2023 ダンケルク4日間　第1ステージ　初日のスプリントを制したのはこの男だ!

フランスのステージレース、ダンケルク4日間。4 Jours de Dunkerque / Grand Prix des Hauts de France(2.Pro)

4日間となっているけど、最大8ステージまで増えたこともある。スプリンターとパンチャーのためのレースで、全部で6ステージ行われる。

 

過去の優勝者は

 

第1ステージ   ダンケルク～アブビル   196.6km

 

ダンケルク4日間は、ベルギー国境に近い有名な海岸沿いの町ダンケルクからアブビルまでのステージからスタートする。

ステージの大部分は南方向に伸びている。山岳ポイント 5つ、中間スプリントが3回あり、獲得標高は、1,700m。

決勝は、ソンム川沿いの都市アブビル周辺の42kmのサーキットを走ることになる。集団スプリントは予想通りだ。ラスト3kmはほぼ直線なので王道スプリントが期待できる。

 

1. スプリントポイント　Millam
2. 山岳ポイント　Montagne de Watten　0.9km・6.8%
3. スプリントポイント　Saint-Omer
4. 山岳ポイント　Coyecques 　2km・4.7%
5. 山岳ポイント　Lebiez 　3.9km・1%
6. 山岳ポイント　Dominois　1.2km・4.4%
7. 山岳ポイント　Abbeville
8. スプリントポイント　Drucat 　2km・2.3%

 

注目のライダーは

 

5人の逃げ

5人が逃げている。

ブレント・ファンムール　Soudal – Quick Step COLMAN Alex (Team Flanders – Baloise)

1.  ROBEET Ludovic (Bingoal WB)
2. STEWART Mark (Bolton Equities Black Spoke)
3.  DEBEAUMARCHÉ Nicolas (St Michel – Mavic – Auber93) 

 

逃げは5人

これが総入れ替えに。

1. マティス・ルベール (Team Arkéa Samsic)
2. アレックス・コールマン (Team Flanders – Baloise)
3. GIRARD Damien (Nice Métropole Côte d’Azur)
4. MOLLY Kenny (Van Rysel – Roubaix Lille Métropole)
5. Maël Guégan(CIC U Nantes Atlantique)

 

集団は、Soudal – Quick Step、Lotto Soudal、TotalEnergies、Groupama – FDJなど全チームが引いている。典型的なスプリンターステージだ。

 

オラフ・コーイのいるJumbo-Vismaは、全く先頭には顔を出さない。

 

残り29.6kmで26秒と先頭は迫られる。

 

残り1周

先頭は14秒差でゴールラインを通過。

 

集団は、スピードをコントロールしている。

 

 

 

 

スプリントポイント　Millam

山岳ポイント　Montagne de Watten　0.9km・6.8%

スプリントポイント　Saint-Omer

山岳ポイント　Coyecques 　2km・4.7%

山岳ポイント　Lebiez 　3.9km・1%

山岳ポイント　Dominois　1.2km・4.4%

山岳ポイント　Abbeville

スプリントポイント　Drucat 　2km・2.3%

スプリントポイント前でダッシュ。

 

アレックス・コールマンがトップ通過。

1. アレックス・コールマン (Team Flanders – Baloise)　3ポイント
2. マティス・ルベール (Team Arkéa Samsic)　2ポイント
3. ケニー・モーリー (Van Rysel – Roubaix Lille Métropole)　1ポイント

 

先頭から、Team Arkéa Samsicのマティス・ルベール がアタック!

 

二人が抜け出す。

1. マティス・ルベール (Team Arkéa Samsic)　
2. ケニー・モーリー (Van Rysel – Roubaix Lille Métropole)　

 

二人は一気に後続を突き放す。

 

45秒まで引き離した。Team Arkéa Samsicのマティス・ルベールは、良く逃げる選手だ。今年もリエージュ〜バストーニュ〜リエージュでも逃げていた。

 

集団は41秒差。

 

逃げていたライダーが一人ずつ捕まっていく。

 

残りの3人も捕まる。

 

残り10.9kmで27秒差。

 

残り6.4km。二人は握手して集団に吸収される。

 

マティス・ルベールは、そのままチームの先頭を引く。

 

残り3kmでJumbo-Vismaも先頭に上がってくる。

 

残り2.3kmでLotto-Dstnyが前に。

 

残り2kmでTotalEnergiesが先頭。

 

TotalEnergiesから、Jumbo-Vismaに先頭は変わる。

 

Jumbo-Vismaのアシストが外れて、Soudal – Quick StepとLotto-Dstnyが前に。

 

残り1.2kmでIntermarché – Circus – Wantyが二人先頭に。

 

残り1km。アルノー・デリーは4番手か。

 

ゴール前で、Lotto-Dstnyのリュディガー・ゼーリッヒが先頭に。

 

あっと、ここでLotto-Dstnyのアルノー・デリーが、巻き添えをくらって落車。頭から落ちてしまった。

•  グレブ・シリツァ (Astana Qazaqstan Team)
•  アルノー・デリー (Lotto Dstny)
•  アントニー・テュルジス (TotalEnergies)

 

先頭争いは、左からIntermarché – Circus – Wantyのヘルベン・タイッセン、Cofidisのマキシミリアン・ヴァルシャイド、Team Arkéa Samsicのダニエル・マクレイ、Jumbo-Vismaのオラフ・コーイ。

 

  

ヘルベン・タイッセンは、フェンス際で前に出れない。先頭はマキシミリアン・ヴァルシャイド、ダニエル・マクレイ、オラフ・コーイに。

 

マキシミリアン・ヴァルシャイドとオラフ・コーイの争いだ。

 

3人が並んでいる。

 

後ろから遅れてSoudal – Quick Stepのティム・メルリエがきたが。

 

オラフ・コーイがマキシミリアン・ヴァルシャイドを抑えてスプリント勝利だ!

昨年12勝をあげたコーイは、パリ～ニースでの2勝に合わせて今シーズンの3勝目となった。オラフ・コーイは、来年にはチームを移ることになる。Jumbo-Vismaでは、ツールどころか、グランドツールにも出れない。

このダンケルクではアルノー・デリーとの直接対決が見られると思っていたのだけど、落車でその夢はかなわず。

 

アルノー・デリーは、背中と肩に痛みがあり病院に行っている。

 

リザルト

オラフ・コーイのコメント

すぐにうまくいくのはとてもいいことだ。最後は向かい風で、それを維持するのはとても難しい。タイミングの問題で、左から右へ流れていった。

クラッシュは見えなかったが、音は聞こえた。もちろん、いつも迷惑な話だ。みんなが元気でいることを祈っている。

あのクラッシュのせいで、本当にスプリントするのをできるだけ待ったた。そして、最終的にはなんとかゴールすることができた。勝つのはいつでもうれしいものだ。

目標はこのレースでステージ優勝することだった。すぐに成功したのはとてもうれしい。

GCへの野望はありますか？

直接はない。通常、私はタイムトライアルで時間を失い、最終順位で役割を果たすことができない。

 

第1ステージリザルト

総合

ポイント賞

山岳賞

新人賞