私が見ていたところ、二人のゴールでの勝利は間違いないと思ったのだけど。
Israel – Premier Techのサイモン・クラークとTeam Jayco AlUlaのアレサンドロ・デマルキはゴール手前300mで捕まってしまった。
アレサンドロ・デマルキは、最初に逃げだしたライダーであり、サイモン・クラークは少し遅れて合流。
アレサンドロ・デマルキは159km。サイモン・クラークは145kmを逃げ続けた。更に、二人は残り67kmから二人に。この時の2分25秒差を保ちながらゴールまで逃げ続けた。
勝利に近い走り
Exciting, thrilling, heartbreaking. Here’s the last km of stage 6 of the Giro d’Italia 2023. 🔻
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Struggente, emozionante, esaltante. L’ultimo km della tappa 6 del Giro d’Italia 2023.🔻#Giro #GirodItalia @Expo2030Roma pic.twitter.com/Wc6ZnyDyVY— Giro d’Italia (@giroditalia) May 11, 2023
何度みても、残り800mで200mは集団に差を付けていた。ここから二人で全開でゴールまで走れば勝利出来たと思うのだけど、残り300mで捕まっている。
500mの間に200mの差を埋められたことになるのだけど、これについて二人はどう考えて走っていたのだろうか。
ゴール後に、頭を抱えるサイモン・クラークにアレサンドロ・デマルキが語りかける。
サイモン・クラーク
恐ろしいことだ。こんなに負けたり、ライン際で捕まったりするのは面白くない。
ゴールまで200mよりも、残り10kmで引き戻されたほうが良かった。だが、常に勝つことはできない。そして、試してみなければ決してわからない。明日は明日の風が吹く。
最後の1キロに差し掛かった時点で、勝利を掴むことができたかに見えたが、交代が上手くいってなかったようですが。
最終的には、もう運転しないという決断をしなければならない時が必ず来る。ラインの10メートル手前まで運転してはいけない。
あと10、15秒必要だった。しかし、それがまさにその通りとなった。
現在36歳だが、衰えは見えませんね。
私は懸命に働き続けており、毎年少しずつでも努力している。私は家に座って自分の年齢について考えることはない。正直、今まで以上に頑張っている。そのおかげで、今でも今日のように何かを振ることができる。
2022ツール・ド・フランス第5ステージで、タコ・ファンデルホールンとゴールを勝利をかけて争った再現とはならなかった。
アレサンドロ・デマルキ
私は勝ちたかったので、クラークと勝負しようとした。彼は私より速いんだ。私は交代しなかった。これは、私のキャリアで一度もしたことがないことだ。
つまり、結果が出なかったということだ。
二人共クライマーであり、逃げ屋でもあるのだけど、スプリントではサイモン・クラークのほうが速い。そのためアレサンドロ・デマルキが、勝負にこだわり最後に抜かれたと言うことか。
ただ、これだけ逃げ続けていれば、足が無くなっていたことも確かだろう。ハラハラドキドキさせてくれる、実に惜しいゴールとなった。
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