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マチュー・ファンデルプールはワールドカップで圧倒的不利なスタートから追走!

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Photo mathieuvdpoel twitter
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チェコ共和国のターボルで行われたワールドカップ第4戦。

マチュー・ファンデルプールはシクロクロス復帰の第4戦となった。マチューがUCIワールドカップシリーズに出場するのは今シーズン初めてのこと。

シクロクロスのシリーズ戦には次の3シリーズがある。

  1. UCIワールドカップ
  2. スーパープレスティージュ
  3. DVVフェルゼクリンゲン・トロヒィー

このUCIワールドカップでは、ランク順位がスタートに大きく影響する。このためマチュー・ファンデルプールは最初から大きなハンディを負ってしまう。

マチュー・ファンデルプールがスタートから不利となった理由とは?

 

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スタート位置の不利

https://www.youtube.com/watch?v=U8CaG3jmBrk

マチュー・ファンデルプールはスタート位置が3列目からのスタートなった。

これは、ワールドカップの順位でトップ24を支持する新しいUCIルールのためだ。3列目からスタートすることになりアドバンテージが得られない。

さすがに、この位置からスタートするとマチュー・ファンデルプールでも前に上がれない。

1周目は15番手辺りを走行することになる。一時は先頭と30秒くらい離れてしまい、もうこれは流石に万事休すかとおもわれたが~。

2周目の終わりになんとか6番手まで上げるが、また30秒以上開いてしまう。

先頭グループにようやくジョイン出来たのは40分過ぎてからだった。

エリ・イーゼルビットとラルス・ファン・デル・ハールと3人となってからも熾烈なレース展開で、何度も先頭が変わる。

まさに、手を汗握るレース展開で、ラストはエリ・イーゼルビットとの一騎打ち。

 

見ていると、マチュー・ファンデルプールは身体は大きいのに、180度ターンの連続でもカーブのスピードが速い。
エリ・イーゼルビットが片足を外して、カーブのスピードに耐えているような場面でも両足のままなんなくクリアー。パワーも凄いがテクニックも素晴らしいのだ。

結局わずかな、隙をついてトップに躍り出たマチュー・ファンデルプールのアタックにエリ・イーゼルビットは屈してしまう。

ターボルは、2011年にジュニアワールドカップで優勝した地であり、2015年に史上最年少のシクロクロスワールドチャンピオンになった場所でもあり、この地でまた印象的な勝利を飾った。

3日前に偉大なる祖父のレイモン・プリドールを亡くしたばかりで、この勝利は祖父に捧げるものでもあったのだ。

これでマチュー・ファンデルプールはシクロクロス復帰4戦連続で優勝を飾ることに。圧倒的不利な状況でも勝ってしまう。

マチュー・ファンデルプールは、どこまで連続勝利を続けていくのだろう?

 

こちらはフル動画。

ストリーミングで生中継を見ている時には、画像が乱れてましたが動画のほうは大丈夫そうですね。

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