パヴェル・コチェトコフ Gazprom – RusVelo
  5. 86 ディミトリ・ストラコフ Gazprom – RusVelo
  6. 87 マティアス・ヴァチェク Gazprom – RusVelo

 

総合1位と2位のタデイ・ポガチャルとガンナは並んでおしゃべり。まあ、バチバチの関係ではない。

 

ディミトリ・ストラコフの中間スプリントジャージは決定的だ。今日もスプリントポイントは暗黙の了解で取らせて貰えるのかな。

もしくは、Bardiani-CSF-Faizanèも狙うのか?

 

ポール・ラペイラ(AG2R Citroën Team)も逃げていれば、どつかれることもない。

 

マーク・カヴェンデッシュは集団後方で、ミハウ・クフィアトコフスキとおしゃべり。

 

ジャスパー・フィリップセンがバイク交換。パンクだろうか?

 

スプリントポイント Silicon Oasis

ここはマティアス・ヴァチェクにアシストされた、ディミトリ・ストラコフが順当に獲得。

  1. 86 ディミトリ・ストラコフ Gazprom – RusVelo 8ポイント・3秒
  2. 81 パヴェル・コチェトコフ Gazprom – RusVelo 5ポイント・1秒
  3. 55 アレッサンドロ・トネッリ Bardiani-CSF-Faizanè 3ポイント・1秒
  4. 87 マティアス・ヴァチェク Gazprom – RusVelo 1ボイント

 

最大4分近くあったタイム差は残り124kmで2分18秒に。先頭はスコット・ウェイツ。

 

ガンナはジャスパー・フィリップセンと並んでおしゃべり。ガンナはどうみてもいい人。時速32km/hととても遅い。先頭とは1.2km離れている。

 

スプリントポイント   The Atlantis

最後のスプリントポイント。ここもディミトリ・ストラコフがトップ通過。これで16ポイント追加してポイント賞でも57ポイントとなり、2位になっている。

  1. 86 ディミトリ・ストラコフ Gazprom – RusVelo 8ポイント・3秒
  2. 81 パヴェル・コチェトコフ Gazprom – RusVelo 5ポイント・1秒
  3. 55 アレッサンドロ・トネッリ Bardiani-CSF-Faizanè 3ポイント・1秒
  4. 14  ポール・ラペイラ  AG2R Citroën Team 1ボイント

 

残り35.3kmで1分25秒差。これくらいのタイム差でずっと進んでいる。

 

残り20kmでタイム差は1分18秒。残り10kmくらいで捕まえる感じかな。

 

残り11.0kmでもタイム差が変わらない。ようやくQuick-Step Alpha Vinyl TeamとTeam Jumbo-Vismaにイネオスも加わって引きだした。

 

残り7kmでまだ1分12秒もある。これは結構タイトになりそう。まあ、ペースアップも半端ないだろうけど。

 

ありゃ~。残り5kmでまだ1分。これは追いつかない。

 

この4人の中から勝者が出そうだ。残り3kmだ。こうなると3人いるロシアチームが有利だ。

 

残り2kmを切った。

 

Gazprom – RusVeloは、ディミトリ・ストラコフでステージ勝利を狙うのか。最後尾にいる。

 

Gazprom – RusVeloは、トレインを作らない。

 

一斉にスプリントを開始した。

 

マティアス・ヴァチェクが速い!

 

マティアス・ヴァチェクが勝利だ~!

後ろでは、チームメイトのディミトリ・ストラコフが勝利の手を上げる。ついに逃げ続けてきたGazprom – RusVeloが大金星を上げてしまった。

なんと19歳のチェコの若者がワールドツアーで勝利してしまうなんて。しかも、プロ初勝利だ。2020チェコジュニアTTチャンピオンで欧州ジュニアTTチャンピオンでもある。

昨年まで、ネイションズカップに出ていた選手が勝ってしまうとはねえ~。

 

集団は、15秒遅れでやってきた。ジャスパー・フィリップセンが集団トップ。3勝目を不意にしてしまった感じか。

それにして、他のチームのヘルプが少し遅すぎた。ずっと1分台では押さえていたけど、最後に2分近くまでなったのは誤算だろう。

Quick-Step Alpha Vinyl Teamのファウスト・マスナダが長く引いていたけど、任せ過ぎだ。レースには絶対はないということを証明してくれた感じか。

やはり、スプリンターチームがしっかりと助け合わないといけない。

 

こちらはハイライト動画

 

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リザルト

第6ステージ リザルト

マティアス・ヴァチェクのコメント

信じられない。すばらしい。私はまだとても若く、たった19歳です。この勝利は私にとって大きな意味がある。とても嬉しい。本当に信じられません。

私は、ディミトリ・ストラコフの黒いジャージ(中間スプリント)を守るために、今日のフライトに参加したかった。

100キロの間、私たちはほんの1分先にいたが、私たちは非常に速く運転した。結局、信じられないほどのスプリントに勝ちました。

チームとの戦術はありましたか?

