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2021 Gooikse Pijl マチュー・ファンデルプールの3回目のテスト結果は?

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Photo credit: baerchen57 on Visualhunt.com
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GooiksePijlは2004年に初めて開催。

2012年以降はUCIカレンダーに参加。当時はまだ2クラスのレースだっが、2018年以降、GooiksePijlは1クラスのレースに昇格している。

今回は、マチュー・ファンデルプールが世界選手権の3回目のテストとして参加。前日のプリムスクラシックに続いての出場となる。

基本的には、スプリンターステージなので、集団にいれば負荷はあまりかからない。テストするには、どこかで仕掛けないといけない。

前回のアントワープ・ポート・エビック優勝の翌日には腰痛になったというので、今日のレースはどうなるだろうか?

 

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ワンデイレース ハレ~ルート 199km

コースマップ photo  procyclingstats

 

コースはとても簡単。スタートのハレからルートを走行し、次にグーイクで21.8キロメートルのローカルラップを8周する。

 

コースプロフィール photo procyclingstats

 

ローカルラウンドでは、グーイクに戻る前に、レールベーク、ウーティンゲン、フォレゼーレ、デンデルウィンデーケを通過する。

最後の曲がりはフィニッシュの900m前。ゴール手前400mでは、道路が少し左に曲がるので、ポジショニングが重要になる。

 

注目されるライダーは

  •  Intermarché – Wanty – Gobert Matériaux ダニー・ファンポッペル
  •  Deceuninck – Quick Step ファビオ・ヤコブセン、サム・ベネット
  •  BORA – hansgrohe マシュー・ウォールズ、マーティン・ラース
  •  Israel Start-Up Nation ユーゴ・オフステテール
  •  Alpecin-Fenix マチュー・ファンデルプール

Team Jumbo-Vismaも、出場予定だったが、メンバーが揃わなくて欠場している。

 

スタート前

Gooik Sportief ライブ配信より 以下同様

スタートでは、ダニー・ファンポッペル( Intermarché – Wanty – Gobert Matériaux)が先頭に並んでいる。

 

サム・ベネットはダニー・ファンポッペルの隣に並んでいる。まあ、エースはファビオ・ヤコブセンでしょうね。

 

号砲がなってローリングスタート。

 

アタック合戦

割とおとなしいスタート。

 

アタックが掛かり続けるがそろそろ抜け出しそうか。だが、この後もアタック合戦が続く。

 

7人の逃げ

これは決まるだろう。BEAT Cyclingヤン・ウィレム・ファン・チップが入っている。

 

これは決まったぞ。後方から一人が追い上げて7人の逃げが完成。

  1. DE KETELE Kenny(Sport Vlaanderen – Baloise)
  2. ヤン・ウィレム・ファン・チップ(BEAT Cycling)
  3. MARCHAND Gianni(Tarteletto – Isorex)
  4. DE LANGE Thijs(Metec – Solarwatt p/b Mantel)
  5. DREGE André( Team Coop)
  6. TULETT Daniel(Canyon dhb SunGod)
  7. LØLAND Sakarias Koller(Uno-X Dare Development Team)

 

集団は、BORA-hansgroheとDeceuninck-Quick-StepとAlpecin-Fenixが引く。

 

ヤン・ウィレム・ファン・チップのハンドル幅は狭い。トラック選手なので、自転車のコントロールは全く問題ない。

 

コースには、少し下っている部分もある。凄く態勢を低くしている。

 

タイム差は2分までしか与えられない。

 

ファビオ・ヤコブセンは、モグモグタイム。カメラに気づいて手をあげる。

 

僅かな登りで、マチュー・ファンデルプールが動く!

 

あっという間に後続を突き放すが、すぐにウルフパックがチェックにはいる。

 

後ろにつかれてしまった。

 

6人でマチュー・ファンデルプールは抜け出す。

 

チームメイトのライオネル・タミオニーがマチュー・ファンデルプールにかわって先頭に。

 

一人増えて7人に。

 

少しずつ後続が迫ってくる。丁度良いところで、カメラは先頭に切り替わってしまう。なんでだ~。

 

先頭に向かってジョインしたのは、Alpecin-Fenixのライオネル・ミニオニーだけ。

 

これで先頭は7人に。

 

さらに集団から、ゼネク・スティバルがアタック!

