ツール・ド・フランスでは、新しいロードバイクやパーツなどが披露される。
まず、Israel – Premier Techのサイモン・クラークがFactor O2 VAMの新型に乗っている。
また、Lotto-Dstnyのカレブ・ユアンがプロトタイプのRidleyのロードバイクに乗っている。
2023ツール・ド・フランスでは、二人のバイクに注目しておかなくてはいけない。
サイモン・クラークの乗る新型Factor O2 VAM
上記の動画で4つのバイクを詳細に見せてくれている。
- Factor O2 VAM サイモン・クラーク Israel – Premier Tech
- Ridley カレブ・ユアン Lotto-Dstny
- Prototype BMC ベン・オコナー AG2R Citroën Team
- LOOK 795 Blade RS
これまでのFactor O2 VAMは、スローピングだったけれど、ドロップシートステイではなかった。まず、この部分が変わっている。
そして注目すべきは、トップチューブの薄さ。これは10mmないのではないだろうか。さらに、シートチューブは円形からD字型のシートチューブに変わっている。
UCIのシールは、シートチューブにO2 VAMと貼ってあり、プロトタイプのバイクではなく新型だとわかる。
重量は6.925kg。ギリギリでUCIの最低重量を上回るように設定されている。
サイモン・クラークのロードバイクには、新型のBlack Inc ホイールのセットも取り付けられている。
Black Inc は Factor の社内コンポーネントブランド。カーボンスポークが取り付けられており、前輪は28mmの浅いリム、後輪は33mmの深さのリムを備えている。
タイヤは黒塗りされており、これもIsrael-Premier Tech の公式タイヤスポンサーのMaxxisのものと思われる。
カレブ・ユアンがプロトタイプのRidleyに
動画の中で出てきた、昨年カレブ・ユアンが乗っていたRidley Nosh Fastのエアロバイク。
カレブ・ユアンが乗っているプロトタイプは、クリテリウム・デュ・ドーフィネでマキシム・ファンジルスが乗っていたものと同じもののようだ。
フレームは、ドロップシートステイではなく、オーソドックスなフレーム形状。今回、Lotto-Dstnyの残りのメンバーは、Nosh Fastのエアロバイクに乗っている。
今回のカレブ・ユアンが乗るプロトタイプのバイクは、7.5kg。昨年のNosh Fasttが7.8kgなので300g軽量化されている。
レースでは近くで撮影してくれないと詳しくはわからないかもしれないけど、カレブ・ユアンとサイモン・クラークのロードバイクに注目しておきたい。
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