2025年9月20日、シチリア島のエトナ山で「第1回エベレスティング・ワールドチャンピオンシップ」が開催された。
過酷なエンデュランスチャレンジとして知られるエベレスティングの初代世界チャンピオンを決める記念すべき大会となる。
このイベントは、UCI公認のレースではないが、世界中から集まったクライマーたちがエトナ山の伝説的な斜面を舞台に、己の限界に挑んだ。
通常のエベレスト記録は何度も同じ坂を上がって記録を目指すものだけど、今回は、シチリア島のエトナ山のLinguaglossaの町から始まり、Rufugio Il Gineproまでの約40km(往復)の同じ坂を繰り返し登った。
フルエベレスティングを達成するには、このルートを約7往復する必要があり、約280kmの距離が必要になる。タイム計測は、登りのセクションのみで行われ、下りはニュートラルセクションとなる。
厳しいのは睡眠をとってはいけないのだ。
男子に混じって3位
イリ・ガードナーの投稿
なんて日だ。(実際は夜、2:30起床😰から始まった)。暗闇の中、火山を登り、下った!
キツネと衝突しそうな寒い下り坂。2回目は、美しい日の出とともに特別なものとなった。その後、心配するほど早く太陽が顔を出し、食べ物や飲み物を我慢するのに数時間苦しんだ。
あと少しで、このイベントに参加する他のみんなを見たことが大きな原動力となり、避けられないと思われた “バッドパッチ “が過ぎ去った。何もかもが痛かった。 今までで最長の登り100kmのライドだった。
このような壮大なイベントを主催してくれたエベレストに感謝します。
18.8kmの登りは7回あり、標高8,848mに到達するには平均約7%の登りが必要。ちなみに、ガードナーのStravaアクティビティによると、彼女は8,967mを登っている。
イリ・ガードナーは何度も記事にしている女子クライマーの第一人者。今回も女子では断トツ。男子での3位に相当する記録を出している。
男子初代王者はプロになりたいジャック・バーグだ。7時間30分で達成している。
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