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2021ブエルタ・ア・エスパーニャ第5ステージ  まさか平坦ステージで~

海外情報
Photo credit: Jose Javier Martin Espartosa on Visualhunt.com
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ブエルタは2日連続のスプリンターステージ。

第4ステージよりも更に、フラットでゴールも平坦。スプリンターのためのステージだ。唯一気を付けなければならないのは風の影響だけだ。

マイヨプントス(ポイント賞ジャージ)の争いは、ファビオ・ヤコブセンとジャスパー・フィリップセンの二人が激しく争いそうだ。

 

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第5ステージ    タランコン〜アルバセテ 184.4㎞

第5ステージ photo lavuelta

 

獲得標高は600m。昨日は結構アップダウンがあったけれど、今回のブエルタでは最もフラットに近いステージとなる。

山岳ポイントもなく、スプリントポイントのみ。

 

  1. スプリントポイント ラローダ ボーナスタイム

 

ゴール手前5km photo lavuelta

 

最後のカーブはゴール手前1km。ラスト900mは直線という完全スプリントのゴールとなる。

 

スタート前

Tiz-cycling ストリーミング゜スクリーンショット以下同様

気になるのは、アルノー・デマール(Groupama-FDJ)。

第4ステージでは完璧なトレインを作りながらも勝利出来なかった。ファビオ・ヤコブセン、ジャスパー・フィリップセン、二人の争いに割って入ることが出来るのか、こちらも注目しておきたい。

 

リーダージャージのレイン・タラマエ。昨日はゴール手前2.2kmで落車。不幸中の幸いで、本当に運が良かったとも言える。ゴール手前3km以内だったので、タイム差はトップと同タイム。

ケガもなくてよかった。もう一日はリーダージャージをキープ出来るはずだ。

 

第5ステージ スタートでの4賞

  • 総合 レイン・タラマエ(Intermarché – Wanty – Gobert Matériaux)
  • ポイント賞   ファビオ・ヤコブセン(Deceuninck-Quick-Step)
  • 山岳賞 ケニー・エリッソンド(Trek-Segafredo)
  • 新人賞 エガン・ベルナル(INEOS Grenadiers)

 

逃げは3人

スペインのプロチーム3人が逃げている。

  1. サンチェス・ ペライオ(Burgos-BH)
  2. オイエル・ラスカノ(Caja Rural – Seguros RGA)
  3. シャビエル・アスパレン(Euskaltel – Euskadi)

 

こちらのシャビエル・アスパレンが乗っているOrbeaは新型だ。

 

このデザインは何を意味しているのかな。シャビエル・アスパレンは、2度目の逃げとなる。

 

集団は、残り108.8kmで6分18秒も離れている。スプリンターチームが先頭に出てきて、これからタイムを縮めていきそうだ。

 

ファビオ・ヤコブセンはカメラに気づくと手を振って答える。

 

山岳賞ジャージのケニー・エリッソンドとギヨーム・マルタンは集団後方でおしゃべりしながら走っている。後方はかなり楽に走っているようだ。

 

新人賞ジャージのエガン・ベルナルはイネオスで総合タイムが最も良い。だが、一人でリーダーの役目を担うつもりはないという。

まずは第7ステージのアリカンテの登りで誰が調子が良いかわかるだろう。

 

スプリンターチームも牽引に加わるとわずか10kmで3分縮めた。多分、射程圏内になるまで縮めるのでは。

 

先頭は、Alpecin-Fenixのジェイ・ヴァイン。2番手はヨセフ・チェルニー。スプリンターチームが詰めていく。すでに2分台となった。

 

最後尾では、ジャック・ヘイグトム・ピドコックが物凄く話しながら走っている。トム・ピドコックはオリンピックが終わって3週間休んでいたので、後半になったくらいで調子を上げてくるのでは。

 

