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TOOT engineeringから、世界最速と言う超過激なエアロバイクTHEFALCON 300 RR

機材情報
UnsplashChris Burgettが撮影した写真
この記事は約4分で読めます。

TOOT engineeringが、またも凄いバイクを発表。その名もTHEFALCON 300 RR。

2021年トラック世界選手権でファクンド・レジカを、ポイントレース決勝に導き歴史を築いたバイクも過激だった。このトラックバイクを基にエアロロードバイクに進化させている。

 

TOOT engineeringは、UCIの基準を満たしたハンドルToot Racing Ashaa RR barを作成したブランドだ。

 

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THEFALCON 300 RR

 
 
 
 
 
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FALCON 300 RR は、妥協することなく機械的および空力的利点を継承した、サーキットから直接派生した世界で唯一のロード バイク。

トラックバイクからインスピレーションを受けながらも、その敏捷性、応答性、並外れた快適性により、ロードレースの傑作となっている。

TOOT engineeringは、風洞実験データのグラフを公開。

50km/hの速度でのエネルギー消費量

  • THEFALCON 300 RR 361W
  • Colnago Y1R 391W
  • Cervelo S5  518W
  • Specialized Tarmac SL8  542W

最新のColnago Y1Rと比べても22%も効率が良いという。

CDA値においても、Colnago Y1R、Cervelo S5、Specialized Tarmac SL8などよりも優れた性能を発揮している。

CDA値は

  • THEFALCON 300 RR 0.200
  • Colnago Y1R 0.238
  • Cervelo S5  0.316
  • Specialized Tarmac SL8  0.330

要望があればホワイトペーパーの情報も公開しても良いとまで言い切る自信もある。本当に同じ条件で測定したのならば、凄いことだ。

ちなみに、トラックバイクのBLACKFALCON は、グレンヘンのティソ ベロドロームで行われた独立テストで、0.1868というCdA値を達成している。

CDA値とは

CDA値とは、クルマの空力性能の指標となる値。 空気抵抗係数であるCD値と前方投影面積であるA値を掛け合わせて算出する。

 

 
 
 
 
 
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Falcon 300 RR SC は、Toot Engineering が LSST (Low Stack Small Triangles) ジオメトリと呼ぶ、BMX フレームのエンジニアリング原理にヒントを得たものに基づいて製造されている。

小さな三角形を持つ BMX フレームは、コンパクトな三角形のデザインにより、スプリントや爆発的なパワー伝達に不可欠な特性である剛性と反応性を最大限に高めるように設計されている。

クリス・ホイ、マチルド・グロス、ハリー・ラヴレイセンなど、複数の世界チャンピオンに輝いたスプリンターの多くはBMXの世界出身で、そこで爆発的なスキルを身につけ、力の入力に即座に反応するバイクを好むようになった。

トラックバイクでは大きな成功をおさめており、革新的技術をロードバイクの世界に持ち込んでいる。

  • フレームを車輪の後ろに配置することで前面面積が減少
  • ねじり剛性を高め、爆発的な加速を促進
  • 応答性を最大限に高め、極端な負荷下でも正確なステアリングを保証
  • UCI合法であり、ロードバイクとして登録済み

さあ、このロードバイクがレースで見られる日がくるのだろうか。

コメント

  1. 774 より:

    ボトルケージ一個しか付かないじゃんとか、ハンドルバーを”常識的な幅”にしてフロントディレーラーも付けたらどのくらい数字が悪化するんの?とか、発表はされたもののまだ出回ってないどころかプロも乗っていないY1Rsとどうやって比較したの?とか、つっこみどころが多すぎて…
    ホワイトペーパー見せてもいいぜって言うならぜひとも見せてくださいって感じです

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