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UCIはTeam Visma | Lease a Bikeの新型Giroヘルメットに物申す ネックソックスは禁止

機材情報
UnsplashTommy van Kesselが撮影した写真
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2024 ティレーノ〜アドリアティコの個人タイムトライヤルで登場したGiroの新型ヘルメットのプロトタイプGiro Aerohead 2.0 エアロ TT ヘルメット。

もう話題沸騰という感じで、賛否両論となっている。開発にはワウト・ファンアールトも大きくかかわっており、ワウトもこれかぶらないといけないのと笑ったとか。

 

ただ、早くもUCIはヘルメットのデザインに関して規制しようとしている。大きさとかは、ルールを守っているはずなのに何故か?

 

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タイムトライアル用ヘルメットの設計と使用を管理

 

上記の、Giro Aerohead 2.0 エアロ TT ヘルメットは日の目をみないかもしれない。

UCIの言い分を簡単にまとめると

  • ヘルメットの主な機能よりもパフォーマンスに焦点を当てている
  • 転倒時の着用者の安全の考慮
  • 商用利用可能性の要件を満たしているか
  • 必須ではないコンポーネントの禁止
  • タイムトライアル用ヘルメットの形状とサイズを再検討

 

ヘルメットは、頭を守るためのものであって、エアロを追求したデザインのみに焦点をあててはいけないということだ。

プロトタイプとして、レース前に届け出がされているものは、1年以内に商用としてユーザーが購入できるようにしないといけない。

この際に、安全が確保できないと思われる商品は許可しないという方向になりそうだ。もうダースベイダーのようなヘルメットが見れなくなるのはちょっと残念。

 

UCIから名指しされたヘルメット

 

その他にUCIが名指しで検討するヘルメットには

  • Rudy Project Windgream HL 85 (Bahrain Victorious)
  • Giro Aerohead 2.0 エアロ TT ヘルメット(Team Visma | Lease a Bike)
  • Poc Tempor ヘルメット(EF Education-EasyPostなど)

 

上記はデザインが変わってくると考えてよい。しかし、何でもかんでも規制するのは見る側にとっては面白みがない。まあ、安全はどうなんだと言われるとその通りなんだけど。

 

ネックソックスの禁止

 

UCIは、BORA – hansgroheが使用したネックソックスを禁止にしてしまった。

UCIは、Specializedと協議している。ヘルメットの認証、安全上の注意、公的情報源に関連する文書の調査を含む徹底したプロセスを実施した結果、ネックソックスは「必須ではない」コンポーネントであるとの結論に達した(記事UCI規則の1.3.033)とある。

その結果、TT5 ヘルメットに組み込まれたネックソックスは、2024年4月2日から、UCI 国際カレンダーのイベントでの使用が許可されなくなる。

まあ、これは選手には夏は暑くて不評だったようなので、ライダーは良いかも。

BORA – hansgroheとSoudal – Quick Stepが暑苦しい、ネックソックスで登場することはもうない。

UCIが発表した規制検討に関する全文は以下で。

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