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ツール第17ステージでセップ・クスがアタックした理由とは?

海外情報
Photo by Ray Hennessy on Unsplash
この記事は約4分で読めます。

ツール・ド・フランス第17ステージはラスト3キロのセップ・クスのアタックによって先頭集団が破壊された。

このセップ・クスのアタックでは、プリモシュ・ログリッチとタディ・ポガチャルも遅れてしまう。

これについては、メディアでも批判の声があがるほどだったが。

何故、セップ・クスはリーダーを置いていくほどのスパートをかけたのか?

 

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短い話し合いでの結果

セップ・クスがアタックをかけた瞬間がインスタにアップされている。
 
 
 
 
 
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Our American boy @seppkuss🇺🇸 💛 #ForOurB̷l̷a̷c̷k̷A̷n̷d̷Yellow • • • #tdf2020 #teamjumbovisma #seppkuss #ridebianchi

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ラスト3キロでのセップ・クスの動きはペースアップというよりは完全にアタックの勢い。

一気に、プリモシュ・ログリッチ、タディ・ポガチャル、ミゲル・アンヘルロペス、リッチー・ポートを引き離す。

ただ、一人ミゲル・アンヘルロペスだけが反応して追い越していったけど。

 

このセップ・クスの動きに関してゴール後にプリモシュ・ログリッチが答えている。

その直前に話し合った。行くべきだと彼に言った。この場合、他のライダーはクスを追跡する必要があり、何が起こっているのか、誰がライバルかとをよく見ることができる。

ログリッチェは、クスの加速がフロントグループを爆破したと語った。

 

ロペスはアタックに飛びついたが、ポガチャルは反応できなかった。それはログリッチェにとって理想的な状況を作り出す。

この場合、追い落したいのはタディ・ポガチャルであり、ロペスを逆転出来なかったことは仕方ないが素晴らしい作戦だった。

前で待つセップ・クスは1キロほどログリッチェを引くことができ、タデイ・ポガチャルから更にタイムを奪った。

ツールが始まる前に、プリモシュ・ログリッチはセップ・クスをメンバーに入れるように強く要求した。それは大正解だったということになる。

 

10代はマウンテンバイクや他のスポーツ

 
 
 
 
 
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Getting rolled up in a Slovenian Potica!🥮🤪🤤 #PoticaPower #GroundLikeWalnuts

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セップ・クスは10代からロードレースをしていた訳ではない。コロラド州デュランゴで育った。彼の父であるドルフは米国代表チームのスキーコーチであり、地元の大学フォートルイス大学の教授でもあった。

冬にノルディックスキーでレースをして育ち、多くの子供たちと同じように、夏には地元のDurango Devoサイクリングチームと一緒にマウンテンバイクに乗ってレースをしていた。

コロラド大学ボールダー校の学生として、クスはマウンテンバイクレースに真剣に取り組みコーススケジュールを調整して、春と夏にレースとトレーニングを行う時間を増やした。

卒業後にRally Cyclingに入り、ツアー・カリフォルニアでは山岳で上位に入る活躍を見せ始める。

2018年にTeam LottoNL-Jumboに移籍した時には、完全に原石の状態。

だが、The Larry H.Miller Tour of Utah で3つのステージ優勝に総合優勝まで飾りブエルタの切符を手にする。

そして、2019年にはブエルタ第15ステージで優勝してしまう。 このツールではプリモシュ・ログリッチの最後の切り札として活躍するほどになった。

わずか4年前には考えられなかったことだ。セップ・クスはプリモシュ・ログリッチの期待に見事に答えた形となる。

ブエルタにも出場するが、いつの日かセップ・クスがリーダーとなる日もくるだろう。誰よりも強い山岳ライダーであることは間違いないのだから。

 

 

 

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