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2025 ツール・ド・フランス第18ステージ 総合3位のフローリアン・リポウィッツのアタックの理由とは?

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Photo credit: Laurent Quérité on Visualhunt.com
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2025 ツール・ド・フランスの表彰台の行方が分からなくなってきた。

総合3位のフローリアン・リポウィッツとオスカー・オンリーのタイム差は、第18ステージの終了時点で22秒差まで縮まっている。

オスカー・オンリーは、最後のヨナス・ヴィンゲゴーのアタックにタデイ・ポガチャルと一緒に追従できるくらい調子も良い。

何故、フローリアン・リポウィッツはマドレーヌ峠を下ってからアタックをかけたのか。その理由を本人が語っている。

 

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フローリアン・リポウィッツは、マドレーヌ峠でTeam Visma | Lease a Bikeのヨナス・ヴィンゲゴーが繰り出したアタックについていけなかった。

単独でマドレーヌ峠をクリアーし、下りでマイヨジョーヌグループに追い付いていた。ここまでは良かったが、残り32kmから単独アタック。

これはチームの指示だったのかどうかはわからない。Team Visma | Lease a BikeといいRed Bull – BORA – hansgroheといい戦術が理解できない。

この時点で、タデイ・ポガチャルのアシストはおらず、フローリアン・リポウィッツには追いついたのだからプリモッシュ・ログリッチがいた。

ヨナス・ヴィンゲゴーにはマッテオ・ヨルゲルソンがアタックせずにいれば、ロズ峠で展開は変わっていたはず。タデイ・ポガチャルは、一人で対応しなければならなかったのだから。

 

フローリアン・リポウィッツのコメント

スタートから非常にタフなステージだった。それでもまだ調子は悪くなく、ヨナスとタデイの集団に追いついた時には、彼らは互いに顔を見合わせていた。

自分にとって良いペースを見つけようとしたが、最後の登りでエネルギーが尽きてしまった。

 

好調な一日だったにもかかわらず、総合順位ではオスカー・オンリーに迫られてますね。

オスカー・オンリーとトビアスハラン・ヨハンネンセンは今日とても強かった。でも明日はまた違う日になるだろう。しっかり回復して、また頑張らなければならない。

ベストを尽くしたが、何も変えられないと思う。明日の結果を見て判断するしかない。

プリモシュ・ログリッチも非常に力強い走りを見せている。明日のプランを立てて、それから判断する。

 

フローリアン・リポウィッツは、2位のヨナス・ヴィンゲゴーとの5分近いタイム差をひっくり返そうとしたのだろうか。それにしても追走で脚を使っており、さらに脚に力が残っていると判断したのだろうか。

自分の判断ならば、将来的に攻撃的な選手として更に成長はしそうだけど。第19ステージでは、オスカー・オンリーの挑戦を受けなければならない。

 

オスカー・オンリーは22秒差

 

オスカー・オンリーは、夢の表彰台に22秒差と迫った。ヨナス・ヴィンゲゴーの2度目のアタックに追従できたのは凄いことだ。

 

オスカー・オンリーのコメント

そこでできることをやり、全力を尽くした。マドレーヌ峠は厳しかった。いい感じだったけれど、全力でアタックしてくる選手たちのレベルには達していない。

チームは最後の登りで僕を前に戻してくれた。そこからはひたすら自分の力を出し切った。表彰台までの差はそれほど大きくないので、明日は全力を尽くして、表彰台に上れるかどうか確かめたい。

 

短縮された第19ステージは激しさを増すだろう。総合上位陣の戦いに注目だ。

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