プロロードレーサーの1月といえば、スペインのカルペやマヨルカ島、あるいは高地トレーニングの聖地テネリフェ島のテイデ山で過ごすのが普通だ。
しかし、型破りな男トム・ピドコックと彼のチームPinarello-Q36.5 Pro Cycling Teamは、常識を覆す選択をした。
彼らが選んだキャンプ地は、ヨーロッパから遥か彼方、南米のチリなのだ。なぜ彼らがわざわざ地球の裏側へ向かったのか、その理由とは?
真夏の高地
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最大の理由は、真夏の高地という環境にある。 ヨーロッパは真冬だけど、地球の裏側の南半球のチリは今が夏。
凍える寒さや雨に悩まされることなく、快適な気温で長時間トレーニングが可能。
さらに、チリにはアンデス山脈があり、標高2,000m〜3,000m級のトレーニング環境、ポルティージョやバジェ・ネバドなどの上りコースが簡単に設定できる。
これはテネリフェ島と同等かそれ以上の環境となる。いくらテネリフェが暖かくても、たまには寒い日もある。そうなると車で移動して練習ということもあるそうだ。
さらに、 1月のテネリフェ島は、ポガチャルやヴィンゲゴーをはじめとするライバルチームで溢れかえっており、ホテルも予約困難。チリなら、静かな環境で自分たちだけに集中できるということもある。
また、毎日テイデ山ばっかり上っていたら面白くないし精神的にもきついとも。
Pinarello-Q36.5 Pro Cycling Teamの全員が参加するのではない。チリにいくメンバーは
- トム・ピドコック
- クイントン・ヘルマンス
- クサンドロ・ムーリッセ
- ブレント・ファンムール
- フレッド・ライト
- トーマス・グロッグ
- ファビオ・クリステン
トム・ピドコックが真っ先に手をあげたそうだ。マウンテンバイクももっていく様子。チームリーダー2名、コーチ1名、サポート3 名、メカニック2名、栄養士1名、シェフ1名と結構な大部隊。
4つのアパートで一つだけキッチンがついていると。2025 ブエルタ・ア・エスパーニャでトム・ピドコックが総合3位。チームはすべてのグランツールに出場できるので準備を万端にしないといけない。



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