スプリントポイント ラローダ ボーナスタイム

スプリントポイントは

  1. オイエル・ラスカノ(Caja Rural – Seguros RGA) 20ポイント 3秒
  2. サンチェス・ ペライオ(Burgos-BH) 17ポイント 2秒
  3. シャビエル・アスパレン(Euskaltel – Euskadi) 15ポイント 1秒

 

4位はジャスパー・フィリップセン13ポイント。5位はアルノー・デマール10ポイント。

 

先頭では、Burgos-BHサンチェス・ ペライオが切れてしまう。

 

先頭は二人に。

  1. オイエル・ラスカノ(Caja Rural – Seguros RGA) 
  2. シャビエル・アスパレン(Euskaltel – Euskadi)

 

シャビエル・アスパレン(Euskaltel – Euskadi)がなんと付き切れしてしまう。最後にもがいたけど無理だった。

 

そのまま離れていってしまう。

 

最後まで逃げていたオイエル・ラスカノもラスト15.7kmで捕まってしまう。

 

ラスト11.6kmで落車発生。先頭から少し後ろの部分で起こってしまった。

 

かなりの人数が巻き込まれてしまう。

 

これは大きい落車だ。

 

先頭は30人くらいしかいない。ペースをあげずに待っている。

 

   

なんと、またもリーダーのレイン・タラマエが落車。

 

無線で話している。バイク交換が必要か。

 

Team BikeExchangeのミケル・ニエベが肘を負傷したようだ。

 

さらに、ロマン・バルデが座り込んでいる。

 

レイン・タラマエはチームメイトがいない。1分24秒遅れており復帰は難しい。

 

ロマン・バルデはクリス・ハミルトンに支えて貰ってなんとか走っている。

 

先頭はイネオスがペースアップ。

 

エガン・ベルナルが2番手。

 

Alpecin-FenixとBORAが先頭に。

 

レイン・タラマエは、ようやくチームメイトが追いつてきたが間に合わない。

 

ラスト1.5kmではUAEが先頭。

 

Alpecin-Fenixがゴール前でトレインを作る。まずは、アレクサンダー・クリガーが引く。

 

アレクサンダー・クリガーが外れて、サーシャ・モードロにバトンタッチ。

 

Alpecin-Fenixの最後の一人サーシャ・モードロがジャスパー・フィリップセンを引く。

 

 

ジャスパー・フィリップセンがロングスプリント開始だ。隣は、Team DSMのアルベルト・ダイネーゼ

 

ジャスパー・フィリップセンの渾身のスプリトンだ。

 

ジャスパー・フィリップセンは、先頭を譲らずそのままゴール!

なんとブエルタ2勝目をあげた。ジャスパー・フィリップセンは、この少し長いスプリントでもスピードが落ちない。今回は、トレインも完璧に出来たので言うことなしだ。

これでファビオ・ヤコブセンを逆転してポイント賞ジャージも獲得。二人の戦いはまだまだ続きそうだ。

 

 

リーダージャージのレイン・タラマエは自ら先頭を引いてゴール。落車でジャージを失うなんて悲しい。流石に、今回は追いつかなかった。

これで、リーダージャージはケニー・エリッソンドの手に渡った。

 

こちらはハイライト動画

 

リザルト

第5ステージ リザルト

Rnk Rider Team UCI Pnt Time
1
 PHILIPSEN Jasper
Alpecin-Fenix 100 80 4:24:41
2
 JAKOBSEN Fabio
Deceuninck – Quick Step 40 50 ,,
3
 DAINESE Alberto
Team DSM 20 35 ,,
4
 MOLANO Juan Sebastián
UAE-Team Emirates 12 25 ,,
5
 ALLEGAERT Piet
Cofidis, Solutions Crédits 4 18 ,,
6
 ABERASTURI Jon
Caja Rural – Seguros RGA   15 ,,
7
 MEEUS Jordi
BORA – hansgrohe   12 ,,
8
 MINALI Riccardo
Intermarché – Wanty – Gobert Matériaux   10 ,,
9
 JANSE VAN RENSBURG Reinardt
Team Qhubeka NextHash   8 ,,
10
 DÉMARE Arnaud
Groupama – FDJ   6 ,,

