ツール・ド・ルクセンブルクの第5ステージで、あわや大惨事となる事件が発生。
なんと、コース正面からトラックが来て集団の前で停止。
全開で走ってきたライダーはトラックの前で落車してしまう。
大惨事を免れる
— Cycling out of context (@OutOfCycling) September 19, 2020
道幅の半分以上にトラックが停まっていては走りようがない。正面衝突が避けられてよかったが数人のライダーが落車してしまう。
ラスト67kmでの出来事で、集団前方は前が見えるので避けられた。
Another look at that crash at the #SkodaTour. Christ… pic.twitter.com/aZJlo50cOC
— Daniel Ostanek (@LVCKV) September 19, 2020
集団の先頭は、避けて走っただ、後方がクラッシュしている。後ろは前について走るので確認しようがない。
アスタナのエフギニー・ギディッチ(Yevgeniy Gidich)は、しばらくその場で座り込んでしまう。その後、リタイヤしてしまうことに。
ルクセンブルクのレースでは2度目
Noted during live. pic.twitter.com/cuawimNR5n
— La Flamme Rouge (@laflammerouge16) September 15, 2020
ツール・ド・ルクセンブルクでは第1ステージのゴール手前2kmから5kmの間に多くの車が道路脇に並んでいた。
ラスト4.5km地点にはバスも停車してほど。上のツイートの画像でもわかる。
これに不満を抱いたライダーは第2ステージの18km地点でレースをボイコット。コース上には、まだ車が停車しているのが確認された為だ。
プラトンを代表してヤコポ・グアルニエーリ(GUARNIERI Jacopo)Groupama – FDJが主催者に抗議してレースは無効化。
スタートから80kmまでを無効として、ラスト42kmから再びレースを再開した。こんなことがあったばかりなのに、またも安全が脅かされる事態になろうとは。
UCIは何をしている?
クリテリウム・デュ・ドーフィネ第4ステージの下りのダート区間でステフェン・クライスヴァイクが肩を脱臼、エマヌエル・ブッフマンもリタイヤ。
これを受けてUCIは安全問題について改善すると声明を出したばかりだったのに、また同じことが繰り返されている。
ライダーとの安全協議のチャットなども開催したはずだが。結局は、何も変わっていない。もう少しコースの安全性、ゴール前の安全などもチェックして指摘するべきだ。
今回も、コース上にトラックが侵入するとか考えられない。もう少し、真剣に考えたらどうだろうか?
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