2022ブエルタ・ア・エスパーニャで最も活躍が期待されていたスプリンターといえばAlpecin-Deceuninckのティム・メルリエだろう。
だが、フタを開けてみると第2ステージに続いて第3ステージもBORA – hansgroheのサム・ベネットがダニー・ファンポッペルのリードアウトを受けて2連勝。
ティム・メルリエは勝利することなくオランダを後にした。第2ステージでは、500m手前でチームメイトとはぐれゴール前では足がない状態に。
そして、第3ステージでは6位に終わっている。この原因についてティム・メルリエはゴール後に明かしている。
ゴール前にまたも
ゴール前では、チームメイトのライオネル・タミニオーに完璧にリードアウトして貰っている。イン側を回っており最短距離だ。隣は、Team Arkéa Samsicのダニエル・マクレイ。
サム・ベネットは、まだダニー・ファンポッペルに引かれている。
だが、パスカル・アッカーマンが先頭に立つ中、ライオネル・タミニオーの後ろのティム・メルリエは大きく遅れている。
パスカル・アッカーマン、ダニエル・マクレイ、サム・ベネットらはチームのアシストが終わっている段階で、ティム・メルリエは足を残してゴールスプリントに向かうはずだったのだけど。
結局、ティム・メルリエは失意の6位でゴールしている。
このスプリントを達成するために、チームは本当にうまく機能した。 フィニッシュから350m で、ブライアン コカールが私の前にいた。
彼が何をしているのかわからないが、彼を避けるために操縦する必要があった。スプリントを開始したかったが持っていた。
ここで、チェーンが飛んでしまった。
その後、チェーンはすぐに元に戻った。だが、それはあまりにも頻繁に起こるので迷惑だ。
良い場所にいたので残念だ。仕事をしてくれたチームに感謝したい。
来週は 6 日間生き残らなければならない。ハードなサイクリングに集中しなければいけない。そして、暑さに立ち向かうことだ。
それらは 2 つの素晴らしいチャンスだった。他の人の考え方は異なるかもしれないが、私は自分のやりたいように自分のことを行うことができなかった。
ティム・メルリエが遅れた原因はチェーン落ちだった。彼のチェーン落ちの原因について考察してみよう。
チェーン落ちの原因について
ここからは自分の勝手な考えだけど、まず考えられるのはShimanoのコンポの混在だ。ティム・メルリエのバイク写真を探してみてみたけれど、すべてがDura Ace 9200なのかは写真では確認できない。
もし混在しているならば、これまでと同様の問題だろう。ただ、ギアチェンジはしていないと思う。
ティム・メルリエは、2022ジロ・デ・イタリア第5ステージでもチェーン落ちでゴールを逃している。
ここで考えれるのは、マーク・カヴェンディシュと同じ原因ではないかということだ。
カヴの場合にはゴール後にペダリングを止めるからだけど、瞬間的にパワーをかけた場合にチェーンがジャグリングする。
ティム・メルリエの場合にも、瞬間的にチェーンがジャグリングするからかもしれない。ただ、ギアチェンジはしてないだろうし、何故チェーンが何度も落ちるのかは実際にはわからない。
チェーンが落ちたあとに、すぐに元に戻っているのは足を回しているからだろう。ただ、瞬間的にでもチェーンが外れれば遅れるのは当たり前だ。
次のスプリントのチャンスは第11ステージまで待たないといけない。それまでに登りゴールが3回あり、タイムアウトとの戦いとなりそうだ。
コメント