2020ブエルタ・ア・エスパーニャのコース発表は12月17日に行われる。
ツール・ド・フランスで最も厳しい山岳であるトゥールマレー峠が、2020年のスペインのブエルタに登場するかもしれない。
トゥールーズの新聞La Depecheによると、フランスのピレネー山脈の山岳コースは第13ステージに含まれると噂されており、2年連続でフランスを横断することになる。
スタートはオランダ
ブエルタのスタートはオランダで3ステージが行われる予定。アムステルダムの南40kmにあるユトレヒトで、8月14日に23.7kmのチームタイムトライヤルで開幕。
ユトレヒトは、3つのグランドツアーの全てを開催する史上初の都市となる予定だ。
これはブエルタ史上4回目の国外開催であり、オランダで2回目のグランデパールとなる。
オランダで開催されるということで注目されているのは、マチュー・ファンデルプールのブエルタに出場したいという発言だ。
オランダで開催ならば、コレンドンサーカスがワイルドカードで招待される可能性も高くなる。
主催者としては、話題作りのためにもマチュー・ファンデルプールの出場はウエルカムだろう。
2020ブエルタ 第13ステージの予想コース
#LaVuelta2020 possible Stage 13. The shortest route from Huesca to Tourmalet is with Portalet. There are at least 200 Kms from start to finish. pic.twitter.com/FceDLopzC3
— La Flamme Rouge (@laflammerouge16) November 16, 2019
ブエルタのサイクリングルート編集者であるLa Flamme Rougeは、ステージのモックアップをツイッターに投稿してくれた。
スタートは、ウエスカ。200kmを越えるコースで2級山岳のCol du Portaletをこなし、超級山岳のオービスク峠(登坂距離17.4km・平均勾配6.9%)を登ってツェルマットの山頂フニッシュでゴールする。
かなり厳しいコースレイアウトだ。このコースが第2週に登場してくるとなると2020のブエルタも厳しい山岳コースで一杯になりそう。
レースディレクターのJavierGuillénは、2020ブエルタのコースについてコメントしており、純粋なブエルタを期待していると述べている。
純粋なブエルタとは、例年通り最初から厳しいコースがあり、週末には山岳コース。マドリードの前日には厳しいマウンテンステージが開催されることを意味している。
2020のブエルタも厳しい山岳コースの連続で、見る側にとってはメチャクチャ面白いレース展開が期待出来るグランツールとなりそうだ。
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