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2023 ジロ・デ・イタリア第6ステージ 勝利に近かった二人

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UnsplashKarmishth Tandelが撮影した写真
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私が見ていたところ、二人のゴールでの勝利は間違いないと思ったのだけど。

Israel – Premier Techのサイモン・クラークとTeam Jayco AlUlaのアレサンドロ・デマルキはゴール手前300mで捕まってしまった。

アレサンドロ・デマルキは、最初に逃げだしたライダーであり、サイモン・クラークは少し遅れて合流。

アレサンドロ・デマルキは159km。サイモン・クラークは145kmを逃げ続けた。更に、二人は残り67kmから二人に。この時の2分25秒差を保ちながらゴールまで逃げ続けた。

 

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勝利に近い走り

 

何度みても、残り800mで200mは集団に差を付けていた。ここから二人で全開でゴールまで走れば勝利出来たと思うのだけど、残り300mで捕まっている。

500mの間に200mの差を埋められたことになるのだけど、これについて二人はどう考えて走っていたのだろうか。

 

Tiz-cycling ストリーミング スクリーンショット以下同様

ゴール後に、頭を抱えるサイモン・クラークにアレサンドロ・デマルキが語りかける。

 

サイモン・クラーク

 

恐ろしいことだ。こんなに負けたり、ライン際で捕まったりするのは面白くない。

ゴールまで200mよりも、残り10kmで引き戻されたほうが良かった。だが、常に勝つことはできない。そして、試してみなければ決してわからない。明日は明日の風が吹く。

 

最後の1キロに差し掛かった時点で、勝利を掴むことができたかに見えたが、交代が上手くいってなかったようですが。

最終的には、もう運転しないという決断をしなければならない時が必ず来る。ラインの10メートル手前まで運転してはいけない。

あと10、15秒必要だった。しかし、それがまさにその通りとなった。

 

現在36歳だが、衰えは見えませんね。

私は懸命に働き続けており、毎年少しずつでも努力している。私は家に座って自分の年齢について考えることはない。正直、今まで以上に頑張っている。そのおかげで、今でも今日のように何かを振ることができる。

 

2022ツール・ド・フランス第5ステージで、タコ・ファンデルホールンとゴールを勝利をかけて争った再現とはならなかった。

 

アレサンドロ・デマルキ

 

私は勝ちたかったので、クラークと勝負しようとした。彼は私より速いんだ。私は交代しなかった。これは、私のキャリアで一度もしたことがないことだ。

つまり、結果が出なかったということだ。

 

二人共クライマーであり、逃げ屋でもあるのだけど、スプリントではサイモン・クラークのほうが速い。そのためアレサンドロ・デマルキが、勝負にこだわり最後に抜かれたと言うことか。

ただ、これだけ逃げ続けていれば、足が無くなっていたことも確かだろう。ハラハラドキドキさせてくれる、実に惜しいゴールとなった。

 

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