Verve Cyclingは、世界初の市販の3DプリントチタンパワーメーターVerve InfoCrank 3D Tiを発表。
Verve Cyclingは、バワーメーターのブランドしてCanyon ZCCとパートナーシップを結んでおり、デジタルドーピングの撲滅を計っている信頼あるブランド。
Verve InfoCrank 3D Tiクランクセットは3Dプリントされたチタン製で、両面パワー測定を提供する。
イネオスのイーサン・バーノンもInfoCrankを使ってますね。
Verve InfoCrank 3D Ti
Verve Cyclingは、1%未満のデータエラーでバワー精度が保証され、デバイスを再校正またはゼロ化する必要がないと主張している。
トラッククランクは144mmのボルトサークル直径を持ち、ロードクランクは110mmまたは130mmの直径で利用可能。
Verve Cyclingによると、クランクアームの完璧な形状は、内部部品とさまざまな壁の直径を備えた密閉ボックス。
これは一般的な製造方法では実現が困難だが、3Dプリント技術により、クランクの内面を必要に応じて設計できるとメーカーは主張している。
チタンの利点は、耐久性、剛性、強度、軽量性だが、重量についての情報はない。
Ti6Al4Vチタンは、航空宇宙認定(AS9100 Rev D)の施設で、高真空条件下で高出力電子ビームによって溶融されている。
英国のトラックサイクリストは、すでにトラックバージョンのクランクを使用している。
Verve Cyclingは、東京2020のトラック表彰台フィニッシャーの30%がInfoCrankで大会のためにトレーニングを受けたという。
高精度であるということは理解できるが、代償は価格に跳ね返ってくる。
Verve InfoCrank 3D Tiの価格は、なんと $ 5,400(約62万円)。バイクが買えてしまう値段。ロードでも使えるけれど、中々買える値段ではないですね。
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