誰もが私たちのグループで速く進み続けた。私たちは実際にチームとの戦術を持っていなかった。

できるだけ早くフィニッシュしたかった。私たちはみんなと一緒にスプリントしようとした。

そして私は最高のファイナルショットを持っていた。チームメイトにも感謝しなければなりません。

 

Rnk Rider Team UCI Time
1
 VACEK Mathias
Gazprom – RusVelo 40 3:58:10
2
 LAPEIRA Paul
AG2R Citroën Team 15 ,,
3
 STRAKHOV Dmitry
Gazprom – RusVelo 6 ,,
4
 TONELLI Alessandro
Bardiani-CSF-Faizanè   ,,
5
 KOCHETKOV Pavel
Gazprom – RusVelo   0:05
6
 PHILIPSEN Jasper
Alpecin-Fenix   0:15
7
 GROENEWEGEN Dylan
Team BikeExchange – Jayco   ,,
8
 ACKERMANN Pascal
UAE Team Emirates   ,,
9
 BARBIER Rudy
Israel – Premier Tech   ,,
10
 MILAN Jonathan
Bahrain – Victorious   ,,

総合

Rnk Prev ▼▲ Rider Team UCI Time
1 1
 POGAČAR Tadej
UAE Team Emirates 6 22:18:02
2 2
 GANNA Filippo
INEOS Grenadiers   0:04
3 3
 VLASOV Aleksandr
BORA – hansgrohe   0:14
4 4
 YATES Adam
INEOS Grenadiers   0:17
5 5
 POWLESS Neilson
EF Education-EasyPost   0:25
6 6
 ALMEIDA João
UAE Team Emirates   0:30
7 7
 BILBAO Pello
Bahrain – Victorious   0:37
8 8
 RODRÍGUEZ Óscar
Movistar Team   0:40
9 9
 GUERREIRO Ruben
EF Education-EasyPost   0:42
10 10
 BOUCHARD Geoffrey
AG2R Citroën Team   0:43

ポイント賞

Rnk Prev ▼▲ Rider Team Points
1 1
 PHILIPSEN Jasper
Alpecin-Fenix 76
2 2
 STRAKHOV Dmitry
Gazprom – RusVelo 69
3 3
 POGAČAR Tadej
UAE Team Emirates 34
4 19 ▲15
 KOCHETKOV Pavel
Gazprom – RusVelo 29
5 16 ▲11
 TONELLI Alessandro
Bardiani-CSF-Faizanè 28
6 4 ▼2
 KOOIJ Olav
Jumbo-Visma 28
7 5 ▼2
 BENNETT Sam
BORA – hansgrohe 28
8  
 VACEK Mathias
Gazprom – RusVelo 21
9 6 ▼3
 BISSEGGER Stefan
EF Education-EasyPost 21
10 7 ▼3
 CAVENDISH Mark
Quick-Step Alpha Vinyl Team 20

新人賞

Rnk Prev ▼▲ Rider Team Time
1 1
 POGAČAR Tadej
UAE Team Emirates 22:18:02
2 2
 ALMEIDA João
UAE Team Emirates 0:30
3 3
 LEKNESSUND Andreas
Team DSM 0:49
4 4
 MÄDER Gino
Bahrain – Victorious 1:02
5 5
 BERWICK Sebastian
Israel – Premier Tech 1:20
6 6
 ARENSMAN Thymen
Team DSM 1:35
7 7
 PLAPP Luke
INEOS Grenadiers 1:45
8 8
 ZOCCARATO Samuele
Bardiani-CSF-Faizanè 2:40
9 9
 PRONSKIY Vadim
Astana Qazaqstan Team 3:35
10 10
 COVILI Luca
Bardiani-CSF-Faizanè 4:31

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