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サガンがプロチームのTeam TotalEnergiesを選んだ理由とは?

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Photo credit: Ronan Caroff on Visualhunt
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サガンは、来シーズンからワールドツアーチームを離れ、Team TotalEnergiesに移籍する。

プロチームなので、全てのワールドツアーレースに出場出来る訳ではない。グランドツアーは、フランスのチームなのでツール・ド・フランスには出場出来るけど。

サガンは、あえてプロチームであるTeam TotalEnergiesを選んだ理由とは何だろうか?

 

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BORA-hansgroheと比較

 

その決断は、2016年末にBORA-hansgroheに到着した時と比較して語っている。

BORA-hansgroheは、サガンがUCIポイントを獲得したことで、2017年にワールドツアーチームに昇格し、すぐにワールドツアーの主力としての地位を確立した。

その後、サガンの活躍で他の選手も強くなりポイント獲得数もサガンだけのチームではなくなっている。

 

私が2016年にBORA-hansgroheに参加したとき、人々は小さなチームだと言っていた。数年のうちに、みんなが知っているような重要性を持つチームになった。

私は、 TotalEnergiesが現在ワールドツアーに参加していないことを気にせず、彼らの成長を助けたいと思っている。

 

まず、プロチームであることはサガンは気にしていない。ツールやサガンが目標とするワールドツアーレースには招待されることが期待されるからだ。

サガンは、それよりもチームがサガンを受け入れてくれることの熱意に押されたという。

サプライヤーであるスペシャライズドとスポーツフルは、ダニエル・オスとマチェイ・ボドナルらと共に、BORA-hansgroheからTeam TotalEnergiesにサガンを追いかけた。

 

いくつかのチームが興味を示したが、GMのジャン=ルネ・ベルノードーのチームが一番僕を尊重してくれた。

彼らは僕を本当に欲しがっていて、それを常に示していた。質問にはすぐに答えてくれたしね。他のチームでは数週間かかることもあった。

彼らは私を中心にチームを作ってくれていて、それがこのプロジェクトに惹かれた理由だ。

 

つまり、チームの中にサガンのチームも作ることに同意してくれたということだ。これは、Deceuninck-Quick-Stepのパトリック・ルフェーブルが嫌った展開だ。

 

巻き返しなるか?

 

サガンは2021年、コロナ陽性でシーズン開始が遅れた。

 

さらに、ツールでは第3ステージのクラッシュによる膝の怪我でリタイヤ。東京オリンピックも出場出来なかったが、シーズン5勝にジロではポイント賞も獲得。

ただ、2018年にパリ~ルーベを獲得して以来、クラシックの勝利はない。

 

この3年間でサイクリングは大きく変わった。新しい選手も出てきたし、レース自体も変わった。それに合わせて努力を続けるしかない。

常勝で3度の世界チャンピオンになったときは、何のプレゼントもなかった。簡単そうに見えたかもしれないが、そうではない。

私の勝利は犠牲の上に成り立っている。頂点に立ち、そこに留まるためには、それが代償となるんだ。

 

サガンの2022年の最初の目標となるレースは、ミラノ~サンレモだ。その後、ツール・ド・フランスが最大の目標となる。果たしてグリーンジャージの再度の獲得が出来るのか注目だ。

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