 

かなりの距離があるが、ゼネク・スティバルも先頭に追いつくか。

 

先頭から後続が見えているけど、一気にはつめてこない。

 

ゼネク・スティバルが先頭に追いついた。一番後ろにつく。集団は12秒まで迫っている。

 

先頭集団でライオネル・タミニオーが積極的に引く。一度は12秒まで迫られたが、集団は少し追走を緩めたのかタイム差は維持されたまま進む。

 

更に、ゼネク・スティバルも先頭交代にはいりペースを維持するが、残り14.2kmで集団が10秒差まで迫ってくる。

 

集団は大きなまま、先頭は目の前だ。

 

先頭が集団に飲み込まれるか?

 

ほぼ追いつかれた。

 

まだ、先頭は頑張る。

 

ゼネク・スティバルが最後の引きを見せるが捕まってしまう。

 

集団はスプリントに向けてゴールに進む。

 

各チームがトレインを組んで進む。

 

各チームの位置取り争いが激しい。残り4.3kmでマチュー・ファンデルプールが先頭に立ってペースを上げる。スプリントをする気ならば、引く必要はないのだけど。

 

マチュー・ファンデルプールは、スプリントをする気がないようだ。先頭付近に留まってペースを維持する。

 

残り2.5kmでウルフパックが先頭に。

 

ティム・デクレルクが先頭を引く。飛び出そうとするライダーを全て吸収した。

 

ウルフパックが一人ずつ引いて降りていく。

 

カーブを曲がってきて、 Intermarché – Wanty – Gobert Matériauxのダニー・ファンポッペルが先頭で飛び込んできた。

左からBORA-hansgroheのヨルディ・メイウスが伸びてくる!

 

ファビオ・ヤコブセンがダニー・ファンポッペルを抜いた!

 

ゴールを制したのはファビオ・ヤコブセンだ~!

見事な勝利だ。ブエルタでの3勝に続いて好調をキープしている。

 

ファビオ・ヤコブセンは、ゴール後のインタビューで

チームは、私を上手くおろしてくれた。ゴールはコーナーの角から200m先だと知っていた。ダニー・ファンポッペルは、曲がる直前からスプリントを開始した。

彼のホイールに乗った。簡単そうに聞こえるけど、もちろん足が必要だ。スプリンターとして200~250m全力疾走することが出来る。

ゴールも少し登っているので、十分な時間をとることが必要なんだ。

調子が良いので、シーズン後半の最後のレーススケジュールを考えるそうだ。

マチュー・ファンデルプールは、テストの結果としてどうだったんだろうか。途中でアタックは見せたが、世界選手権の参加については、これから発表される。

 

リザルト

Rnk Rider Team UCI Pnt Time
1
 JAKOBSEN Fabio
Deceuninck – Quick Step 125 75 4:21:48
2
 VAN POPPEL Danny
Intermarché – Wanty – Gobert Matériaux 85 55 ,,
3
 MEEUS Jordi
BORA – hansgrohe 70 40 ,,
4
 MARIT Arne
Sport Vlaanderen – Baloise 60 32 ,,
5
 HOFSTETTER Hugo
Israel Start-Up Nation 50 28 ,,
6
 BARBIER Rudy
Israel Start-Up Nation 40 24 ,,
7
 VAN ASBROECK Tom
Israel Start-Up Nation 35 20 ,,
8
 TAMINIAUX Lionel
Alpecin-Fenix 30 18 ,,
9
 VAN DER KOOIJ Bas
VolkerWessels Cyclingteam 25 16 ,,
10
 AASVOLD Kristian
Team Coop 20 14 ,,
11
 KRUL Wessel
SEG Racing Academy 15 12 ,,
12
 STOSZ Patryk
Voster ATS Team 10 10 ,,
13
 D’HEYGERE Gil
Tarteletto – Isorex 5 8 ,,
14
 MUDGWAY Luke
Black Spoke Pro Cycling Academy 5 7 ,,
15
 VAN STAEYEN Michael
EvoPro Racing 5 6 ,,
16
 DEHAIRS Simon
Alpecin-Fenix 3 5 ,,
17
 DE JONG Timo
VolkerWessels Cyclingteam 3 4 ,,
18
 REYNDERS Jens
Sport Vlaanderen – Baloise 3 3 ,,
19
 DE MAEGHT Dorian
Bingoal Pauwels Sauces WB 3 2 ,,
20
 FLYNN Sean
SEG Racing Academy 3 1 ,,

マチュー・ファンデルプールは、11秒遅れの46位。

 

 

 

 

 

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