総合

Rnk Prev ▼▲ Rider Team UCI Time
1 2 ▲1
 ELISSONDE Kenny
Trek – Segafredo 20 17:33:57
2 3 ▲1
 ROGLIČ Primož
Team Jumbo-Visma   0:05
3 4 ▲1
 CALMEJANE Lilian
AG2R Citroën Team   0:10
4 5 ▲1
 MAS Enric
Movistar Team   0:20
5 6 ▲1
 LÓPEZ Miguel Ángel
Movistar Team   0:26
6 7 ▲1
 VALVERDE Alejandro
Movistar Team   0:32
7 8 ▲1
 CICCONE Giulio
Trek – Segafredo   ,,
8 9 ▲1
 BERNAL Egan
INEOS Grenadiers   ,,
9 10 ▲1
 LANDA Mikel
Bahrain – Victorious   0:44
10 11 ▲1
 MÄDER Gino
Bahrain – Victorious   0:45

ポイント賞

Rnk Prev ▼▲ Rider Team UCI Pnt Points
1 2 ▲1
 PHILIPSEN Jasper
Alpecin-Fenix     131
2 1 ▼1
 JAKOBSEN Fabio
Deceuninck – Quick Step     130
3 3
 ARANBURU Alex
Astana – Premier Tech     50
4 6 ▲2
 DÉMARE Arnaud
Groupama – FDJ     50
5 4 ▼1
 MATTHEWS Michael
Team BikeExchange     43
6 9 ▲3
 DAINESE Alberto
Team DSM     43
7 10 ▲3
 ALLEGAERT Piet
Cofidis, Solutions Crédits     37
8 15 ▲7
 MOLANO Juan Sebastián
UAE-Team Emirates     36
9 5 ▼4
 TAARAMÄE Rein
Intermarché – Wanty – Gobert Matériaux     33
10 14 ▲4
 ABERASTURI Jon
Caja Rural – Seguros RGA     32

山岳賞

Rnk Prev ▼▲ Rider Team UCI Pnt Points
1 1
 TAARAMÄE Rein
Intermarché – Wanty – Gobert Matériaux     10
2 2
 ELISSONDE Kenny
Trek – Segafredo     7
3 3
 DOMBROWSKI Joe
UAE-Team Emirates     6
4 4
 BAYER Tobias
Alpecin-Fenix     5
5 5
 KUSS Sepp
Team Jumbo-Visma     3
6 6
 CALMEJANE Lilian
AG2R Citroën Team     3
7 7
 SOTO Antonio Jesús
Euskaltel – Euskadi     3
8 8
 VANMARCKE Sep
Israel Start-Up Nation     2
9 9
 MAS Enric
Movistar Team     1
10 10
 OLIVEIRA Rui
UAE-Team Emirates     1

レイン・タラマエは山岳賞ジャージはそのままキープ。

新人賞

Rnk Prev ▼▲ Rider Team Time
1 1
 BERNAL Egan
INEOS Grenadiers 17:34:29
2 2
 MÄDER Gino
Bahrain – Victorious 0:13
3 3
 VLASOV Aleksandr
Astana – Premier Tech 0:16
4 5 ▲1
 LÓPEZ Juan Pedro
Trek – Segafredo 0:59
5 6 ▲1
 CARR Simon
EF Education – Nippo 1:02
6 7 ▲1
 BAYER Tobias
Alpecin-Fenix 1:12
7 8 ▲1
 PADUN Mark
Bahrain – Victorious 1:13
8 9 ▲1
 CEPEDA Jefferson Alveiro
Caja Rural – Seguros RGA 1:41
9 10 ▲1
 CHAMPOUSSIN Clément
AG2R Citroën Team 1:44
10 11 ▲1
 MARTÍN Gotzon
Euskaltel – Euskadi 2:05

 

 

 

 

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