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REAP BikesからVektaエアロロードバイク登場 何故かリムブレーキバージョンから発売

機材情報
photo reapbikes.com
この記事は約5分で読めます。

英国のREAP Bikesから、REAP Vektaエアロロードバイクが登場。

風洞実験から生み出されたと言われるフレームは、完全なモノコックのワンピースデザイン。シートポストまで統合されているので、ちょっと普通のエアロロードとは違う形となっている。

ディスクブレーキが一般的になっている中でリムブレーキから発売された理由だが、部品供給の遅れからだ。

それだけ、欧州ではパーツ不足が懸念されているということだろう。

 

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REAP Vekta

photo reapbikes

 

多くのエアロロードバイクと同様に、Vektaは、スリムなドロップシートステイを備えた大きなトランケートされたエアロフォイルチューブ形状を使用している。

統合されたシートマストはあまり一般的ではないが、シートステーを落とすことによるコンプライアンスの追加と、振動減衰用に調整されたカーボンレイアップにより、Vektaは依然として快適であると述べている。

 

photo reapbikes

 

基本は、28mmタイヤ用の統合されたシートマストとクリアランス、および電子グループセット専用に設計されたフレーム。

そのためケーブル用のボートはない。トップチューブも驚くほど細い。

サドルの高さの調整方法については記載がない。統合されている場合、どうやってサドル高を変えるのだろう?

一度カットすると、その高さで使うしかないのでしょうね。

 

photo reapbikes

 

フレームは、80%の超高弾性率の東レM40J一方向カーボンファイバーを使用。他のブランドが使用しているよりも、UHMファイバーの割合が高く、品質が高いと言われている。

その分、剛性も高めのようだ。

 

photo reapbikes

 

空力は風洞でテストされ、抗力を減らすために切り詰められた翼型チューブを使用。

他の風を騙すデザインには、前輪をダウンチューブに押し込むこと、ドロップシートステーの採用。

そして前輪とスポークの間の乱れを減らすためのより広いフォークスタンスが含まれている。

 

photo reapbikes

 

チューブプロファイルは後縁に鋭い角があり、そこで翼形が切り取られ、空気がよりスムーズに滑り落ちるのを助けると主張されている。

また、フレームとホイールの間のトランジションは、25〜28mmタイヤのエアロメリットを最大化するように形作られる。

ディスクバージョンの発売の際には、更にタイヤクリアランスは広がる予定だ。

 

photo reapbikes

 

REAPは、シートステイとシートチューブの接合部をUCI規則が許す限り低く保ち、シートチューブにわずかに押し込み、小さな衝撃や振動を吸収する固有の垂直フレックスを使用できると述べている。

REAP Vektaは、6色と6つの完全車に加えて、2つのフレームセットモジュールで利用可能となっている。

重量に関しては、Reapは中型のVektaフレームの重量が1,120g、フォークの重量が380gであると主張している。風洞実験の結果などのデータは公式サイトにもない。

  1. Parcoursホイールを備えたSRAMForce eTapAXS 価格 :  £6,450(約98万円)
  2. ENVEホイールを備えたSRAMForce eTap AXS    価格 :  £7,750(約118万円)
  3. SRAM Red eTap AXS、ENVEホイール付き   価格  :   £8,800(約133万円)
  4. Shimano Ultegra Di2、Parcoursホイール付き  価格 : £ 6,950(約105万円)
  5. Shimano Ultegra Di2、ENVEホイール付き  価格 :  £ 8,250(約125万円)
  6. Shimano Dura-Ace Di2、ENVEホイール付き  価格 :  £ 9,400–(約143万円)

 

価格はかなり高めですね。全て電子コンポなのでこんなものかな。

 

追記

ぼんずさんから、コメントをいただきリアブレーキが通常の位置には見当たらないと言われました。

photo reapbikes.com

SRAMの写真では見えにくいのでDura-Aceバージョンの写真をおくと、チェーンステイの下にリムブレーキが見えますね。

 

photo reapbikes.com

 

REAP Bikesは、トライアスロンバイクや、タイムトライヤルマシンのモノコックフレームも作っていて、リムブレーキ仕様。ブレーキの位置は全て下になってますね。

上のトライアスロン用だと、通常の位置に付けようがない(^^;

コメント

  1. ぼんず より:

    リアブレーキなし?

    • ちゃん より:

      ぽんずさん、リアブレーキなし? というのが良くわからないです。誤字検索してみのですが良くわからない。
      間違っていたら、教えて頂けると助かります<(_ _)>

  2. ぼんず より:

    写真を見ると、前輪側にリムブレーキがあるのは分かるのですが、後輪側には見あたりません。リアブレーキはBB付近に付いているのか、それとも付いてないのかが気になりました。
    記事を読むと、トップチューブにブレーキケーブルが通る所が無いように読めます。日本では自転車の前後にブレーキが付いてないと公道を走ることができないので、確認できたらいいなと思いコメントしました。
    「リアブレーキなし?」は『この自転車にリアブレーキは搭載されてないのでしょうか?』の意味です。

    • ちゃん より:

      ぼんずさん、意味がわかりました。
      Reap bikesは、トライアスロン、TTバイクもモノコックフレームで作っていて、全部ブレーキは下側についてますね。
      SRAMでは、わかりにくいのでShismnoのバージョンの写真をのせて記事に追加しておきました。チェーンステイの下にリムブレーキがあるのがわかります。
      しかし、空力的には良いのでしょうけど、普段のメンテナンスや、走りながら自分でキャリバーを調整とかは出来ないですね。
      確か、トレックも使ってましたけど、メカニックから文句が出て止めましたね。

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