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リッチー・ポートは最後のシーズンでジロ・デ・イタリアで勝負にこだわる

海外情報
Photo credit: Ronan Caroff on Visualhunt
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リッチー・ポートは、2020ツール・ド・フランス総合3位となり、カデル・エヴァンスと並んでツールでトップ3に入賞した唯一のオーストラリア人となった。

ポートは1月30日に37歳になり、13年間のプロとしてのキャリアの最後のシーズンに入る。

インタビューで、2022年が自身のキャリア最後の年になること、ツール12回目の出場は目指さず、ジロ・デ・イタリアに出場したいことを表明している。

 

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勝負にこだわる

 
 
 
 
 
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Trek-Segafredoからイネオスに移籍したリッチー・ポートの2021年の活躍は素晴らしかった。

初戦のパリ~ニースでは落車によりリタイヤ。

しかし、続くボルタ・ア・カタルーニャ総合2位、ツール・ド・ロマンディ総合2位、クリテリウム・ドーフィネ総合優勝と素晴らしい活躍を見せる。

来年は最後のシーズンとして走ることを決めているようだ。

 

ツールですでに自分の力を出し切った。その代わりに、2022年は、いくつかの実現不可能な目標に取り組み、楽しみながら、プロのサイクリング以外の世界に備えることを目的としている。

来シーズンのもうひとつの大きな目標がジロだ。そこで、その輪を閉じること。いつも楽しんでいるレースだった。ここでまた何か勝つことができれば、夢のようだ。

チームが本当に望んでいるのは、僕が最後の1年を楽しむことであり、それが僕のプランだ。

 

ジロのメンバーは現在3人発表されている。

  • リチャル・カラパス
  • トム・ピドコック
  • エリア・ヴィヴィアーニ

ガンナはツール出場に変更となっている。リッチー・ポートが出場するならばカラパスとのダブルエースとなるかもしれない。

ジロでは2010年に総合7位。新人賞も獲得している。

2020ツールでは娘の出産に立ち会えなかった。家族との貴重な時間を無駄にしないためにも、走るからには、勝つことに重きを置くことを誓っている。

 

将来は若手の育成に

長男とツアー・オブ・ブリテンのスタート紹介に
 
 
 
 
 
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リッチー・ポートのレーススケジュールは、サントス・サイクリングフェスティバルから始まる。

 

現在発表されているスケジュールは

  • 3月6日 パリ~ニース
  • 4月26日 ツール・ド・ロマンディ
  • 6月5日  クリテリウム・デュ・ドーフィネ

が決定済み。ジロはまだメンバーに入っていない。

しかし、グランドツアーのスペシャリストは、キャリアの秋を楽しんでいる。

36歳になっても、レース終盤で信じられないほど才能のある選手たちと競い合うことができるのは嬉しい。

将来は、自分の人脈を使って、彼らがヨーロッパに移籍したり、落ちた子供たちをサポートしたりできるかもしれない。それが、私がサイクリングの世界で果たしたい役割だ。

 

オーストラリアなどのオセアニアから欧州のプロになるのは難しい。その手助けが出来るように将来はサポートに回りたいという希望を持っている。

リッチー・ポートの最後のシーズンの走りに期待しよう。

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